このままでは自衛隊がオスプレイで国民を殺す日がくる
2017年 01月 07日
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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このままでは自衛隊がオスプレイで国民を殺す日がくる
「天木 直人の公式ブログ」 2017年1月6日より転載
あたりまえのように米軍のオスプレイ空中給油訓練がきょう6日再開される。
ひとり沖縄だけが反対し、誰も行動を共にしない。
メディアは米軍から与えられた情報をそのまま垂れ流し、それをメディアが右から左へ垂れ流す。
オスプレイを止められるのは野党共闘しかない。
野党共闘の党首たちは、自分たちの生き残りの選挙協力ばかりに血眼のなるのではなく、いまこそ米国大使館の前に立ち、官邸に押しかけ、街に繰り出してオスプレイ訓練飛行再開阻止に体を張らなければウソだ。
何のために高額の歳費を受け取っているのか。
われわれが得ようとしても得られない政治家の特権を、なぜ無駄にして平気でいられるのか。
腹立たしい思いでいたら、もっと腹立たしニュースを目にした。
きょう1月6日の東京新聞の一面が大きく報じた。
防衛省は5日、陸上自衛隊が2018年度に配備するオスプレイについて、空中給油訓練を開始する方針を明らかにしたと。
このタイミングでこのような発表をするとは、どこまで沖縄や国民をなめているのか。
主権を放棄した日本が米軍の訓練を止められないのはまだわかる。
しかし、日本政府が自らの意思でオスプレイ空中給油訓練を日本上空で行うとはなんたることか。
訓練が必要なら米国でやってこいという話だ。
訓練された米軍パイロットでも事故を起こす空中給油訓練だ。
だだでさえ自衛隊パイロット事故は起きている。
このままいけば必ず自衛隊によるオスプレイ墜落事故は起きる。
国民を守るための自衛隊が国民を殺す日が来るのだ。
政治家は、この機会にオスプレイの導入を白紙に戻す議論を国会で堂々と戦わせるべきである(了)
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トランプ氏の暴言を一蹴して男をあげた豊田章男トヨタ社長
「天木 直人の公式ブログ」 2017年1月6日より転載
NHKの朝のニュースを聞いたばかりだから詳細は不明だが、ついに日本企業が恐れていた事が現実になったようだ。
トランプ次期大統領が名指しで日本企業を批判したらしい。
メキシコで自動車をつくるのは米国の雇用を奪うからけしからん、高関税をかけると。
私が注目したのはトヨタ社長の豊田章男氏がテレビの前で次のようなコメントをしたことだ。
トヨタは撤退しないと。
一度工場を開いて地域の経済に貢献すると決めた以上、変更はできないと。
たしか、そのような事をテレビの前で言って来た。
見上げた発言だ。
次期米国大統領の発言を即座に真っ向から否定したのだ。
対米従属の日本政府に右へ倣えの日本企業の中でも、これまでのトヨタは政府と一体になって、いや、それ以上に、米国に追従して来た。
その好例が小泉首相と奥田碩 元トヨタ社長で経団連会長コンビだった。
その事を考えると、この豊田章男社長の発言は驚くべき発言だ。
そういえば豊田章男社長は経団連会長の職を固辞しているらしい。
安倍首相の言いなりになって、日本企業を政治に従属させた現経団連会長の榊原定征(さだゆき)東レ社長と好対照だ。
豊田章男社長は男を上げることになるのか。
いや、トランプ次期米国大統領の発言の直後に、ここまではっきりと異を唱えた時点で十分に男を上げた。
この章男発言が対米自立に向かって今後の日米関係に大きな変化をもたらす事を私は期待する(了)