原発 九電 玄海2号機 配管にひび
2007年 02月 17日
玄海2号機 配管検査せず破損か 保安院は指示「判断」各社まかせ
2月16日10時7分配信 西日本新聞より
九州電力の玄海原子力発電所2号機(佐賀県玄海町、出力55万9000キロワット)の
配管にひび割れが見つかった問題で、九電が、原子力安全・保安院から検査を指示され
ながら、この配管を定期検査項目に加えていなかった疑いがあることが15日、分かった。
同保安院によると、ひび割れは「高サイクル熱疲労」と呼ばれる現象で、配管を流れる
水の温度が頻繁に変化することで金属が伸縮した結果、生じた可能性が高い。
この現象による配管の破損は2003年9月、北海道電力泊原発2号機で発生。
同保安院は同12月、同様の破損が生じる可能性がある配管検査を電力各社に文書で
指示する一方で、検査項目に加えるかどうかは、各社の判断に任せたという。
このため、ひび割れの原因が高サイクル熱疲労だと確定すると、
九電がなぜこの配管を検査対象としなかったのか、安全管理体制が問われることに
なる。九電は「現在、原因を調査中のため、内容についてはコメントできない」としている。
2月16日10時7分配信 西日本新聞より
九州電力の玄海原子力発電所2号機(佐賀県玄海町、出力55万9000キロワット)の
配管にひび割れが見つかった問題で、九電が、原子力安全・保安院から検査を指示され
ながら、この配管を定期検査項目に加えていなかった疑いがあることが15日、分かった。
同保安院によると、ひび割れは「高サイクル熱疲労」と呼ばれる現象で、配管を流れる
水の温度が頻繁に変化することで金属が伸縮した結果、生じた可能性が高い。
この現象による配管の破損は2003年9月、北海道電力泊原発2号機で発生。
同保安院は同12月、同様の破損が生じる可能性がある配管検査を電力各社に文書で
指示する一方で、検査項目に加えるかどうかは、各社の判断に任せたという。
このため、ひび割れの原因が高サイクル熱疲労だと確定すると、
九電がなぜこの配管を検査対象としなかったのか、安全管理体制が問われることに
なる。九電は「現在、原因を調査中のため、内容についてはコメントできない」としている。
by kuroki_kazuya
| 2007-02-17 03:34
| 日誌