スキーにはまっています。


by 幸田 晋

泊再稼働 知事思案の夏 長引く規制委審査

泊再稼働 知事思案の夏 

長引く規制委審査


北海道新聞 08/14 14:03より一部

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0304241.html

 高橋はるみ知事が、4期目の最重要課題である北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働問題に神経をとがらせている。泊原発は、12日に再稼働した四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)と対照的に原子力規制委員会の審査が長引いており、知事自身も地元同意の範囲設定を含め自ら動く気配はない。ただ、原発の一時停止を訴える鹿児島県知事の誕生など、世論の微妙な変化は気にかかっているようだ。

 「泊は原子力規制委の審査中なので、予断を持って何かを申し上げる段階にない。(再稼働の)地元同意の範囲は、国の責任でその後のプロセスも含めて明確に示してほしい」。知事は9日の記者会見でも、従来の見解を述べた。

知事は、
再稼働について表向き、国の動向を見極め、
道議会や周辺自治体の意見を聞く方針を繰り返すのみだ。

しかし
今年7月の鹿児島県知事選で、
九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の一時停止を訴えた
三反園訓氏が初当選した直後には、
4選に失敗した前職の敗因を調べるよう庁内に指示している。

記者会見で「(自らの再稼働の判断に)影響はない」と平静を装ったのとは裏腹だ。

 地元同意の範囲については、泊原発がある泊村など立地4町村だけでなく、さらに広範囲に広げるよう求める声がある。北海道新聞社の今春のアンケートでは、小樽市など後志管内の10市町村の首長が広げるのが適切と答え、札幌市も議論に加わりたい意向を示す。

 その「地元」の範囲をめぐっては最近、ちょっとした駆け引きがあった。札幌市の秋元克広市長が今年に入り、後志管内で行う泊原発の安全対策に関する地域説明会を札幌市内でも開催するよう北電に要請。北電は当初断っていたが、7月に高橋知事も札幌で開くべきだと同調したことで、一転開催を検討する方針となった経緯に関してだ。

 札幌市を後押しした形の知事の発言について、道幹部は「あれは北電への助け舟だ」と別の見方を示す。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2016-08-15 06:58 | 核 原子力