スキーにはまっています。


by 幸田 晋

カテゴリ:学ぶ( 251 )

世良ロック 硬派貫き40年 

「音楽はあなたを裏切らない」


東京新聞 2017年11月7日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2017110702000184.html

 ロックミュージシャン世良公則(せらまさのり)(61)がデビュー40周年を迎え、3枚組みの記念アルバム「Howling Wolves」を出した。ロックバンド「ツイスト」解散後は実力派ミュージシャンと精力的に共演を重ね、ロックの分野を超えて音楽の幅を広げてきた。腕利きたちが集結した新作に「一匹おおかみたちの共鳴を確信できた」と会心の笑みを浮かべた。 (藤浪繁雄)

 1977年「世良公則&ツイスト」を率い「あんたのバラード」で華々しくデビュー。「銃爪(ひきがね)」「燃えろいい女」などヒットを連発し、迫力ある歌声と派手なパフォーマンスで人気を集めた。81年の解散後は俳優としても活躍したが、90年代以降は「キャリアを終える時『いいミュージシャン』と言われたい」と国内外のミュージシャンと精力的に共演し、輝きを放っている。

 「24時間いつでも、内なる衝動が生まれた時に曲を作る」と話す。3枚組みアルバムの1枚目にはそんな情熱を込めて新曲10曲を収めた。「ロックは死んだのか?」と問いかける「Rock’n Roll Is Gone」という曲では、最近のヒット曲を「ぬるいポップス」と過激に表現するフレーズもある。「『何言ってんだよ』という反発のエネルギーは歓迎」。それはロック魂を貫く自身のエネルギーにもなっていく。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-11-11 06:25 | 学ぶ | Comments(0)
運動+脳トレで万全? 

医師が“効果アリ”
と思う認知症予防法とは


〈週刊朝日〉

AERA dot.  11/7(火) 7:00配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171102-00000031-sasahi-life

 医療情報サイト「MedPeer」の協力を得て、医師を対象に独自に調査した「私の認知症予防法」。医師315人の回答の中から、今回は「認知症予防に効果があると考える取り組み」を紹介しよう。

 最も多かった回答は、運動系の「ウォーキング(有酸素運動)」で265件。8割以上の医師が有効だと考えていた。次点から5位までは順に「会話」(244件)、「パズル(クロスワード、ナンクロなど)」(237件)、「囲碁・将棋」(224件)、「計算ドリル」(216件)と脳トレ系が続く。体と脳を使うことを重視する医師が多かった。

 自由記述を紹介すると、「町内会や地域の催し、趣味のサークルなどに積極的に参加する」(一般内科・50代女性)、「段取りを考えて料理を作る」(一般内科・腎臓内科・60代男性)、「おしゃべりから貧乏ゆすりまで、とにかく血流を良くする」(消化器内科・60代男性)などがあった。多くが社会活動(サークルやボランティアなど)への参加や、趣味(語学、読書、旅行など)を楽しむことを、有効と捉えていた。

 では、「認知症のリスクを高める生活習慣・病気など」はどうか。

 最もリスクが高いものとして挙がったのは「糖尿病」で246件、次が「喫煙」で219件だった。糖尿病や高血糖状態は、記憶をつかさどる脳の海馬という部分の萎縮が進みやすいなど、昨今、認知症との関連が指摘されている。回答の中にも「血糖値を上げないことにつきる」(一般内科・代謝内分泌科・30代男性)という記述もあった。

 ほかに、動脈硬化の危険因子の喫煙や肥満、高血圧をリスクと挙げた医師も。「動脈硬化予防で血管性認知症予防は期待できる」(一般内科・腎臓内科など・70代男性)、「動脈硬化予防と大脳皮質萎縮を予防することが最大の効果を発揮すると思われる」(一般内科・感染症科など・40代男性)といった声があった。

 今回、医師からはさまざまな取り組みが挙がったが、気になるのは、“最も効果的な方法は何か?”ということではないだろうか。

「何か一つでよいというものはないと思う。組み合わせて行うことが重要」

 こう答えるのは、新潟大学医歯学総合病院神経内科の春日健作医師(40代)だ。週に1回認知症外来を担当し、アルツハイマー病の鑑別診断ができる髄液検査を研究する専門家の一人だ。同氏への取材から“エビデンスに基づいた”予防のポイントがわかってきた。

