日本は米国の二枚舌外交に翻弄されてはいけない
2017年 08月 20日
みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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日本は
米国の二枚舌外交に
翻弄されてはいけない
「天木 直人の公式ブログ」
2017年8月19日より転載
米軍制服組のトップであるダンフォード統合参謀本部議長が来日し、安倍首相ときのう8月18日会談した。
それを報じるきょう8月19日の各紙の報道は、2プラス2の合意に次いでダンフォード・安倍会談で、日米同盟強化が確認されたと報じている。
しかしダンフォード議長は日本にくる前に中国を訪問し、習近平主席と会っている。
しかも、ダンフォード議長はわざわざ中朝国境地帯を訪問し、宋普選北部戦区司令官と会って、米中軍事協力の重要性を確認している(8月19日日経)
これは何を意味するのか。
北朝鮮問題をめぐる米国の対応は、米朝対話を始めるにせよ、軍事行動に踏み切るにせよ、中国との合意なしには出来ないということだ。
しかもトランプの後ろにはキッシンジャーという中国とのパイプ役が健在だ。
日本は米国の二枚舌外交を忘れるなということだ。
使い物にならない
迎撃ミサイルシステムを
次々と買わされるのが日米同盟強化の実態なら、
そしてその通りに違いないが、国民は浮かばれない。
メディアもそれを知らないはずはないだろう。
知っているなら国民に知らせるべきである
(了)
*****
日米同盟の顔として君臨することになるハガティ米国新駐日大使
「天木 直人の公式ブログ」 2017年8月19日より転載
ついにウィリアム・ハガティ米国新駐日大使が8月17日成田空港に到着した。
私が驚いたのは、その翌日18日に安倍首相を表敬しているところだ。
安倍首相はそのために夏休みを短縮してわざわざ官邸に戻っている。
外交慣例としては、外国の新任大使は天皇陛下に信任状を渡してはじめて公式活動を行う事になっている。
着任した翌日に首相と会談するのは米国大使だけだ。
しかもこれは信任状提出前によくある儀礼的な訪問ではない。
安倍首相と会談した直後に、米軍のトップであるダンフォード統合参謀本部議長と安倍首相の会談に立い、日米同盟強化を確認している。
おりから北朝鮮危機をめぐってワシントンで2プラス2が開かれ、米国と一緒になって中朝に圧力をかけることで合意したばかりだ。
見ているがいい。
ハガティ大使の任期中に日米同盟は、後戻りできないほど進むに違いない。
ハガティ大使は、着任したその日から離任のその日まで、日米同盟の顔として日本に君臨することとなる。
迷走するトランプ大統領に代わって、厳しい命令をどんどんと発する事になる。
北朝鮮の危機が終れば次は経済問題だ。
日本の譲歩は待ったなしである。
お人形さんのようなケネディ大使の時代がなつかしく思えてくるだろう。
そんなハガティ大使の攻勢から日本を守ることのできる政治家はただの一人もいない。
いまこそ新党憲法9条が必要な時である(了)
*****
若狭氏には新党憲法9条と共闘できる国民政党を目指して欲しい
「天木 直人の公式ブログ」 2017年8月19日より転載
きょうの読売新聞に、大げさに言えば、これからの日本の政治を左右すると言ってもいいぐらいの、極めて重要なスクープ記事を見つけた。
それは、若狭勝衆院議員が、みずから設立した政治塾の希望者に向けて、憲法や外交・安保政策、歴史認識など、50問の選抜テストを行っている、という記事だ。
私が注目したのは、50の質問の中で、憲法9条に関わる設問が最も多く、9条改正などの必要性について繰り返しチェックし、自民党の憲法改正案や安倍首相の主張も取り上げていると書かれているところだ。
それだけではない。
閣僚による靖国参拝や、慰安婦問題に関する日韓合意について賛否を確認していると書かれているところだ。
読売新聞はこれを次のように解釈して書いている。
「・・・保守的な政治思想の持ち主で、改憲に前向きな人物を集めようとしているとみられる。若狭氏は『保守対リベラル』などの路線対立が続く民進党について、『党がバラバラなのは、結党時点で考え方が絞り込まれていなかったからだ』として、『反面教師』にしたことを周囲に明かしている・・・」
民進党を反面教師にしたところはその通りである。
しかし、改憲に前向きな人物を集めようとしていると書いている読売は、根本的に若狭氏を読み誤っている。
若狭氏は、まさしく新党憲法9条が唱えている、「保守による反安倍政治の実現」を目指しているのだ。
問題は、野田数という、若狭勝氏と真逆の人物をいまでも重用する小池百合子が、最終的にどう判断するかだ。
私は、小池百合子が、「国政はすべて若狭氏に任せる」と述べた言葉に注目している。
最後まで若狭氏に新党づくりを委ね、それを小池新党として国政に進出する覚悟が小池百合子にあるのなら、小池新党は成功し、政権を取れるだろう。
その新党と新党憲法9条は共闘できる。
若狭氏には、新党憲法9条と共闘できる国民政党を目指して欲しいと、エールを送りたい(了)
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是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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日本は
