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by 幸田 晋

稲田防衛相、組織的隠蔽を容認 陸自にPKO日報、国会で虚偽答弁

稲田防衛相、組織的隠蔽を容認 

陸自にPKO日報、国会で虚偽答弁


東京新聞 2017年7月19日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201707/CK2017071902000124.html

南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の
日報を廃棄したとしながら
陸上自衛隊が保管していた問題で、

稲田朋美防衛相が
二月に行われた防衛省最高幹部による緊急会議で、
保管の事実を非公表とする
との方針を幹部から伝えられ、
了承していたことが分かった。

複数の政府関係者が
十八日、明らかにした。
防衛省・自衛隊の組織的隠蔽(いんぺい)を容認した形になる


 稲田氏はその後の国会で、一連の経緯の報告を受けていないとし「改めるべき隠蔽体質があれば私の責任で改善していきたい」と答弁。国会でも虚偽の説明をしたことになり、防衛相辞任を求める声が強まり、安倍晋三首相も任命責任を問われるのは確実だ。

 稲田氏は十八日、当該の会議で非公表の方針を了承したかどうかの事実関係について、共同通信の取材に「ご指摘のような事実はありません」と書面で回答した。

複数の関係者によると、
緊急会議は二月十五日、防衛省で開かれた。
稲田氏や
事務方トップの黒江哲郎事務次官、豊田硬(かたし)官房長、
岡部俊哉陸上幕僚長、湯浅悟郎陸幕副長らが出席。

情報公開請求に
「廃棄済み」とした日報が
陸自に電子データで残されていたことについて、
事実関係を公表するか対応を協議した


 陸自は一月十七日、岡部幕僚長に保管されていたことを報告し公表の準備を始めたが、会議では、陸自のデータは隊員個人が収集したもので公文書に当たらないなどとした上で、
「事実を公表する必要はない」との方針を決定。
稲田氏は異議を唱えず、了承したという


 三月に入り、報道によって陸自に日報が保管されていた事実が明るみに出た。稲田氏は同月十六日の衆院安全保障委員会で、民進党議員から一連の隠蔽行為の報告を受けていないのか問われ「報告はされなかったということだ」と否定した。

 日報を巡っては、情報公開請求を不開示とした後、昨年十二月に統合幕僚監部で発見。その後、陸自でも見つかったが、一月二十七日に統幕の背広組の防衛官僚が、報告に来た陸上幕僚監部(陸幕)の担当者に「今更陸自にあったとは言えない」と伝達。二月にデータは消去された。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-07-20 06:48 | 権力 暴力装置