「これまでに認知症やアルツハイマー病の発症予防に関する研究はいくつか報告されていますが、小規模もしくは短期間のものがほとんどでした。2015年にはじめて多数例のMCI(軽度認知障害)の人の研究で、認知機能を改善させることが報告されました」(春日医師)

 これが15年に報告された「FINGER」というフィンランドの研究だ。血圧、肥満、コレステロールなど血管リスクが高い被験者1260人(60~77歳)を、運動、食事、脳トレ、血管リスクを下げる対策のすべてに取り組んでもらう群(介入群)と、一般的な健康指導だけの群に分けて、認知機能の推移を比較。2年間調査したところ、介入群は何もしなかった群より認知機能の低下が見られなかったという。

 さらに、今年フランスから報告された、もの忘れを自覚する人(多数)を3年間追跡した研究でも、複数の予防法に取り組んだ群で、認知機能の低下を抑えることができたという。

 いずれの研究も単一の予防法ではなく、血管リスクの管理と食事、運動、脳トレを組み合わせている。これがポイントだ。

「認知症予防で大事なのは、“すべての予防法に取り組む”こと。ただ、最初からすべてをきちんと行うのは難しいでしょう。食生活が乱れている人は食事の見直しを、運動不足の人は運動をというように、自分が今いちばんできていない部分から始めてください」(同)

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-11-08 06:25 | 学ぶ | Comments(0)
倒れないバイク時代の到来

神田敏晶 ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント 11/6(月) 15:22より一部

https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20171106-00077831/

KNNポール神田です!

東京ビックサイトで開催されていた「東京モーターショー2017」は9日間の一般公開日を終え、(11月)5日に閉幕。総来場者数は前回(2015年:81万2500人)より約4万人少ない77万1200人となった。

日本のモーターショーが、ついに80万人を切る時代ではあるが、クルマの自動運転の進化と共に、バイクには別の進化形を見ることができる。二輪車が倒れない時代を迎えはじめたからだ。

低速でも倒れないバイクという時代が登場した。
ホンダの「Honda Riding Assist」技術は、
4km以下になると
フロントフォークの角度が変わり
バランスを取りはじめるのだ


・・・(途中略)

倒れないバイク時代の到来

「倒れないバイク」の登場は、「倒れる2輪車」の概念を大きく変えることだろう。

インターネットの革命は、
知識や情報のハイウェイを生み出し、
CPUやウェブサービス、
スマートフォンの進化は、
AIや、ドローンを産み落とした

シンギュラリティの未来は、様々な場所に点在している「便利だけれども、非効率」なモノ同士を画期的に結びつけ始める。さらに、それらが結びつくことによって、今まで考えられなかったような、新たな「便利で、効率的」なモノを産み出すのだ。


神田敏晶
ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント

神戸市生まれ。ワインの企画・調査・販売などのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の編集とDTP普及に携わる。1995年よりビデオストリーミングによる個人放送局「KandaNewsNetwork」を運営開始。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部、サイバー大学で非常勤講師を兼任後、ソーシャルメディア全般の事業計画立案、コンサルティング、教育、講演、執筆、政治、ライブストリーム、活動などをおこなう。

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by kuroki_kazuya | 2017-11-07 06:35 | 学ぶ | Comments(0)
原発を38年までに段階的縮小へ 

閣議でエネルギー政策確認


=韓国


聯合ニュース 10/24(火) 17:10配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171024-00000054-yonh-kr

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は24日、青瓦台(大統領府)で閣議を開き、建設を一時中断していた新古里原発5、6号機(蔚山市)を巡り、国民の意見を取りまとめながら建設の是非を議論してきた「公論化委員会」の勧告を受けて同2基の建設を再開する一方、脱原発と再生可能エネルギーの拡大を中心としたエネルギー転換政策を引き続き推進することを決めた。

