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by 幸田 晋

<大飯原発2基廃炉へ>関電、採算合わず 安全対策費膨らみ

<大飯原発2基廃炉へ>

関電、採算合わず 

安全対策費膨らみ


毎日新聞 10/17(火) 20:39配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000092-mai-bus_all

 関西電力が2019年に40年の運転期限を迎える大飯原子力発電所1、2号機(福井県おおい町)を廃炉にする方針を固めたことが17日、分かった。東京電力福島第1原発事故後、福島原発を除き出力100万キロワット超の商用原発の廃炉は初めて。
福島原発事故に伴う原発規制の強化で、
安全対策コストが膨らんだ結果、
発電効率がよいとされる大型原発でも
採算が見込めないケースが
出てきたことになる


 大飯1、2号機の出力はともに117.5万キロワットで、いずれも19年に40年の運転期限を迎える。原子力規制委員会の認可を受ければ最長20年の運転延長が可能で、1号機は来年3月に運転延長の申請期限を迎えるが、申請条件となる老朽化などの点検作業には数カ月かかるため、関電は運転延長か廃炉かの判断を迫られていた。

 関電は福島原発事故前、電力供給の5割近くを原発に依存。16年4月の電力小売り自由化で、新規参入の電力会社に顧客を奪われるなか、福島原発事故後に停止していた大飯1、2号機を含む9基の原発を順次再稼働させることで反転攻勢をかける考えだった。

 しかし、原発の規制基準が強化されたことで、再稼働には地震や津波対策などに多額の負担が必要となった。特に大飯1、2号機は原子炉格納容器が狭く入り組んだ、他の原発とは異なる特殊な構造で補強工事が難しく、周辺に活断層があるため耐震工事費用も膨らむことが見込まれていたため、関電は廃炉判断に傾いたとみられる。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-10-18 06:58 | 核 原子力