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by 幸田 晋

都議会政活費8.2億円 自民、6割が新年会

都議会政活費8.2億円 

自民、6割が新年会


東京新聞 2017年8月30日 夕刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/CK2017083002000250.html

 東京都議会は三十日、二〇一六年度分の政務活動費(政活費)を公開した。交付総額九億百八十万円のうち、使われたのは92%に当たる八億二千八百七十三万円。
地元業界団体との会合などの「会費」は
千二百十万円で
八割以上を最大会派だった自民党系が使い、
うち六割は一~二月の新年会に集中していた


 年度途中で自民を離れ、小池百合子知事が事実上率いる都民ファーストの会(都民ファ)の会派に移った議員も支出していた。都民ファは都議選で政活費の飲食への支出禁止を掲げて大勝しており、今後は議会全体で見直される可能性がある。

・・・(途中略)

 飲食を伴う会費支出は公明党が「都民の誤解を生む」と一六年九月から禁止し、民進と共産も認めていない。このため一六年度の会費支出は一五年度(解散会派は除く)の約二千六百万円より半分以下に減った。会派別では公明が百三十六万円、「東京・生活者ネットワーク」八万円、都民ファ約五千円など。

 返還された剰余金は七千三百六万円で一五年度より三千四十二万円増えた。
一六年度は
一人当たり全国最多の
月六十万円が交付されたが、
都議会は今年二月に条例を改正。
一七年度から五十万円に減額された


◆スマホ購入、タクシー帰りも

 スマートフォン購入や忘年会からのタクシー帰宅…。都議会が公表した二〇一六年度の政活費は「政治とカネ」批判を意識して全体的に「会費」が減るなどしたものの、疑問符が付くような支出も散見された。人件費の領収書はこれまで同様、金額や支払先が黒塗りで、専門家は「支払先は公開するなど、透明性を高めるべきだ」と指摘している。

 政務活動に必要な「事務費」としてパソコンや周辺機器を購入した議員は多く、自民の現職都議は約十万円のiPhone(アイフォーン)6sの半額を計上していた。

 自民前都議は昨年十二月、保育関連の団体の忘年会に意見交換のため参加し、会費として一万円と、東京・新宿の高級ホテルから自宅までの帰りのタクシー代約五千円を支出した。

支出内訳では
「広報紙(誌)発行費」と
「人件費」が
いずれも三億円超と目立って多い。

人件費の領収書は
「個人が特定される恐れがある」との理由で
金額と支払先は黒塗りで、第三者が確認できない状態だ


 一方、民進系の前都議は「政務調査としての動画撮影・編集」として毎月約三十万円を計上。都議会局は「見積書などもチェックしており、問題ない」としているが、動画投稿サイトのユーチューブに掲載された動画のほとんどは再生回数が十数回にとどまっている。

 情報公開を「一丁目一番地」に掲げる都民ファーストの会が都議選後は最大会派となり、議会は変わるのか。八月には議会改革検討委員会が設置され、検討課題の一つに政活費の使い方を挙げている。
一七年度分以降は、
インターネットで閲覧できるようにする
ことも既に決まっている


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-08-31 06:33 | オンブズマン