また、
新規原発6基の白紙化と
老朽化した原発14基の設計寿命の延長を禁じる
ことにより、
現在24基ある韓国の原発を
2038年まで段階的に14基に減らす計画だ


 これらの計画は7月19日に発表された「国政運営5カ年計画」に含まれているが、新古里原発5、6号機の建設再開が確定したことで、残りの原発に対する計画も明文化した。

 韓国政府は新ハンウル原発1、2号機(慶尚北道蔚珍市)、天地1、2号機(同道盈徳郡)、建設予定地・名称未定の原発2基の計6基の新規原発計画を白紙に戻す。

 また、38年までに寿命を迎える老朽化した原発14基は設計寿命を延長しての稼働を禁止し、月城原発1号機(同道慶州市)は電力供給の安定性などを考慮して早期に廃炉にする計画だ。

 これにより、韓国の原発は17年の24基から22年に28基へと増えるが、
31年には18基、
38年には14基と段階的に減少することになる


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-10-25 06:35 | 学ぶ | Comments(0)
与党圧勝再び3分の2の中、

安倍一強にNOを突きつけた北海道で

民主主義が機能した理由とは?

〈dot.〉

AERA dot. 10/23(月) 10:40配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171023-00000016-sasahi-pol

 北海道が「安倍1強」を揺さぶる「野党共闘」と「リベラル勢力結集」の震源地に――。

 衆院選の北海道内全12小選挙区の結果は、自民党6議席、公明党1議席、立憲民主党5議席となり、前回14年衆院選の自民9勝対民主党3勝と比べて、民主出身者が多く集結した立憲民主が健闘。立憲民主は3区と11区で自民から議席を奪い返し、5勝3敗となった。また、比例代表北海道ブロック(定数8)は自民3、立憲民主3、公明1、希望の党1議席だった。

「北海道の仲間は全員当選を」

 立憲民主の枝野幸男代表は13日に札幌市中央区で行った応援演説で、そう意気込みを訴えた。小選挙区だけで言えばその高い目標達成とまではいかなかったが、接戦区も多く、比例復活を含めると、急きょ比例単独で擁立した山崎摩耶氏以外は達成。小池劇場の混乱と失速によって与党を利する構図となっていた中で、与党圧勝の流れに一定のくさびを打つ北海道での結果だった。

 1983年からの横路孝弘知事時代が象徴的な革新道政の歴史的経緯があり、アベノミクスによる景気回復を実感しにくい地方の北海道で、「安倍1強」政治にノーを突きつける民意が根強かったと考えられる。

 原動力となったのは「野党共闘」効果だ。憲法改正と安保法制への同調傾向の強い希望に対して共産が「協調できない」との姿勢を崩さず、全国的には野党統一候補擁立の規模が縮小。だが、北海道では立憲民主、共産、社民の共闘が全12小選挙区で実現し(立憲民主に入党した上で8区に無所属で出馬した逢坂誠二氏を含む)、8選挙区で自民(10区は公明)対立憲民主の「与野党一騎打ち型」の構図に持ち込んだ。

 民進出身者の多くは立憲民主に集結し、希望合流組は3人だけ。希望はもう1人と合わせた4選挙区での立候補にとどまり、そこに共産が対立候補をぶつける形となった。

 ただし、共産が希望の結成以前から求めていた「札幌市内が主な1、2、3区のいずれかを含む3選挙区を共産に」の条件が、希望合流組の2、9、12区に充てることで満たされた“棚ぼた”共闘の側面はあった。

 野党共闘の効果がどれほどかは、前回の2014年衆院選のデータでうかがい知ることができる。このとき自民が9勝、民主(2区は当時維新)3勝だったが、民主票に共産票を単純に足すと勝敗は逆転し、自民3勝、民主9勝という計算になる。政権批判票を集めた場合の選挙結果が180度変わり得ることを示している。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-10-24 06:45 | 学ぶ | Comments(0)
日本も
原子力発電ゼロは「達成できる」


プレジデントオンライン 10/21(土) 11:15配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171021-00023447-president-soci

