平均風速対応では「屋内退避で被曝」見直し急げ
2016年 10月 07日
「屋内退避で被曝」
見直し急げ
エコノミックニュース 10月6日(木)16時48分配信より一部
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000038-economic-bus_all
原発事故が起こった場合、緊急避難で『屋内退避』する場合、施設の隙間などから放射線が入ってこないようにするため施設内圧力を高めておく必要があるが、政府の与圧基準が『平均風速』を基準にしているため、25年度、26年度に設けられた136施設のうち、約半数の65施設が100パスカル未満で、16施設は20パスカル未満であることが、5日開かれた参院予算委員会での民進党・福山哲郎元内閣官房副長官の質問で明らかになった。
・・・(途中略)
政府側は「平均で秒速2.2メートル。最大風速は5.3メートルだった」と答え、最大瞬間風速値のデータは今持っていないとした。
これに福山議員は
「最大瞬間風速は12.1メートルだった」と指摘し、
「12.1メートルが吹けば、
小さいパスカルだったら、
全部、施設の中を通してしまう」
と避難者が被曝するとし、
平均風速では駄目だと指摘。
実効のある見直しを急ぐよう提案した。