外交・安保政策の無知を天下にさらしたトランプ大統領
2017年 02月 14日
みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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外交・安保政策の無知を天下にさらしたトランプ大統領
「天木 直人の公式ブログ」 2017年2月13日より転載
米国の外交・安保政策を少しでも知っている者なら腰を抜かしたに違いない。
北朝鮮が弾道ミサイル実験をした事を受けて急きょ開かれた安倍・トランプ両首脳の共同記者会見のことだ。
北朝鮮の核ミサイル問題は、米国の外交・安全保障政策の最重要問題のひとつだ。
これまではまっさきに米国が世界に向けて自らの意見を表明するのが通例だった。
ところが、今度の北朝鮮のミサイル発射については、トランプ大統領の反応はあまりにも鈍感だ。
記者会見も安部首相に促されていやいや臨んだごとくだ。
そして安倍首相が真っ先にコメントした。
それだけではない。
その後に続いたトランプ大統領のコメントが、「100%日本の立場を支持する」だった。
あり得ない発言だ。
この記者会見は歴史に残る記者会見になるだろう。
なにしろ日本の首相が米国の大統領に対し、外交・安全保障政策で100%従うと言わせたのだ。
これは安倍首相の手柄だ。
永久に日本の外交・安全保障の歴史の中で語り草になるだろう。
米国の大統領をはじめて従わせた首相だと。
しかし、その逆に、トランプ大統領は米国内で、「米国の外交・安全保障政策を貶めた万死に値する大統領」という汚名を残すに違いない。
なにしろ北朝鮮のミサイル発射について米国の立場を一言も語れなかったのだ。
日本の首相に意見を述べさせ、それに100%従うと言うしかなかったのだ。
なぜこんな事が起きたか。
それは側近を交えずにゴルフをしていたからだ。
安倍首相はゴルフをする時でも通訳や官僚たちに守られている。
だからとっさの対応ができる。
ところが、あの時トランプ大統領は文字通り裸だった。
ひとりでは外交・安保について何も出来なかったのだ。
急きょ記者会見を開かねばならない事や、その時、世界に向けて何を語ればいいか、まるでわからなかったのだ。
だから安倍首相が記者会見を先導し、世界にメッセージを送り、そしてトランプ大統領がひとこと相槌を打ったとたんに記者会見が打ち切られたのだ。
質問に答えられないから、世界で最短の記者会見で終わったのだ。
世界の首脳はこの記者会見を決して見逃しはしない。
トランプは外交・安全保障については何も知らない。
側近がいなければ何も判断できないと。
米国の大統領がそう思われてはお終いだ。
一番衝撃を受けたのは米国に違いない。
こんな大統領の下では米国は世界の警察どころか、世界から相手にされないと。
トランプ大統領に対する米国内の怒りと反発は半端ではないだろう。
トランプ大統領は致命的な失敗を犯した(了)
*****
安倍・トランプ密談がいかに危険であるかを示した動かぬ証拠
「天木 直人の公式ブログ」 2017年2月13日より転載
今朝の読売テレビを観て驚いた。
安倍首相がトランプ大統領と二人だけで話し合う事が、いかに危険であるかを見事に証明してくれた画像が流されたのだ。
それは首脳会談の冒頭の光景だ。
写真取りのため、日本人記者がトランプ大統領にこっちを向いてくださいと語った。
日本語のわからないトランプ大統領は安倍首相に、「今何と言ったのか」と問いかけた。
安倍首相は何と言ったか。
「LOOK AT ME」と 答えたのだ。
これを聞いたトランプ大統領は、笑顔で安倍首相の方を見て手を握った。
安倍首相に他意は全くなかったに違いない。
とっさの質問に、正しく英語で答えられなかっただけだ。
正しくは、記者の方に向かって、つまりカメラの方に向かって欲しいと言っていた、と言うべきところを、記者の言葉をそのまま訳したために、私の方に向いてくれ、となったのだ。
トランプ大統領は当然のことながら安倍首相に向かって笑顔を振りまいた。
私が驚いたのは、このような醜態を読売テレビがわざわざ解説付きで教えてくれた事だ。
こんな事は、テレビの画像を見ているだけではまったくわからなかった。
しかし、わざわざ読売テレビは英字のテロップを流し、この言い間違いを解説してみせたのだ。
読売テレビの意図は私にはわからない。
他のテレビ局がこの事をどう放映したかは知らない。
しかし、はっきりした事が一つある。
安倍首相がトランプ大統領と緊密になって二人だけで話し合う事の危険性だ。
カメラの方か、自分の方か、の間違いなら笑って済ますことは出来る。
しかし、それが経済や外交・安保の交渉事なら笑い話では済まない。
安倍首相に国の大事を任せるわけにはいかない。
今度の安倍・トランプ会談については、何を約束させられてきたか、あまりにも不安だ。
その事を教えてくれた早朝の読売テレビのニュースである(了)