米国の二枚舌外交に
翻弄されてはいけない
「天木 直人の公式ブログ」
2017年8月19日より転載
米軍制服組のトップであるダンフォード統合参謀本部議長が来日し、安倍首相ときのう8月18日会談した。
それを報じるきょう8月19日の各紙の報道は、2プラス2の合意に次いでダンフォード・安倍会談で、日米同盟強化が確認されたと報じている。
しかしダンフォード議長は日本にくる前に中国を訪問し、習近平主席と会っている。
しかも、ダンフォード議長はわざわざ中朝国境地帯を訪問し、宋普選北部戦区司令官と会って、米中軍事協力の重要性を確認している(8月19日日経)
これは何を意味するのか。
北朝鮮問題をめぐる米国の対応は、米朝対話を始めるにせよ、軍事行動に踏み切るにせよ、中国との合意なしには出来ないということだ。
しかもトランプの後ろにはキッシンジャーという中国とのパイプ役が健在だ。
日本は米国の二枚舌外交を忘れるなということだ。
使い物にならない
迎撃ミサイルシステムを
次々と買わされるのが日米同盟強化の実態なら、
そしてその通りに違いないが、国民は浮かばれない。
メディアもそれを知らないはずはないだろう。
知っているなら国民に知らせるべきである
(了)
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日米同盟の顔として君臨することになるハガティ米国新駐日大使
「天木 直人の公式ブログ」 2017年8月19日より転載
ついにウィリアム・ハガティ米国新駐日大使が8月17日成田空港に到着した。
私が驚いたのは、その翌日18日に安倍首相を表敬しているところだ。
安倍首相はそのために夏休みを短縮してわざわざ官邸に戻っている。
外交慣例としては、外国の新任大使は天皇陛下に信任状を渡してはじめて公式活動を行う事になっている。
着任した翌日に首相と会談するのは米国大使だけだ。
しかもこれは信任状提出前によくある儀礼的な訪問ではない。
安倍首相と会談した直後に、米軍のトップであるダンフォード統合参謀本部議長と安倍首相の会談に立い、日米同盟強化を確認している。
おりから北朝鮮危機をめぐってワシントンで2プラス2が開かれ、米国と一緒になって中朝に圧力をかけることで合意したばかりだ。
見ているがいい。
ハガティ大使の任期中に日米同盟は、後戻りできないほど進むに違いない。
ハガティ大使は、着任したその日から離任のその日まで、日米同盟の顔として日本に君臨することとなる。
迷走するトランプ大統領に代わって、厳しい命令をどんどんと発する事になる。
北朝鮮の危機が終れば次は経済問題だ。
日本の譲歩は待ったなしである。
お人形さんのようなケネディ大使の時代がなつかしく思えてくるだろう。
そんなハガティ大使の攻勢から日本を守ることのできる政治家はただの一人もいない。
いまこそ新党憲法9条が必要な時である(了)
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若狭氏には新党憲法9条と共闘できる国民政党を目指して欲しい
「天木 直人の公式ブログ」 2017年8月19日より転載
きょうの読売新聞に、大げさに言えば、これからの日本の政治を左右すると言ってもいいぐらいの、極めて重要なスクープ記事を見つけた。
それは、若狭勝衆院議員が、みずから設立した政治塾の希望者に向けて、憲法や外交・安保政策、歴史認識など、50問の選抜テストを行っている、という記事だ。
私が注目したのは、50の質問の中で、憲法9条に関わる設問が最も多く、9条改正などの必要性について繰り返しチェックし、自民党の憲法改正案や安倍首相の主張も取り上げていると書かれているところだ。
それだけではない。
閣僚による靖国参拝や、慰安婦問題に関する日韓合意について賛否を確認していると書かれているところだ。
読売新聞はこれを次のように解釈して書いている。
「・・・保守的な政治思想の持ち主で、改憲に前向きな人物を集めようとしているとみられる。若狭氏は『保守対リベラル』などの路線対立が続く民進党について、『党がバラバラなのは、結党時点で考え方が絞り込まれていなかったからだ』として、『反面教師』にしたことを周囲に明かしている・・・」
民進党を反面教師にしたところはその通りである。
しかし、改憲に前向きな人物を集めようとしていると書いている読売は、根本的に若狭氏を読み誤っている。
若狭氏は、まさしく新党憲法9条が唱えている、「保守による反安倍政治の実現」を目指しているのだ。
問題は、野田数という、若狭勝氏と真逆の人物をいまでも重用する小池百合子が、最終的にどう判断するかだ。
私は、小池百合子が、「国政はすべて若狭氏に任せる」と述べた言葉に注目している。
最後まで若狭氏に新党づくりを委ね、それを小池新党として国政に進出する覚悟が小池百合子にあるのなら、小池新党は成功し、政権を取れるだろう。
その新党と新党憲法9条は共闘できる。
若狭氏には、新党憲法9条と共闘できる国民政党を目指して欲しいと、エールを送りたい(了)
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by kuroki_kazuya
| 2017-08-20 06:05
| 日本の今後