翁長知事の米国再訪問を叱る
2016年 04月 18日
みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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翁長知事の米国再訪問を叱る
「天木 直人の公式ブログ」 2016年4月17日より転載
きょう4月17日の産経新聞がワシントン発加納宏幸記者の手によるスクープ記事を掲載した。
すなわち、日米関係筋が明らかにしたとして、翁長沖縄県知事が5月14日ー18日の日程でワシントンを再訪問し、米国務省や国防総省の高官に辺野古移設阻止を訴える方向で調整に入ったというのだ。
その記事を見た瞬間、私は喜んだ。
辺野古移設は絶対に阻止しなければならない。
それは沖縄のためであると同時に、日本国民全体のためであるからだ。
辺野古新基地の本当の目的は日本の防衛ではない。
米軍の軍事戦略のためにつくられる巨大な新基地だ。
戦後70年、はじめて日本政府の意思と予算で、在日米軍基地をつくることになる。
そんな事を許せば、日米軍事同盟は未来永劫に固定化され、もはや日本は憲法9条を掲げる平和国家ではなくなる。
もはやどのような安保論争をしても無意味になり、この国の政治から護憲政党が不要になる。
だから辺野古に新基地をつくらせては絶対にいけないのだ。
そして、その決定権を持っているのは安倍政権ではない。
米国政府だ。
その米国政府に影響力を与える米国議会だ。
そしてその米国議会を動かす米国国民である。
翁長知事は、もはや安倍政権を相手にする段階はとっくに通り越した。
翁長知事は、米国本土で、米国を相手に、辺野古阻止反対の明確な意思表示をしなければいけないのである。
だから私は翁長知事の米国再訪問のスクープ記事を知って喜んだ。
ところがである。
その記事を読み進んでいくと、こう書かれている。
「・・・翁長氏は今年10月に開かれる(沖縄県)のイベントへの参加を呼びかけるため5月9日からハワイ、カナダ、米西海岸など訪問。県側は14日からのワシントン訪問で、国務省のラッセル、国防総省のシアー両次官補との面談を希望している。連邦議会議員らとの会談も希望しているが、日程は固まっていない・・・」
なんということだ。
日本の命運を左右するこれほど重要な外交を、イベント参加の外遊のついでに行うというのだ。
しかも安倍政権と通じている米国の対日外交・安保政策の担当官僚と話し合うというのだ。
いつまでこのような時間の無駄遣いを繰り返すつもりだろう。
辺野古移設阻止の交渉は、長丁場の外遊で体力を消耗しながら出来るような生易しいものではない。
その目的の為だけに訪米する覚悟で、心身とも充実して行うべきものだ。
そして、その交渉相手は下っ端官僚や役立たずの米国議員ではない。
いまやオバマ大統領であり、次期大統領候補者たちだ。
大統領選のさなかに乗り込んで、次期大統領に誰がなっても辺野古阻止は認められない、というメッセージを、米国のメディアを巻き込んで米国で明言するのだ。
前回もそうだったが、一体誰が翁長訪米の戦略を立てているのだろう。
翁長知事には対米外交にたけた強力なブレーンが不可欠である(了)
*****
私が安倍首相なら熊本大地震対策に向けた超党派内閣を提案する
「天木 直人の公式ブログ」 2016年4月16日より転載
政治は何のために存在するのか。
あの3・11の時もそうだったが、今度の熊本大地震のように、国民の手ではどうにもならない大災害の時に、国がそのすべてをかけて真っ先に被災者を救う。
政治はそのためにあるに違いない。
そうであれば、いまこそ安倍首相は、野党党首をすべて参加させる時限的、超党派的な、熊本大地震対策のための非常事態内閣の設立を提案すべきだ。
そしてすべての被災民の救済のために、予算と自衛隊員を総動員して対策を講じるべきだ。
衆参同時選挙はないと宣言することはもちろんの事、7月の参院選ですら延期する事を宣言するのだ。
選挙などいつでもできる。
選挙など政治家のためのものでしかない。
私が安倍首相だったらそう言って、時限的な非常事態挙国一致内閣を提案する。
安倍首相にそれが出来るなら、これまでの安倍批判は吹っ飛ぶだろう。
支持率は回復するだろう。
この提案に反対する国民はいないはずだ。
野党は協力せざるを得ないだろう。
これこそが究極の政治決断だ。
私が首相なら、それが政治だ!と叫んで、ためらいなくそう提案する(了)
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
