スキーにはまっています。


by 幸田 晋

福島県浪江町森林火災情報

福島県浪江町森林火災情報

たんぽぽ舎です。【TMM:No3067】
2017年5月2日(火)午後 08:42
地震と原発事故情報より一部

┏┓
┗■ 福島県浪江町森林火災情報(転送も含む)

★1.森林は除染が出来ていません。帰宅困難になるほど放射能汚染の
   激しい地域で山火事が起きれば高濃度の放射性物質を
   取り込んだ木々が燃え高濃度の放射性物質が飛散
   【緊急連絡】福島原発事故帰宅困難区域で森林火災

5月1日現在、強風により放射性物質飛散中。
東京電力で賠償を担当していた元東京電力社員の一井唯史さんから、緊急連絡で
す。⇒ https://goo.gl/TO3sGG

◎ 4月29日午後、福島第一原発事故の帰宅困難区域の森林で火災が起き、強風
により山林の7万平方メートル以上が延焼し、燃えています。ほとんどの方が福
島で起きたこと、対岸の火事と思っているようですが、風により福島第一原発事
故爆発時は関東甲信越、静岡、愛知の東側まで飛散しています。
 福島だけが汚染されたわけではないのです。今もなお火災は継続しており、
30日の消火活動は日没とともに打ち切られ、5月1日午前5時過ぎから、再び、
ヘリコプターで消火が行われる予定です。

 私(一井唯史)は、退職に追い込まれた東京電力で、賠償を担当して色々な事を
見てきました。残念ながら森林は除染が出来ていません。帰宅困難になるほど放
射能汚染の激しい地域で山火事が起きれば、高濃度の放射性物質を取り込んだ木々
が燃え、高濃度の放射性物質が飛散してしまいます。春先は関東にも花粉が飛ぶ
ように飛んできます。3・11の時は、水が汚染されたことも人は、なぜか、すぐに
忘れてしまうものです。

 1日経った4月30日もまだ燃えており、5月1日以降も消火活動が行われる予
定です。被曝に晒される期間は、現時点から鎮火後3〜4日間程度です。
 多くの放射性物質が飛散し、より長く被曝にさらされる恐れがあるため、要注
意です。

◎3・11(2011年)の福島第一原発事故時は、南関東を汚染し、そして北関東、東
北に戻り、途中雨の降った地域は高濃度に汚染されました。東北関東甲信越、静
岡、愛知の人は、最低限、以下の対策をオススメします。

・無駄に内部被曝しないように換気はしない
・外出時は2重マスク
・家庭菜園はしばらくビニールシートを被せて対応する(ビニールシートを外す
時は完全防備しましょう)
・雨が降った時は必ず傘をさす
・1週間くらい、毎日、朝昼晩、味噌汁を飲む(わかめの味噌汁がベスト、味噌
は半年以上熟成されたもの)
・子供のいる家庭は特に、水を買っておく

 仲の良い人、自分の大切な人に知らせてください。話した人に嫌な顔されたら、
そうだね、放射能バカが、未だにウザいこと言ってるよね、と同調して嫌な思い
をしないようにしてください。話のわかる人は、今出来るベストを尽くして、自
分の身は自分で守りましょう。
目に見えませんが油断をしないほうが良いと思います。
        (5/1「再稼働阻止全国ネットワーク」MLより転送)


★2.広瀬隆さんが福島県の人々への放射能を心配

 森林火災現場から、セシウムが出ている、十分注意して生活をして下さい。
 広瀬隆さんが福島県の人々を心配して、福島県の人々へメールを出しました。
     (たんぽぽ舎の電話取材)


★3.かなりの放射能が関東まで飛んで来ています
   1週間後までは放射能を防ぐ日常生活にしてください
   4月29日に福島県浪江町の十万山で発生した山火事は
   大きく広がり消えていません

           小若順一 (『食品と暮らしの安全』)

 原発から10kmの山で大規模な山火事が起きていることは、原発事故に近い規模
の汚染が発生していることを意味します。
放射性ガスは発生しませんが、放射能が付いたチリが飛んできます。
 さいたま市与野本町にある編集部では、通常0.07〜0.08マイクロシーベルト/
hを示す値が、今は0.08〜0.1マイクロシーベルト/hになったので、かなりの放射
能が関東まで飛んで来ています。
この山火事が鎮火して、1週間後までは放射能を防ぐ日常生活にしてください。

・外出時は防塵マスクを付けてください。
・雨にはできるだけ濡れないように。
・洗濯物を外に干してはいけません。
・空気清浄機は、フィルターを新しくして強めのモードに。
・飲用水は浄水器を通したものか、ペットボトルを飲みましょう。
・野菜は、ハウス野菜を選びましょう。

※『食品と暮らしの安全』HP<http://tabemono.info/>より


★4.吉沢正巳さん(希望の牧場・浪江町にある)のお話

 たんぽぽ舎メールマガジン編集部が、吉沢正巳さんへ電話取材しました。
 吉沢正巳さんのお話(要旨)を紹介します。

 ・山火事はなかなか消えない。ケムリが上がっている、理由は落ち葉がかなり
の量で積み重なっているから。(ふよう土)厚い層を作っている。ちょっとやそっ
との水では一時的に消えても深い下までは消火できにくい。大雨が降らないと完
全な消火はムリだと思う。
 燃えたあとの灰が風で舞い上がると大変なことになる。
 放射能を警戒しながらの毎日の生活だ。
by kuroki_kazuya | 2017-05-03 06:25 | 核 原子力