新事実発表 電事連
2007年 03月 31日
電力各社などによるデータの改ざん、不適切な処理が合計で300件以上に上り、
東京電力でも臨界事故が起きていたことが分かりました。
電力会社12社の調査報告によると、データの改ざん、隠ぺいなど、不適切な処理は
合計で306件に上り、中国電力の80件を筆頭に、すべての電力会社で不正が行われて
いました。
8年前の石川県志賀原発で起きた臨界事故を隠ぺいしていた北陸電力は、
「常務が隠ぺいに関与していた」とも発表しました。
また、東京電力は、1978年に福島第1原発の3号機で起きた事故について、
「臨界状態だった」と初めて断定しました。
さらに、同じ福島の4号機で、1998年に原子力の核分裂を抑える制御棒34本が抜ける
トラブルが発生していたことも30日になって明らかにしました。
[31日2時38分更新]
テレビ朝日より