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by 幸田 晋

浜岡原発協力金、3号機着工前後に集中 立教大所蔵資料で判明

浜岡原発協力金、
3号機着工前後に集中
 

立教大所蔵資料で判明


@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/11(木) 8:58配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170511-00000024-at_s-l22

 中部電力浜岡原発1~4号機(御前崎市佐倉)の建設に際し、中電とのパイプ役を務めた地元の住民組織「佐倉地区対策協議会(佐対協)」に中電から渡された協力金で、30億円余りとされる総額のうち約18億円が3号機着工(1982年)前後に集中的に渡されていたことが、10日分かった。
佐対協に関する資料を
所蔵する立教大(東京)が
追加公開した文書で判明した
。 

 文書は「秘 佐対協基金台帳 平成8年3月31日決算」としるされた書類。協力金については、これまでも手書きのメモなどは公開されたが、基金台帳という正式な書類で分かるのは初めて。浜岡原発の建設が申し入れられた翌68年度からの毎年の協力金の額や基金残高、取り崩し額などが一覧にまとめられている。

 台帳によると、2号機増設までの協力金は累計2億6千万円程度だが、3号機の増設申し入れ後の81~86年度までの6年間は4億5千万円(85年度)、2億7千万円(83年度)など計約18億円が入金されている。3号機の着工前には、東海地震説の発表(76年)や米国スリーマイルアイランド原発事故(79年)が発生。地元住民の不安は高まり、増設の交渉は難航していた。

 基金残高は4号機着工後の91年度の24億円がピーク。記録が存在する最終年度の95年度末は21億2千万円が残っていた。
基金残高は
佐対協の役員でも一部しか
知らされていないとされる


 立教大が公開した文書は、旧浜岡町議で3~4号機建設時の78~90年に佐対協会長を務めた鴨川源吉氏(故人)が残した資料。佐対協の平林和丸会長は「協力金は原発を受け入れる対価として先人が大変な交渉の末に得たと理解している。現在は基金を取り崩しながら運営している」と話す。

 ■「安全を」住民訴え切実

 中部電力浜岡原発1~4号機(御前崎市佐倉)の建設で、地元の佐倉地区には中電から多額の協力金が提供されたが、住民はすんなり増設を認めたわけではない。立教大が公開した資料からは、徹底した安全を求める住民たちの切実な思いが読み取れる。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-05-12 06:48 | 核 原子力