スキーにはまっています。


by 幸田 晋

ハガティ駐日大使の着任と共に始まる対日経済圧力の悪夢

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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ハガティ駐日大使の着任と共に始まる
対日経済圧力の悪夢


「天木 直人の公式ブログ」  
2017年5月19日より転載


 遅れに遅れたハガティ新駐日米国大使が、いよいよ7月にやってくる。

 きのう5月18日、ハガティ大使の指名承認のための公聴会が、米上院外交委員会で行われた。

 それを報じる今朝のNHKのニュースを見て、私は彼の発言に注目した。

 何と言ったか。

 北朝鮮の核をにらんだ日米同盟の強化の重要性と、日本に対する更なる市場開放要求の重要性、この二つを強調したのだ。

 これを聞いた時、私はいよいよ米国の対日経済圧力という悪夢が迫って来ると思った。

 日米経済摩擦が激しかった1980年代、米国の理不尽な市場開放要求に対し、外務省幹部は皆、怒り、辟易していた。

 それでも最後は米国の理不尽な要求を飲むしかなかった。

 その最後の捨て台詞が、日本は米国に守ってもらっているのだから逆らえない、だった。

 米国に守ってもらわなければならないその時の脅威は、冷戦下のソ連だ。

 しかし、いまは北朝鮮であり、中国だ。

 そして、それら脅威がなくなれば、究極の脅威である中東発のテロだ。

 終わりのない戦いだ。

 日本にとっての脅威は、米国によって、いくらでも相手を変えて、日本に迫って来るのである。

 そしてその都度、日米同盟が強化されるのである。

 そして、日米同盟の強化の裏で、日本経済は米国にしゃぶりつくされるのだ。

 ハガティ大使の着任と共に、日米同盟強化と対日経済圧力が、毎日のように日本のメディアで報じられるだろう。

 最後は必ず米国の無理難題な市場開放要求を日本は飲むことになる。

 この悪夢を断ち切るには、米国から自主、自立した平和外交を確立するしかない。

 それが出来るのは、憲法9条を世界に掲げた外交・安全保障政策を実現するしかない。

 憲法9条を堅持する事は政治の最優先課題である。

 そう本気で唱える政党が出て来なければ、日本の将来はない(了)

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トランプの中東版「NATO」構想を危惧する

「天木 直人の公式ブログ」  2017年5月19日より転載

 米ホワイトハウスの高官が、5月17日、明らかにしたという。

 5月21日、トランプ大統領が初外遊先のサウジアラビアで、NATOの中東版となる中東地域の多国間安全保障構想を発表すると。

 それはサウジアラビアを中心としたスンニ派アラブ諸国同盟構想であると。

 私はこの唐突なニュースに驚いている。

 こんな構想が報道された事はこれまで一度もなかった。

 これを知った私は、直感的に思った。

 これは中東を分断するものだと。

 あらなた中東の不安定要因になると。

 その理由はあまたある。

 ただでさえ対立するアラブのスンニ派とシーア派をさらに分裂させることになる。

 ただでさえ対立するイランとサウジアラビアの関係を悪化させることになる。

 ただでさえ不安定なサウジアラビアを、さらに不安定化させる。

 なによりも、テロとの戦いを複雑化させ、解決困難にする。

 これは中東の分断政策だ。

 このような愚かな米国の中東政策を、トランプに入れ知恵した者は誰なのか。

 トランプ自身に明確な中東政策があるはずがない。

 トランプ政権には、いまだにまともな官僚はそろっていないはずだ。

 トランプ政権は、いまだに主要閣僚のチームプレーが出来ていないはずだ。

 もしトランプ大統領が、身内だけに耳を傾け、その身内がイスラエルとの関係を最優先しているとしたら、これほど危険なことはない。

 いままさにそのような危険な中東外交が始まろうとしてるのではなかと、私は危惧している(了)

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安倍改憲に反対する石破の正論を活用できない民進党の無策

「天木 直人の公式ブログ」  2017年5月19日より転載

 きょう5月19日の毎日新聞が、安倍首相の改憲発言を批判する石破茂氏のインタビュー記事を掲載していた(安倍改憲を問う④)。

 そこで石破氏は次のように語っている。

 「(安倍首相の言う)『9条3項』の中身を見ないと何とも言いようがない。憲法学の通説的見解では、前文を受けて9条1項で戦争を否定し、9条2項で戦力を否定する。憲法制定過程で芦田均が2項に『前項の目的を達成するため』という文言を入れ、自衛のための戦力保持が認められるようにしたとされるが、政府はその立場をとっていない。『自衛権は国家固有の権利』という別の理屈で自衛隊は合憲だと説明してきた。この状態で3項を入れたら矛盾の固定化を招く懸念がある・・・」

 安倍首相の突然の改憲宣言の最大の矛盾は、この石破氏の言葉に尽きるのである。

 そして石破氏はこうダメ押ししている。

 「・・・議論が進まないのは、自民党が見解を固めきっていないからだ。民進党など他党のせいにしてはいけない。総裁が『自民党改憲草案にはこだわらない』と言ったら、議論の前提が変わる・・・まず自民党内を固めるところからやるべきだ・・・」

 これは、安倍首相の改憲宣言に対するこれ以上ない的確な批判であり、そしてその批判は正しい。

 ここまで塩を送ってもらっているのだ。

 野党はこの石破氏の正しい安倍批判を最大限に活用すべきだ。

 つまり、国会軽視であるとか、日本の首相と自民党総裁の使い分けだとか、改憲論争の核心を離れた批判を繰り返すよりも、自民党の憲法審査会の委員に、9条3項の具体的条文案をまず出して見ろ、それを見せてもらってはじめて審議に応じられる、と突っぱねるべきなのだ。

 そして、自民党の憲法審査会の委員たちが、それは出来ない、なにしろ言い出したのは安倍首相だからだ、我々には安倍首相の考えている事がわからない、と言えば、それなら安倍首相を憲法審査会に呼んで、自らの口で改正案を語ってもらうしかない、と更なる要求をすればいいのだ。

 自民党はたちまち行き詰まるだろう。

 そして安倍首相は恥をかくだろう。

 安倍首相の頭ではとても案文など提示できないからだ。

 案文の一つも示せないのに掛け声だけをかけたことが、白日の下にさらされることになる。

 その時点で安倍改憲宣言はその正当性が失われる。

 ところが、きのう開かれた、安倍改憲宣言の後の最初の憲法審査会の議事録を見て失望した。

 中川正春も辻元清美も、安倍批判を繰り返すだけだ。

 ここまで石破氏が助け舟を出してくれているというのに、それを活かせる知恵者はいないのか。

 民進党にはもっと鋭い護憲論者はいないのだろうか(了) 

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by kuroki_kazuya | 2017-05-20 06:05 | 日本の今後 | Comments(0)