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by 幸田 晋

田母神俊雄氏「決断すれば日本の核保有までの時間は1年間」

田母神俊雄氏

「決断すれば
日本の核保有までの時間は
1年間」


NEWS ポストセブン 9/13(水) 7:00配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170913-00000004-pseven-soci

 北朝鮮による核の脅威が増す中、これまで日本では“タブー視”されてきた議論が米国で噴出している。「日本核武装論」である。米政策研究機関『ブルッキングス研究所』の研究員が、さまざまなメディアで「北朝鮮が核放棄する見通しがない今、日韓の核武装を容認すべき」と主張するなど、あちこちから「日本の核武装論」が出てきているのだ。

 では、そもそも日本はあくまで製造能力だけで考えた場合、核兵器を持つことはできるのか。

日本には、
原子力発電所の運用に伴う
余剰プルトニウムが約48トンあるとされる。
これは核兵器の原材料となり、
長崎に落ちた原爆と同等級のものが
約6000発も製造できる量だという。
元航空幕僚長の田母神俊雄氏が語る


「日本が持つのは原子炉級プルトニウムであり、そのままでは核兵器になりません。核濃縮で純度93%以上に高めて兵器級プルトニウムにする必要があります。
原発を持つ我が国は、
この濃縮技術を保有しています。
核濃縮のためにはその専用施設が必要ですが、
この施設を造るのに期間は10か月程度。
費用は数十億~数百億円程度で建設できます。
施設ができれば濃縮は短時間で可能。
日本政府が決断をすれば
核兵器保有までの時間は1年間と言ってよいでしょう」


 ただし日本が核武装するということは、在日米軍に頼らず日本独自の防衛力を整備することを意味する。そこで考えなければならないのはコストだ。田母神氏が続ける。

「私は防衛費の積算などに携わった複数の自衛隊OBとともに費用を試算したことがあります。
核弾頭とそれを装着するミサイル、
空母や潜水艦など
核武装に必要な費用は
単年度あたり約1.5兆円の防衛費の増額で
可能との結果が出ました。
7年前の試算ですが、
今も大きな変化はないと考えます」


 一般に核武装費用の9割を占めるのは核を搭載するミサイルなどに掛かる開発・製造費だ。核は地上発射型のICBMや爆撃機などから発射する爆弾・ミサイル、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)などに搭載する必要がある。

 田母神氏によれば、燃料補給が不要で長期の潜航が可能な原子力潜水艦に核搭載ミサイルを積むことが理想だという。軍事衛星などに見つからず隠密に攻撃ができるからだ。

「訓練用なども含め
4隻の原子力潜水艦を保有することが必要になる。
日本は現在、原子力潜水艦を保有していないので
一から建造することになります。
核ミサイルを搭載した
戦略型原子力潜水艦4隻と
護衛の攻撃型原子力潜水艦4隻。
さらに空母3隻と
艦載機の開発・維持費に
年間1.5兆円がかかる計算です」


 現在、日本の周辺を守っている米国の装備に辿り着くまでには約10年かかるという。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-09-14 06:25 | 軍事