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by 幸田 晋

富士フイルムの“企業城下町”南足柄市を襲う財政危機

富士フイルムの“企業城下町”南足柄市を襲う財政危機

 富士フイルムの“企業城下町”南足柄市が、
「未曽有の財政危機」(沢長生市長)に陥ろうとしている。


同社の急激な業績悪化が大きく響き、
二〇〇九年度の法人市民税は〇八年度の八割減の約二億円まで落ち込む見込み。

市は苦境を乗り切るため、市民サービスの縮小を打ち出した。

緊急性を要する中学校や幼稚園施設の耐震補強工事も「延期」に。
痛みを求められることになった市民は戸惑いを隠さない。

 市の法人市民税の大半は市内に事業所がある富士フが占めており、
一九九〇年度の最盛期は四十二億円だった。

しかし、同社の業績と連動して〇九年度法人市民税収見込みは〇八年度より
九億八千五百万円減の二億一千七百万円に。

同社などが前納していた法人税三億円も業績悪化で還付する。

 未曽有の財政危機に対処するため、市が廃止・縮小する市民サービスは、
教育施設の耐震補強工事の延期のほか、
洪水ハザードマップの作成延期など五十項目に及ぶ。

総額一億二千万円分の市職員の人件費カットを加えても
削減額は六億八千万円分にとどまる。

そこで、市は“貯金”の財政調整基金から七億五千万円を取り崩し、
残高は二億一千五百万円まで追い込まれた。

 市内の児童館で十八日に開かれた説明会には住民三十五人が出席。
市民サービス縮小に理解を求める沢市長に、理由を問う質問が相次いだ。
中学校などの耐震補強工事延期では「地震が起きたらどうするのか」という切実な声も。

 建物が傾いている消防団の詰め所の建て替えも延期になった。
この詰め所を含む市内の二十四棟の大半が築三十年で、
壁にひびが入ったり、雨が漏ったりするという。

団長(55)は「大地震で詰め所が最初に倒壊しかねない」と声を落とす。

 市の〇九年度当初予算案の一般会計は約百五十一億円の規模。
歳入面で、頼りとしてきた富士フ分を含めた法人市民税は今後も横ばいとみている。
沢市長は「今年六月までに削減策の本格案をまとめたい」と、さらなる財政再建策を打ち出す構えだ。 

2月21日1時0分配信 カナロコより
by kuroki_kazuya | 2009-04-19 06:25 | 日誌 | Comments(0)