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翁長知事の米国再訪問を叱る
「天木 直人の公式ブログ」 2016年4月17日より転載
きょう4月17日の産経新聞がワシントン発加納宏幸記者の手によるスクープ記事を掲載した。
すなわち、日米関係筋が明らかにしたとして、翁長沖縄県知事が5月14日ー18日の日程でワシントンを再訪問し、米国務省や国防総省の高官に辺野古移設阻止を訴える方向で調整に入ったというのだ。
その記事を見た瞬間、私は喜んだ。
辺野古移設は絶対に阻止しなければならない。
それは沖縄のためであると同時に、日本国民全体のためであるからだ。
辺野古新基地の本当の目的は日本の防衛ではない。
米軍の軍事戦略のためにつくられる巨大な新基地だ。
戦後70年、はじめて日本政府の意思と予算で、在日米軍基地をつくることになる。
そんな事を許せば、日米軍事同盟は未来永劫に固定化され、もはや日本は憲法9条を掲げる平和国家ではなくなる。
もはやどのような安保論争をしても無意味になり、この国の政治から護憲政党が不要になる。
だから辺野古に新基地をつくらせては絶対にいけないのだ。
そして、その決定権を持っているのは安倍政権ではない。
米国政府だ。
その米国政府に影響力を与える米国議会だ。
そしてその米国議会を動かす米国国民である。
翁長知事は、もはや安倍政権を相手にする段階はとっくに通り越した。
翁長知事は、米国本土で、米国を相手に、辺野古阻止反対の明確な意思表示をしなければいけないのである。
だから私は翁長知事の米国再訪問のスクープ記事を知って喜んだ。
ところがである。
その記事を読み進んでいくと、こう書かれている。
「・・・翁長氏は今年10月に開かれる(沖縄県)のイベントへの参加を呼びかけるため5月9日からハワイ、カナダ、米西海岸など訪問。県側は14日からのワシントン訪問で、国務省のラッセル、国防総省のシアー両次官補との面談を希望している。連邦議会議員らとの会談も希望しているが、日程は固まっていない・・・」
なんということだ。
日本の命運を左右するこれほど重要な外交を、イベント参加の外遊のついでに行うというのだ。
しかも安倍政権と通じている米国の対日外交・安保政策の担当官僚と話し合うというのだ。
いつまでこのような時間の無駄遣いを繰り返すつもりだろう。
辺野古移設阻止の交渉は、長丁場の外遊で体力を消耗しながら出来るような生易しいものではない。
その目的の為だけに訪米する覚悟で、心身とも充実して行うべきものだ。
そして、その交渉相手は下っ端官僚や役立たずの米国議員ではない。
いまやオバマ大統領であり、次期大統領候補者たちだ。
大統領選のさなかに乗り込んで、次期大統領に誰がなっても辺野古阻止は認められない、というメッセージを、米国のメディアを巻き込んで米国で明言するのだ。
前回もそうだったが、一体誰が翁長訪米の戦略を立てているのだろう。
翁長知事には対米外交にたけた強力なブレーンが不可欠である(了)
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私が安倍首相なら熊本大地震対策に向けた超党派内閣を提案する
「天木 直人の公式ブログ」 2016年4月16日より転載
政治は何のために存在するのか。
あの3・11の時もそうだったが、今度の熊本大地震のように、国民の手ではどうにもならない大災害の時に、国がそのすべてをかけて真っ先に被災者を救う。
政治はそのためにあるに違いない。
そうであれば、いまこそ安倍首相は、野党党首をすべて参加させる時限的、超党派的な、熊本大地震対策のための非常事態内閣の設立を提案すべきだ。
そしてすべての被災民の救済のために、予算と自衛隊員を総動員して対策を講じるべきだ。
衆参同時選挙はないと宣言することはもちろんの事、7月の参院選ですら延期する事を宣言するのだ。
選挙などいつでもできる。
選挙など政治家のためのものでしかない。
私が安倍首相だったらそう言って、時限的な非常事態挙国一致内閣を提案する。
安倍首相にそれが出来るなら、これまでの安倍批判は吹っ飛ぶだろう。
支持率は回復するだろう。
この提案に反対する国民はいないはずだ。
野党は協力せざるを得ないだろう。
これこそが究極の政治決断だ。
私が首相なら、それが政治だ!と叫んで、ためらいなくそう提案する(了)
by kuroki_kazuya
| 2016-04-18 06:15
| 対米 従属