*****
安倍首相はサイコパスだと考えればすべてに合点がいく
「天木 直人の公式ブログ」 2017年2月13日より転載
文春新書の「サイコパス」という本が売れているらしい。
著者は脳科学者の中野信子という人だ。
私がその事を知ったのは、発売中の週刊文春の「阿川佐和子のこの人に会いたい」で、中野信子氏が語っていた記事を読んだからだ。
その記事の中で中野氏はこう言っている。
トランプ大統領が誕生したのはサイコパスが働いたからだと。
中野氏によれば、サイコパスとは、特定の脳神経機能、もしくはそれを有する人の事であるという。
その特定の機能とは何か。
それは、ひとことで定義するより、いくつかの共通の機能を羅列した方がわかりやすい。
彼女は言う。
「いわゆる人間らしい感情の部分が普通の人とは違う人」だと。
「この人はいまこういう思いをしているんだろうなという共感力のない人、つまり他人の気持ちを慮れない(おもんばかれない)人」だと。
「自分の利益のために人を利用しても心が痛まない人」だと。
「その場限りですごくいい顔をすることが平気でできる人」だと。
「過去の言動が間違っていた事がわかっても、臆面もなくそれを忘れて正反対の言動を取れる人」だと。
「テレビの世界はサイコパシーの強い人ほど生き残れる。一貫性を無視した言動を平気でとれるからだ」と。
「子供から大人になるにつれてサイコパシーはなくなるが、最近はその年齢が高齢し、30歳ぐらいになってきている」と。
「サイコパスは環境によって差異が生まれる、豊かな環境で育ったものほどその傾向がみられる」と。
その他にも興味深い例示は続くが、もうこれ以上つけ加える必要はないだろう。
中野信子氏はこのサイコパスを紹介してトランプ現象を説明している。
しかし、中野氏が語るサイコパスは、見事に安倍首相を語っていると私には思えてならなかった。
因みに、月刊文藝春秋の最新号にも、やはり中野信子氏のサイコパスに関する、より専門的な寄稿が掲載されている。
週刊文春も月刊文春も、同じ文藝春秋社の出版物だ。
偶然ではないだろう。
まさしく安倍首相の人となりに焦点を合わせているのだ。
それを支える人たちをトランプ現象に重ね合わせているのだ。
サイコパスの世の中は危ういという警鐘に違いない。
安倍暴政に怒る人は安倍首相に罵声を浴びせてはいけない。
そんなことをすれば共謀罪で捕まる。
罵倒するよりも文藝春秋社のようにサイコパスのせいだとすればいいのだ。
これ以上ない高等な安倍批判となる(了)
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
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外交・安保政策の無知を天下にさらしたトランプ大統領
「天木 直人の公式ブログ」 2017年2月13日より転載
米国の外交・安保政策を少しでも知っている者なら腰を抜かしたに違いない。
北朝鮮が弾道ミサイル実験をした事を受けて急きょ開かれた安倍・トランプ両首脳の共同記者会見のことだ。
北朝鮮の核ミサイル問題は、米国の外交・安全保障政策の最重要問題のひとつだ。
これまではまっさきに米国が世界に向けて自らの意見を表明するのが通例だった。
ところが、今度の北朝鮮のミサイル発射については、トランプ大統領の反応はあまりにも鈍感だ。
記者会見も安部首相に促されていやいや臨んだごとくだ。
そして安倍首相が真っ先にコメントした。
それだけではない。
その後に続いたトランプ大統領のコメントが、「100%日本の立場を支持する」だった。
あり得ない発言だ。
この記者会見は歴史に残る記者会見になるだろう。
なにしろ日本の首相が米国の大統領に対し、外交・安全保障政策で100%従うと言わせたのだ。
これは安倍首相の手柄だ。
永久に日本の外交・安全保障の歴史の中で語り草になるだろう。
米国の大統領をはじめて従わせた首相だと。
しかし、その逆に、トランプ大統領は米国内で、「米国の外交・安全保障政策を貶めた万死に値する大統領」という汚名を残すに違いない。
なにしろ北朝鮮のミサイル発射について米国の立場を一言も語れなかったのだ。
日本の首相に意見を述べさせ、それに100%従うと言うしかなかったのだ。
なぜこんな事が起きたか。
それは側近を交えずにゴルフをしていたからだ。
安倍首相はゴルフをする時でも通訳や官僚たちに守られている。
だからとっさの対応ができる。
ところが、あの時トランプ大統領は文字通り裸だった。
ひとりでは外交・安保について何も出来なかったのだ。
急きょ記者会見を開かねばならない事や、その時、世界に向けて何を語ればいいか、まるでわからなかったのだ。
だから安倍首相が記者会見を先導し、世界にメッセージを送り、そしてトランプ大統領がひとこと相槌を打ったとたんに記者会見が打ち切られたのだ。
質問に答えられないから、世界で最短の記者会見で終わったのだ。
世界の首脳はこの記者会見を決して見逃しはしない。