経団連など日本の経済界は
「原発ゼロは不可能」としている。だが、
三菱総研理事長で
元東京大学総長の小宮山宏氏は
「できるに決まっている」と断言する

小宮山氏は「脱原発は世界の潮流。米国や中国も再生可能エネルギーに舵を切った。このままでは日本は乗り遅れる」と警鐘を鳴らす――。

■再生可能エネルギーのコストが原発を逆転

 実際のところ、311(東日本大震災)の東京電力福島第一原発事故の後、何年間も、日本は原発ゼロの状態でやってきました。いまさら「やれるか」「やれないか」という議論をするなんてムダ。全く話になりません。

 もう少し、前段の流れから説明しましょう。エネルギー源は、石油や石炭などの化石資源から「非炭素資源」に変えていかないと、地球温暖化の問題は解決できません。私は、21世紀中に変えざるをえないと考えています。

 では、ここで言う「非炭素資源」とは何か。選択肢は大きく2つ、原子力か、再生可能エネルギーです。ここまでは、議論の余地はありません。

 選択には、「どちらが安いか」という、コストを考える必要があります。私は1999年に『地球持続の技術』(岩波書店)という本を出していますが、この本をまとめていた1990年代は、まだ原子力発電による電力コストの方が相当安いとされていました。当時は、ようやく太陽電池が家庭の屋根に載り始めたころで、風力発電の発電規模もかなり小さかった。再生可能エネルギーで、大量のエネルギーをまかなえる状態ではありませんでした。

 しかし私は、技術の進歩を考えると、いずれどこかのタイミングで、再生可能エネルギーの供給規模やコストが、原子力と逆転すると考えていました。

 実際は、私が当時予測していたよりも圧倒的に速いスピードで逆転しました。再生可能エネルギーのコストが安くなる一方で、原発についてはリスクの大きさがコストに加わるようになった。
今や原発を新設するよりも、
再生可能エネルギーの発電所を
新設する方が安いのです


 実際に、2016年に世界で実行された発電所投資額の70%が、再生可能エネルギーに向けられています。ちなみに投資額の25%が火力発電所で、原発の投資額は5%に過ぎません。

 再生可能エネルギーには大きく5種類、水力、風力、太陽光、バイオマス、地熱があります。このうち、その土地で一番安いものを選べばいいのです。日照時間は短くても風が強いというところは風力、水が豊富なところは水力、森林が豊富なところはバイオマス、アイスランドのように火山が多いところは地熱発電を使えばいい。世界では、その国や地域に合った再生可能エネルギーを選択し、どんどん開発を進めています。それがこの、投資額の70%という数字に表れています。

■原発を「作ってしまった」日本の難しさ

世界でこうした流れが進んでいる一方で、
日本の再生可能エネルギーの取り組みはまだまだです。
日本の難しさは、
これまですでに30兆円も原発に投資し、
設備を作ってしまったことにあります


原発は、
「作るとき」と「使い終わった後」に
非常にお金がかかります

でも、使っている間はとてもコストが低い。これだけ原発を作ってしまったわけですから、使い終わった後のことを考えず、使い続けていれば費用は安くすみます。
つまり、今の日本は、
「使い終わった後をどうするか」
という問題を先送りにしているのです


 ただ、日本は東日本大震災で深刻な原発事故を起こしました。世界の国々は、「日本ですら事故を起こしたのだから、うちの国も起こすかもしれない」と、原発の稼働や新設を止めた。欧州では、新設や稼働はもちろん、将来にわたって原発は使わないと決めた国も出てきています。
中国やベトナム、トルコなども、
新設計画はありますが
実際は進めていない。
それが世界の潮流になっている。
それなのに、
事故を起こした当の日本が、
なぜまだ原発を推進しようとしているのか


 さらに、政府は「今後もベース電源は原発で」と言っているようですが、今、「ベース電源」という考え方をしている国は、日本くらいじゃないでしょうか。

 確かに風力や太陽光は、気候などによって発電量が変わりますが、水力やバイオマス、地熱は安定電源です。さらに、風力や太陽光でも、水力と組み合わせることによって、電源としての不安定さを解消できます。

