原発審査の問題指摘=地震想定で専門家ら―千葉
2017年 05月 22日
=地震想定で専門家ら
―千葉
時事通信 5/21(日) 16:25配信より一部
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170521-00000053-jij-soci
原発再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査で、想定する地震の揺れ(基準地震動)などが不十分だとして、専門家らが21日、千葉市美浜区で開かれた日本地球惑星科学連合の大会で問題点を指摘した。
出席した元規制委員長代理の
島崎邦彦東京大名誉教授(地震学)は、
原発の基準地震動の算出で
規制委が認めている手法では、
関西電力大飯原発(福井県おおい町)の
想定は過小評価になると説明。
実際に、昨年発生した熊本地震で
手法の問題が明確になったと強調した。
規制委は昨年、島崎氏と面談したものの、政府の地震調査委員会などで採用されている別の手法での再計算をせず、議論を打ち切っている。大飯3、4号機の審査では、規制委が近く正式な合格判断を示す。
島崎氏は
「実に不思議な議論をして打ち切られた。
これはおかしい」と批判した。
・・・(後略)