スキーにはまっています。


by 幸田 晋

森友疑惑問題は日本の将来を決める天下分け目の戦いである

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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森友疑惑問題は日本の将来を決める天下分け目の戦いである

「天木 直人の公式ブログ」  2017年3月29日より転載

 今度の森友疑惑問題をめぐる与野党の攻防は単なる政局ではない。

 安倍自公政権と野党共闘の政権交代をかけた戦いにとどまらない。

 日本という国を二分する天下分け目の戦いだ。

 大げさに言えば、その行方が、日本の将来、国の形、を決めると言ってもいいぐらいだ。

 今度の森友疑惑問題が国民に教えてくれた事は、日本会議という異様な存在が、安倍首相という政治家を使ってこの国の将来を左右しようとしていたというおぞましい姿だ。

 その異様な日本会議が、森友疑惑問題で内部分裂し、籠池を切り捨てて「正しい日本会議」に姿を変え、この国を支配し続けるのか、それとも、日本会議そのものの影響力を日本の政治から追放できるか、このことが、今度の森友疑惑問題の帰趨で決まる。

 どちらが正しいか。

 もちろん、日本会議の追放とその代理人である安倍首相の政界追放だ。

 国民のための正しい政権による政権交代はもちろん理想だ。

 しかし、それが無い物ねだりであることを、我々は民主党の政権交代の失敗によって知った。

 政権交代劇の不毛さを知った。

 政権交代という名の権力闘争を繰り返すより、とりあえずは安倍なき自民党政権でもいいのだ。

 いま最優先されるべきは、日本会議と安倍政権の排除である。

 このまま安倍政権が続けば、間違いなく日本は世界から孤立していく。

 憲法は捨てられ、軍国主義に逆戻りする。

 そんな日本でいいはずがない。

 森友疑惑問題は、そこまで深刻な問題なのである(了)

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野党が森友疑惑問題で負けられない理由

「天木 直人の公式ブログ」  2017年3月29日より転載

野党が森友疑惑問題で絶対に負けられない理由  ==============================================================  

今度の森友問題で野党が安倍首相を辞任に追い込むことができないな ら、今度こそ野党は終わりだ。  これほどのチャンスはもうないだろう。  これほどの敵失はない。  これほど世論が安倍批判する事件はない。  何よりも、ここで安倍首相の息の根を止めないと、逆襲にあうと思わ なければいけない。  ここで安倍政権を倒せないなら、野党共闘はおろか、野党そのものに 対する世論の支持はさらに離れる。  試されているのは野党の方だ。  そういう危機意識をもって、森友疑惑問題こそ、野党共闘すべきだ。  野党が結束して後半国会に臨まなければいけない。  さらなる証人喚問に応じなければ、国会のすべての審議を止めるほど の覚悟を示すべきだ。  はたして野党にそこまでの危機意識があるのか。  こころもとない限りである(了)

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自衛隊PKOを「建設省」呼ばわりしていた安倍首相

「天木 直人の公式ブログ」  2017年3月29日より転載

 きょう3月29日の毎日新聞が、南スーダン自衛隊PKOの撤収に関する検証記事を書いていた。

 それを読むと、安倍首相が南スーダンから自衛隊を撤収させたがっていた事がわかる。

 その理由はやはり治安の悪化だ。

 そしてその撤収を決定づけたのが、やはりトランプ政権の誕生だ。

 もはやオバマの米国に義理立てする必要はない。

 トランプ政権が発足した1月から、安倍首相は撤収にGOサインを出したと毎日新聞は書いている。

 そこまでは、すでに報じられていたことばかりだ。

 とくに驚くことはない。

 私がその検証記事で驚き、そしてこのメルマガで書かなければいけないと思ったのは、安倍首相が語ったとされる次の言葉だ。

 「南スーダンの建設省じゃないんだから5年もやれば十分じゃないか」

 これは撤収を命じた時の安倍首相の言葉だという。

 これは南スーダンの自衛隊PKOが、本来のPKO活動ではなく、道路建設などのインフラ整備に専念せざるを得なかった事を皮肉った言葉だ。

 つまり憲法9条の範囲内でしか活動できない自衛隊の海外活動を自嘲した言葉だ。

 本来なら軍事活動に従事させ、自衛隊を軍隊にしたいが、それでは憲法9条違反となり非難される。

 おまけに自衛隊員に死傷者がでたら引責辞任は必至だ。

 そのジレンマを自嘲した言葉だ。

 自らの覚悟のなさと事故矛盾を、南スーダンに派遣した自衛隊PKOにぶつけた言葉だ。

 これが安倍首相の積極的平和外交の正体だ。

 自衛隊員は激怒しなければいけない。

 もしこの発言が本当なら、この発言一つで、安倍首相は総辞職ものである(了)

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野党は台湾に関する日中基本合意の開示を求めよ

「天木 直人の公式ブログ」  2017年3月29日より転載

 岸田外相は28日の閣議後の記者会見で語ったらしい。

 赤間二郎総務副大臣が公務で台湾を訪れたことについて、「我が国の台湾に対する基本方針に反するものではない」と。

 私が書いた事に反応したのではないか。

 そう思えるほどのタイミングのよさだ。

 しかし、この発言だけでは何のことかわからない。

 約束を破ったという中国の抗議への反論にもならない。

 野党はこの岸田外相の記者会見の発言を見逃してはいけない。

 すかさず国会で次のように追及すべきだ。

 まず、ここでいう「台湾に対する基本的な方針」とは具体的にどういうものなのか。それを文書で明らかにするよう求めるべきだ。

 そして、同時に、日中間で合意されたと言われる「台湾に関する日中基本合意」の開示を求め、岸田外相が言う「我が国の台湾に対する基本方針」が、「台湾に関する日中基本合意」に沿ったものである事を、岸田外相の口から説明させるべきだ。

 そうすれば王毅外相はすかさず反論して来るだろう。

 そこではじめて、今回の赤間二郎総務副大臣の公務で台湾を訪問した事に関する中国の批判が正しいのか、あるいは間違っているのかを、明らかにしなければいけなくなる。

 おそらく岸田外相は、「台湾に関する日中基本合意」の開示を、相手国もあることだから開示は出来ないと、断るだろう。

 それなら野党は中国政府に要請すればいい。

 中国政府は要請に応じるだろう。

 赤間二郎総務副大臣の台湾訪問は約束違反だと抗議している以上、自らの正しさに自信があれば、日中合意を開示してそれを証明しようとするからだ。

 すべては台湾に関する日中間の基本合意がどのようなものであったかで決まる。

 野党は日中合意の開示を安倍首相・岸田外相に要請すべきだ。

 しかし、野党には、そういう問題意識はないだろう。

 森友疑惑追及でとてもそれどころではないに違いない。

 こうして赤間二郎総務副大臣の公務での訪台という、本来はとても大きな外交問題が、何もなかったかのように忘れられてしまうのである(了)

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by kuroki_kazuya | 2017-03-30 06:05 | 日本の今後