急速に進む日本の軍事大国化と沈黙する日本
2017年 12月 27日
みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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急速に進む日本の軍事大国化と沈黙する日本
「天木 直人の公式ブログ」 2017年12月26日より転載
ついに自衛隊が空母を持つようになる。
そのことを読売新聞がきのうときょうの二日にかけて一面トップで堂々と報じた。
政府は、海上自衛隊最大級の護衛艦「いずも」を、戦闘機の離着陸が可能になる空母に改修する方向で検討に入ったというのだ。
もともと「護衛艦」という呼称にごまかされてきたが、その実態は空母に準ずるものだった。
それを、文字通り空母に格上げするというのだ。
ご丁寧に、これに合わせて、短距離で離着陸できるF35B戦闘機の導入まで行うという。
なぜ空母の保有が問題なのか。
それは軍事基地を海洋に拡大することになるからだ。
もちろん敵地攻撃できるようになる。
憲法9条など、無きにひとしい日本の軍事大国化である。
一昔前の国会の安保論争では大問題になる、戦後の日本の安保政策の大転換だ。
それにもかかわらず護憲政党は沈黙したままだ。
思うに、護憲政党は、護憲を唱えるあまり、軍事装備の議論を軽視してきたのではないか。
そのツケが、安倍暴政の下で一気に回って来たのではないか。
おりから日本は米国以外の国々と、次々と外務・防衛相会合(2プラス2)を増やしつつある。
憲法9条との兼ね合いで米国とだけに許された同盟関係を、準同盟国などという曖昧な言葉で、当たり前のように豪州などの他国へ増やそうとしている。
このままいけば日本は当たりまえのように軍事大国になる。
安倍政権下で進む暴政の中でも、軍事大国化の日本ほど深刻なものはない。
しかし、この事を指摘する声は、政治はもとより、メディアからも有識者からも、出て来ない。
これこそが、安倍政治5年間の最大の問題であると私は思っている(了)
*****
小川栄太郎の「虚報」批判を訴えた朝日新聞を応援する
「天木 直人の公式ブログ」 2017年12月26日より転載
小川栄太郎という文芸評論家なるものが、朝日新聞の森友・加計報道を「虚報」であると叫んでいる。
ついに「徹底検証『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」(飛鳥新社)という本を出版した。
トランプの登場により、気にくわないことなら何でもフェイクだと言えばいいと考えるのは大間違いだ。
あれはトランプだから許されるのだ。
ふつうの者が言えば笑いものになる。
さすがに、たまりかねて朝日新聞は小川栄太郎と出版元を相手に訴訟を起こした。
その事をきょう12月26日の朝日と産経が報じた。
小川栄太郎は「正論」おかかえの評論家であり、「正論」は産経の出版物であるからだ。
これは朝日と産経の代理戦争である。
私は朝日新聞を断然応援する。
この戦いは、朝日の記述のほうが客観的に正しく、小川栄太郎氏の「虚報」批判はまったく根拠がない。
なによりも、森友・加計疑惑は、いまや8割の国民が疑い、安倍夫妻を腹立たしく見ている。
いくら安倍首相を忖度する司法でも、この訴訟だけは朝日を勝たせるほかはない。
なぜなら、司法は安倍夫妻を守ることで精一杯だ。
この上、産経まで守ろうとすれば、司法に対する信頼は地に落ち、安倍夫妻まで守れなくなる。
好き嫌いは別として、何としてでも朝日を勝たせなければいけないのだ。
安倍首相が敵視している朝日新聞なら、いまなら喧嘩を売っても勝てると考えたとすれば小川栄太郎や産経は大きな誤算をした。
この忙しい時だ。
司法はさっさと判決を下すべきである(了)
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急速に進む日本の軍事大国化と沈黙する日本
「天木 直人の公式ブログ」 2017年12月26日より転載
ついに自衛隊が空母を持つようになる。
そのことを読売新聞がきのうときょうの二日にかけて一面トップで堂々と報じた。
政府は、海上自衛隊最大級の護衛艦「いずも」を、戦闘機の離着陸が可能になる空母に改修する方向で検討に入ったというのだ。
もともと「護衛艦」という呼称にごまかされてきたが、その実態は空母に準ずるものだった。
それを、文字通り空母に格上げするというのだ。
ご丁寧に、これに合わせて、短距離で離着陸できるF35B戦闘機の導入まで行うという。
なぜ空母の保有が問題なのか。
それは軍事基地を海洋に拡大することになるからだ。
もちろん敵地攻撃できるようになる。
憲法9条など、無きにひとしい日本の軍事大国化である。
一昔前の国会の安保論争では大問題になる、戦後の日本の安保政策の大転換だ。
それにもかかわらず護憲政党は沈黙したままだ。
思うに、護憲政党は、護憲を唱えるあまり、軍事装備の議論を軽視してきたのではないか。
そのツケが、安倍暴政の下で一気に回って来たのではないか。
おりから日本は米国以外の国々と、次々と外務・防衛相会合(2プラス2)を増やしつつある。
憲法9条との兼ね合いで米国とだけに許された同盟関係を、準同盟国などという曖昧な言葉で、当たり前のように豪州などの他国へ増やそうとしている。
このままいけば日本は当たりまえのように軍事大国になる。
安倍政権下で進む暴政の中でも、軍事大国化の日本ほど深刻なものはない。
しかし、この事を指摘する声は、政治はもとより、メディアからも有識者からも、出て来ない。
これこそが、安倍政治5年間の最大の問題であると私は思っている(了)
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小川栄太郎の「虚報」批判を訴えた朝日新聞を応援する
「天木 直人の公式ブログ」 2017年12月26日より転載
小川栄太郎という文芸評論家なるものが、朝日新聞の森友・加計報道を「虚報」であると叫んでいる。
ついに「徹底検証『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」(飛鳥新社)という本を出版した。
トランプの登場により、気にくわないことなら何でもフェイクだと言えばいいと考えるのは大間違いだ。
あれはトランプだから許されるのだ。
ふつうの者が言えば笑いものになる。
さすがに、たまりかねて朝日新聞は小川栄太郎と出版元を相手に訴訟を起こした。
その事をきょう12月26日の朝日と産経が報じた。
小川栄太郎は「正論」おかかえの評論家であり、「正論」は産経の出版物であるからだ。
これは朝日と産経の代理戦争である。
私は朝日新聞を断然応援する。
この戦いは、朝日の記述のほうが客観的に正しく、小川栄太郎氏の「虚報」批判はまったく根拠がない。
なによりも、森友・加計疑惑は、いまや8割の国民が疑い、安倍夫妻を腹立たしく見ている。
いくら安倍首相を忖度する司法でも、この訴訟だけは朝日を勝たせるほかはない。
なぜなら、司法は安倍夫妻を守ることで精一杯だ。
この上、産経まで守ろうとすれば、司法に対する信頼は地に落ち、安倍夫妻まで守れなくなる。
好き嫌いは別として、何としてでも朝日を勝たせなければいけないのだ。
安倍首相が敵視している朝日新聞なら、いまなら喧嘩を売っても勝てると考えたとすれば小川栄太郎や産経は大きな誤算をした。
この忙しい時だ。
司法はさっさと判決を下すべきである(了)
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by kuroki_kazuya
| 2017-12-27 06:05
| 日本の今後