 水力発電では、余剰の電気があるときに、タービンを逆回転して下流の水を上の貯水池に上げておき、必要なときに水を落として発電する「揚水発電」ができます。いわば電気を蓄えておく蓄電池の役割を果たします。これは非常に効率がよくて、「貯めた」電気の85%くらいは後で使うことができます。

 揚水発電はもともと、原発の電気が需要の少ない夜に余るため、それを活用するために開発されたものです。でも、太陽光や風力など、供給が不安定な電力の余剰電力を貯めておくのにも使えます。
九州電力では
今年のゴールデンウィークに、
需要の70%以上を太陽光で発電し
パンク寸前になりましたが、
揚水発電がフル稼働して
問題を解決しました


・・・(途中略)

 現在日本では、原発に反対している人の方が多いのに、原発を稼働させ、原発事故が起きたときの避難演習をしたりしている。ほかにも、サイバーテロに襲われたらどうするか、北朝鮮が原発周辺に爆弾を落としたらどうするか、と、リスクや不安要素は本当にたくさんあります。こうした不安を抱えて「イヤな思いを持ち続けるコスト」を、将来も抱え続けるのは本当にいいことなのか。しっかりと考えるべきでしょう。

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小宮山 宏
三菱総合研究所理事長。1944年生まれ。67年東京大学工学部化学工学科卒業。72年同大学大学院工学系研究科博士課程修了。88年工学部教授、2000年工学部長などを経て、05年4月第28代総長に就任。09年4月から現職。専門は化学システム工学、CVD反応工学、地球環境工学など。サステナビリティ問題の世界的権威。10年8月にはサステナブルで希望ある未来社会を築くため、「プラチナ構想ネットワーク」を設立し会長に就任。
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三菱総合研究所理事長 小宮山 宏 構成=大井明子
by kuroki_kazuya | 2017-10-22 06:55 | 学ぶ | Comments(0)
<言葉だましの達人?>
「ずらしの安倍」
「すべりの小池」


メディアゴン 10/21(土) 7:40配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171021-00010000-mediagong-ent

両角敏明[テレビディレクター/プロデューサー]

***

衆院選が始まったころ、党首討論会を視ていて沸々と腹が立ちました。有権者をどう騙すか、どうすれば印象操作ができるかばかりに徹している2人の党首がいたからです。

一方の雄は安倍晋三自民党総裁です。森友・加計問題を問われたときの安倍総理の答えはどの番組でも決まったパターンの繰り返しでした。そこには何気なく聞いているとつい納得してしまう狡猾な罠が仕掛けられていました。

(1)「この問題の本質はですね、私の関与があったかどうかにつきるんですね。」
(2)「私から直接に指示された方がいないことは、前川さんを含めて国会で証明されています。」
(3)「マスコミは伝えないが加戸守行前愛媛県知事が国会で、規制を打破し50年ぶりの獣医学部設立は、行政がゆがめられたのではなく、ゆがめられた行政が正されたのだと証言しています。」
(4) 「検討は民間委員によって進められ、すべて議事録が公開されており、私(総理)が介入する余地はなく、八田会長も原英史委員も一点の曇りもないと国会で証言しています。」
(5)「籠池さんは詐欺で逮捕・起訴されている方で、妻は騙されたのだが、そのような人物の経営する学校と関わらない方が良かった。」
(6)「妻の証言については私が何度も国会で説明しています。加計氏については彼の判断です。」
(7)「森友問題は捜査当局が調べています。」
(8)「今後、この問題を国会などで問われることがあれば説明して行きます。」

(1)(2)まず「本質は私の関与があったかどうかにつきる」と決めつけます。そして、前川氏を含めて「私から指示された」と国会で証言した人は1人もいませんから、なんら問題がないことが国会で証明されている、と主張します。

これは安倍流の狡猾な論理ずらしです。そもそも問題の本質は総理の関与に「つきる」わけではありません。行政が公平で公正だったかどうかにあります。また国会で数人が「総理から直接の指示を受けていない」と証言したからと言って総理の関与がなかった証明にはなりません。さらに総理の「ご意向」や「忖度」の存在についてはまったく否定できていません。ごまかされてはいけません。

