スキーにはまっています。


by 幸田 晋

安倍内閣支持率回復に寄与した金正恩と民進党

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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安倍内閣支持率回復に寄与した金正恩と民進党

「天木 直人の公式ブログ」  2017年4月17日より転載

 きょう4月17日の読売新聞が、北朝鮮が危機的状況になった後の世論調査をいち早く発表した。

 それによると、森友疑惑で急落した支持率が急回復して60%まで回復したという。

 後に続く各紙の世論調査も、ばらつきはあっても、同様の傾向を見せるに違いない。

 「有事が政権支持率を上げる」という古今東西の鉄則通りだ。

 このように、安倍内閣に対する高い支持率が発表されるたびに、反安倍政権側に立つものからは決まって二つの事が批判交じりに指摘される。

 すなわち「世論調査はねつ造されている」とうものと、「世論は未熟だ」というものだ。

 このうち「世論調査はねつ造だ」とする意見には私は与しない。

 なぜなら、たとえそうであっても権力者がそれを認めることはあり得ないからだ。

 立証できないことをいくら言って見ても、一笑にふされるからだ。

 しかし、「世論が未熟である」という批判には、今度ばかりは私も賛同せざるを得ない。

 なにしろ森友疑惑への関与を否定する安倍首相や昭恵夫人に納得できないとする世論が82%もあるというのに、同じ世論が安倍内閣支持率を60%にまで回復させているのである。

 52%もの世論が安倍内閣のもとで景気が良くなると思わないのに、安倍内閣支持率が60%もあるのである。

 支離滅裂だ。

 しかし、この読売新聞の世論調査結果で、一つだけ納得できる事がある。

 それは民進党の支持率が7%から6%に下がった事だ。

 ここまで安倍首相に馬鹿にされても国会審議拒否を貫けず、小池新党にすりよって離党者続出の民進党だ。

 支持率を下げないはずがない。

 こう考えていくと、上がるはずのない安倍内閣の支持率を上げたのは、有事を煽る金正恩と、自滅する蓮舫・野田の民進党という事になる。

 腹立たしい限りだ。

 いずれも不要な存在である(了)

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北のミサイルからどう身を守ると真顔で書く産経新聞

「天木 直人の公式ブログ」  2017年4月17日より転載

 少し前、北朝鮮が核搭載ミサイル実験に成功したと騒がれた時、政府が避難訓練を行ったというニュースがあった。

 てっきりミサイル実験が失敗した時の落下物から避難する訓練かと思っていたら、ミサイル攻撃からの訓練だった。

 そのような訓練をして何の役に立つというのか。

 そう思ってそのニュースを聞き流したものだ。

 ところがきょう4月17日の産経新聞を見て驚いた。

 北ミサイルが発射されたら、地下街へ避難せよ、地面に伏せよ、などと真顔で書いている。

 ミサイルが日本に撃ち込まれたらお終いであることは子供でも分かる。

 そんな事を書くよりも、何があっても北朝鮮に日本に向けてミサイルを発射させないように外交努力に全力をつくせと書くべきだ。

 いたずらに北のミサイル危機を煽る産経新聞もまた度し難い平和ボケだ。

 安倍首相の延命に手を貸す御用新聞である(了)

