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by 幸田 晋

年金改革法案の今国会成立見送りへ 参院選への悪影響を懸念

年金改革法案の今国会成立見送りへ 

参院選への悪影響を懸念


産経新聞 2016.2.7 08:17より一部

 政府は6日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の組織改革や年金給付抑制の強化策などを盛り込んだ年金制度改革関連法案について、今国会での成立を見送る方針を固めた。法案は来月にも国会に提出される予定だが、民主党など野党が株価の乱高下を背景にGPIF改革などへの批判を強めており、今夏の参院選を控え「年金政局」に発展するのを避ける方向に傾いた。

 法案では、GPIFに関し、重要事項の決定を合議制とする組織改革案を盛り込む一方、GPIFによる株式の直接売買の解禁は反対論が根強いことから見送る方針だ。ただ、野党はGPIFが年金積立金の株式運用を高めていること自体を問題視しており、法案審議となれば紛糾は必至。参院選前に株価下落に伴う運用損への国民の不安をあおることにもなりかねない。

 さらに、法案には年金の給付抑制策「マクロ経済スライド」がデフレ時に実施しない仕組みになっている問題について、デフレ時に抑制できなかった年金を翌年度以降の経済状況が好転した時点でまとめて抑制する制度の導入も含まれる。将来世代が受け取る年金を減らし過ぎないようにするための措置だが、その分現在の高齢者の年金が物価・賃金上昇時に大幅に抑制されることになる。
自民党内からは
「選挙前に年金カットの議論をするのは、
野党に格好の攻撃材料を与えるだけだ」(閣僚経験者)
との声が上がっている。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2016-02-08 06:15 | 政治・議会