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by 幸田 晋

「改憲ありき」で現実路線=9条封印、合意形成に軸足-安倍首相

「改憲ありき」で現実路線

=9条封印、合意形成に軸足
-安倍首相


時事通信 2016/07/17-16:01より一部

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071700069&g=pol

 先の参院選の結果、自民党など憲法改正に前向きな勢力が衆参両院で発議に必要な3分の2の議席を占めたことを踏まえ、安倍晋三首相は秋の臨時国会から与野党の合意形成に本腰を入れる。持論の9条改正は封印、幅広い賛同が得られる現実路線に軸足を置く。在任中の改憲実現を目指す首相は、改正の内容よりも実績づくりを優先する「改憲ありき」の姿勢を鮮明にしている。

 「未来のために、どの条文をどう変えるべきか。(衆参の)憲法審査会でまずは真剣に議論していくべきではないか。議論が進み、成熟し、収れんしていくことが期待される」。首相は与党の参院選勝利を受けた11日の記者会見で、改憲への意欲を表明。だが、具体的な項目には言及せず、国会の議論に委ねる考えを示した。

 首相の最大の目標が戦力不保持を規定した9条改正にあることは疑いない。今年5月の憲法記念日、改憲派団体が開いた集会に送ったビデオメッセージで「今の憲法には『自衛隊』という言葉はない。『自衛隊は違憲かもしれない』と思われているままでいいのか」と自説を展開した。

 たたき台とするのが、自民党が2012年にまとめた憲法改正草案だ。9条を見直して自衛隊を「国防軍」と位置付けると明記した。ただ、首相は9条改正は難しいと認め、会見でも「草案がそのまま通るとは考えていない。わが党案をベースにしながら3分の2を(どう)構築していくか」と語り、自民党案にこだわらない姿勢を見せた。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2016-07-19 06:45 | 憲法