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支持率回復の為に危機を煽っている安倍首相なら許せない

「天木 直人の公式ブログ」  2017年4月17日より転載

 トランプと言えども、シリアを攻撃したようには簡単に北朝鮮を攻撃できない。

 なぜなら北朝鮮はシリアと違って反撃する能力と意思を持っているからだ。

 しかし、金正恩とトランプの事だ。

 何が起きるかわからない。

 私がその思いを強くしたのは、北朝鮮がミサイルを発射した事を知ったからだ。

 失敗に終わったからよかったが、もし成功していたらどうだったか。

 距離の短い弾道ミサイルだと言われているが、もしそれが長距離弾道ミサイルだったらどうか。

 トランプも金正恩も自分で決断する指導者だ。

 誰の言う事も聞かず、逆らったものは更迭されるか、文字通り斬首される。

 そしてトランプも金正恩も、弱みを見せたとたん国民の支持を失う。

 だから事の成り行きではどうなるかわからない。

 だからこそ、いまは官僚も政治家も評論家もメディアも、皆が自制をする時だ。

 いたずらに危機を煽る事は許されない。

 ところが、どう考えても危機を煽っているとしか思えない人物がいる。

 それが安倍首相だ。

 敵地攻撃力を高める必要があると言ったかと思えば、北朝鮮が化学兵器を使ったミサイル攻撃も有りうると突然言い出す。

 ただでさえ軍事力が弱い、だから憲法9条を変えなければいけないと言っている安倍首相が、そんな軍事力でいきなり敵地攻撃して、反撃されたらどうするつもりだ。

 科学兵器を使ったアサドを攻撃して支持率を回復したトランプを見て、北朝鮮の化学兵器ミサイル攻撃の危機を言い出したとすれば、あまりにも姑息だ。

 いずれにしても、朝鮮半島の有事が発生すれば一番被害を受けるのは韓国と日本だ。

 韓国はいまでも朝鮮戦争を戦っている国だから仕方がないかもしれない。

 しかし、いまの日本は朝鮮有事に巻き込まれる理由はどこにもない。

 おりからきょうの読売新聞の世論調査だ。

 森友疑惑で万事休すのところを、北朝鮮の危機で支持率を回復した。

 それを狙って危機を煽っていたとしたら噴飯物である。

 国民の安全より自らの保身を優先するという最悪の指導者の見本を地で行くような安倍首相である(了)

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NHK日曜討論で憲法9条外交の必要性を熱弁した武貞教授

「天木 直人の公式ブログ」  2017年4月17日より転載

 きのう4月16日の午前9時から放映されたNHKの政治討論は、北朝鮮の危機にどう対応するかというテーマを巡って、学者、外交専門家から意見を聞くという番組だった。

 それを見ていた私は、その中の一人である武貞秀士(たけさだ ひでし)という朝鮮問題に精通した学者の発言に驚いた。

 驚いたと言う意味は二通りの意味がある。

 一つはその内容である。

 北朝鮮問題は話し合いによる解決しかないと力説していた。

 しかも、これまで機能してこなかった6カ国協議ではなく、2国間協議の重要性を強調していた。

 米中協議もいいが、米国は北朝鮮と直接協議すべきだ、拉致問題を抱える日本もいまこそ日朝協議を行うべきだ、と強調していた。

 私が驚いたもう一つの理由はその語気の激しさだった。

 このタイミングでの北朝鮮との直接協議などあり得ない、米国にそれを求めるのは論外だと言わんばかりに反論した宮家邦彦元外務官僚に対し、声を荒げて反論した。

 予定調和のようなNHKの日曜討論では異例の事だ。

 しかし、まさしく武貞教授の主張が正しい。

 これこそが憲法9条外交の神髄だ。

 武貞秀士教授は、36年間も防衛研究所に勤務していた事から分かるようにいわゆる政権側に立つ学者である。

 拓殖大学特任教授という現在の肩書からして保守的な学者だ。

 その武貞教授がここまで激しく憲法9条外交を強調したのだ。

 私はこの武貞教授に注目し、メルマガでも書いた事があった。

 それは、彼がアントニオ猪木議員に同行し北朝鮮を訪れた直後に、テレビに出演し、もはや北朝鮮問題は話し合いによる解決しかないと語った時だ。

 北朝鮮が核ミサイル実験に成功したと報じられて世界に衝撃が走った時だった。

 その武貞氏が、いま北朝鮮危機が叫ばれている時、NHKの政治番組に出演して憲法9条外交しかないと語気を荒げて強調したのだ。

 これは安倍外交に対するこれ以上ない反論だ。

 私はそのような武貞教授を評価する。

 そして武貞教授は正しい。

 もはや武貞教授は新党憲法9条の強い味方である(了)

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by kuroki_kazuya | 2017-04-18 06:05 | 日本の今後