トランプは外交・安全保障については何も知らない。
側近がいなければ何も判断できないと。
米国の大統領がそう思われてはお終いだ。
一番衝撃を受けたのは米国に違いない。
こんな大統領の下では米国は世界の警察どころか、世界から相手にされないと。
トランプ大統領に対する米国内の怒りと反発は半端ではないだろう。
トランプ大統領は致命的な失敗を犯した(了)
*****
安倍・トランプ密談がいかに危険であるかを示した動かぬ証拠
「天木 直人の公式ブログ」 2017年2月13日より転載
今朝の読売テレビを観て驚いた。
安倍首相がトランプ大統領と二人だけで話し合う事が、いかに危険であるかを見事に証明してくれた画像が流されたのだ。
それは首脳会談の冒頭の光景だ。
写真取りのため、日本人記者がトランプ大統領にこっちを向いてくださいと語った。
日本語のわからないトランプ大統領は安倍首相に、「今何と言ったのか」と問いかけた。
安倍首相は何と言ったか。
「LOOK AT ME」と 答えたのだ。
これを聞いたトランプ大統領は、笑顔で安倍首相の方を見て手を握った。
安倍首相に他意は全くなかったに違いない。
とっさの質問に、正しく英語で答えられなかっただけだ。
正しくは、記者の方に向かって、つまりカメラの方に向かって欲しいと言っていた、と言うべきところを、記者の言葉をそのまま訳したために、私の方に向いてくれ、となったのだ。
トランプ大統領は当然のことながら安倍首相に向かって笑顔を振りまいた。
私が驚いたのは、このような醜態を読売テレビがわざわざ解説付きで教えてくれた事だ。
こんな事は、テレビの画像を見ているだけではまったくわからなかった。
しかし、わざわざ読売テレビは英字のテロップを流し、この言い間違いを解説してみせたのだ。
読売テレビの意図は私にはわからない。
他のテレビ局がこの事をどう放映したかは知らない。
しかし、はっきりした事が一つある。
安倍首相がトランプ大統領と緊密になって二人だけで話し合う事の危険性だ。
カメラの方か、自分の方か、の間違いなら笑って済ますことは出来る。
しかし、それが経済や外交・安保の交渉事なら笑い話では済まない。
安倍首相に国の大事を任せるわけにはいかない。
今度の安倍・トランプ会談については、何を約束させられてきたか、あまりにも不安だ。
その事を教えてくれた早朝の読売テレビのニュースである(了)
*****
安倍首相はサイコパスだと考えればすべてに合点がいく
「天木 直人の公式ブログ」 2017年2月13日より転載
文春新書の「サイコパス」という本が売れているらしい。
著者は脳科学者の中野信子という人だ。
私がその事を知ったのは、発売中の週刊文春の「阿川佐和子のこの人に会いたい」で、中野信子氏が語っていた記事を読んだからだ。
その記事の中で中野氏はこう言っている。
トランプ大統領が誕生したのはサイコパスが働いたからだと。
中野氏によれば、サイコパスとは、特定の脳神経機能、もしくはそれを有する人の事であるという。
その特定の機能とは何か。
それは、ひとことで定義するより、いくつかの共通の機能を羅列した方がわかりやすい。
彼女は言う。
「いわゆる人間らしい感情の部分が普通の人とは違う人」だと。
「この人はいまこういう思いをしているんだろうなという共感力のない人、つまり他人の気持ちを慮れない(おもんばかれない)人」だと。
「自分の利益のために人を利用しても心が痛まない人」だと。
「その場限りですごくいい顔をすることが平気でできる人」だと。
「過去の言動が間違っていた事がわかっても、臆面もなくそれを忘れて正反対の言動を取れる人」だと。
「テレビの世界はサイコパシーの強い人ほど生き残れる。一貫性を無視した言動を平気でとれるからだ」と。
「子供から大人になるにつれてサイコパシーはなくなるが、最近はその年齢が高齢し、30歳ぐらいになってきている」と。
「サイコパスは環境によって差異が生まれる、豊かな環境で育ったものほどその傾向がみられる」と。
その他にも興味深い例示は続くが、もうこれ以上つけ加える必要はないだろう。
中野信子氏はこのサイコパスを紹介してトランプ現象を説明している。
しかし、中野氏が語るサイコパスは、見事に安倍首相を語っていると私には思えてならなかった。
因みに、月刊文藝春秋の最新号にも、やはり中野信子氏のサイコパスに関する、より専門的な寄稿が掲載されている。
週刊文春も月刊文春も、同じ文藝春秋社の出版物だ。
偶然ではないだろう。
まさしく安倍首相の人となりに焦点を合わせているのだ。
それを支える人たちをトランプ現象に重ね合わせているのだ。
サイコパスの世の中は危ういという警鐘に違いない。
安倍暴政に怒る人は安倍首相に罵声を浴びせてはいけない。
そんなことをすれば共謀罪で捕まる。
罵倒するよりも文藝春秋社のようにサイコパスのせいだとすればいいのだ。
これ以上ない高等な安倍批判となる(了)
by kuroki_kazuya
| 2017-02-14 06:15
| 日本の今後