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by 幸田 晋

労働者派遣法 弊害

タイガー魔法瓶を提訴 派遣女性「正規雇用せず突然解雇」 大阪地裁
2月26日15時43分配信 産経新聞より

 タイガー魔法瓶(大阪府門真市)で派遣社員として5年以上同じ業務に従事した上、
突然契約を解除されて精神的苦痛を受けたとして、大阪府内の女性(30)が26日、
同社に慰謝料300万円と正社員としての雇用などを求める訴訟を大阪地裁に起こした。
契約解除は労働局が同社を指導した直後に行われており、女性側は
「解雇は労働局に申告したことに対する報復」と主張している。

 訴状によると、女性は門真市の人材派遣会社を通じ、平成13年9月からタイガーで
勤務。社員の指示を受けるなど実態は派遣なのに、請負契約を装った“偽装請負”が
行われていた。女性は昨年11月、大阪労働局に申告。同局は労働者派遣法違反を
認定し、タイガーに行政指導を行った。

 同法は一定期間を過ぎた場合、派遣先の企業に直接雇用する義務があると規定。
労働局による指導はこの趣旨を踏まえ、女性の雇用の安定を図る前提で派遣契約の
解除を求めるものだったが、タイガーは契約解除だけを行い、女性を正規雇用しなかった
という。

 提訴後、会見した女性は「話し合いにも応じてもらえず、悩みに悩んで提訴した」と
話した。

 タイガー魔法瓶の話 「訴状を見ていないのでコメントできない」

以上の報道です、が、

企業の労働者を使い捨てにする醜い実態が裁判の中で出てくることでしょう。
格差社会は、このような「労働差別」など、今の日本の様々な差別政策がつくりだしている、
人が正当に労働できる環境をつくる、そんな政治が求められている。と、
私は、思います。
by kuroki_kazuya | 2007-02-27 03:13 | 日誌