(3)問題視されているのは獣医学部設立認可という「結果」ではなく、認可決定に至る2015年以降の「行政プロセス」です。加戸氏が知事だったのは2012年までなので、その後の行政プロセスについての当事者ではありません。

安倍さんら一部の方々による激しいマスコミ批判を含む加戸発言重視は、問題点解明からは焦点がずれています。

(4) この問題の重大な疑義は委員会審議よりも内閣府や官邸の動きにあるのですから、総理の主張はこれまた問題点を本質からずらしています。また、民間委員による委員会審議についても、いわゆる石破4条件について既存の獣医大学への調査をしておらず、獣医師需要の判断経過にも疑問があります。

議事録も未公開部分に疑問の声があり、一点の曇りもないという状態ではありません。

(5)籠池氏が逮捕・起訴されたのは助成金の不正受給であって8億円の値引き問題ではありません。8億円値引きへの好ましからぬ関与もしくは影響力行使を疑われるのは安倍昭恵夫人です。籠池氏を犯罪者と決めつけて国民の視点を昭恵夫人から籠池氏へずらすのは卑怯なやり口と言うべきでしょう。

また籠池氏は判決前ですから今は推定無罪の身です。にもかかわらず、総理大臣という国家行政の長が推定無罪の一国民に対し、逮捕事案とは別の事案について、再三再四テレビなどの公の場で具体的に個人名と罪名を挙げて誹謗を繰り返すのは、人権侵害ではないのでしょうか。

某ニュースに出演した安倍総理は籠池氏が詐欺で逮捕、起訴された人物であることをなんと4回も繰り返し発言しました。ここまでやると、テレビを使った総理大臣による不当な「公開いじめ」なのでは。

(6) 安倍総理が昭恵夫人の代わりにいくら答弁しようが単なる「伝聞」にすぎません。「伝聞」は刑事裁判なら証拠にもなりません。昭恵氏は公的活動もする公人であり、100万円授受、財務省FAX問題など、重要な疑惑の当事者です。

昭恵夫人と谷査恵子さんが本当のことを証言すれば確実に森友問題のかなりの部分が解明されます。総理大臣が責任を持って代弁しているのだから納得せよというのは、明らかに思い上がりであり問題解決への道筋隠しです。また加計問題では加計氏こそ当事者です。使われるのは税金ですから、説明する、しないは個人の自由というよりも義務と言うべきです。


(7)違法性だけに問題点をずらしてはいけません。行政のあり方について、国会でこそ解明すべきです。

(8)ていねいに説明すると言っていたのが舌の根も乾かないうちに「問われれば説明する」に変わりました。応援演説では9条改正問題とモリカケ問題は触れもせず、明らかに選挙の争点をずらしていました。そしてこれからは問われない限り答えない、と言っているのです。

安倍総理が「ずらし」の達人ならもうひとりの達人は希望の党・小池代表です。かつてはキャッチーな言葉の達人でしたが「さらさら/排除」発言以降、どうにも「言葉すべり」がとまらないようです。

「寛容な保守」「しがらみのない政治」「ユリノミクス」「ベーシックインカム」「原発ゼロ」「ワイズスペンディング」「ダイバーシティ社会」などなど、あたかも広告代理店のごとく、はてしなくキャッチフレーズを生み出しますが肝心の中身が見えません。言葉だけが上滑りしていては人の心はつかめません


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-10-22 06:35 | 学ぶ | Comments(0)
おさらい消費税>[5]争点 

国政選への影響は?


東京新聞 2017年10月19日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201710/CK2017101902000129.html

 安倍晋三首相が消費税増税で得られる税収の使い道について、国の借金返済に充てる分を減らして教育無償化に使うことを表明し、消費税増税が今回の選挙戦の争点になっています。

 消費税はかつて国政選挙の行方を左右しました。初めて選挙戦の争点になったのは一九七九年十月の衆院選。前年に大平正芳首相が「一般消費税」の導入を打ち出しましたが、与野党の猛反発で大平首相は衆院選の投開票直前に増税を撤回。それでも自民党は過半数割れの敗北を喫しました。八七年五月には中曽根康弘首相が「売上税」の法案を国会に提出したものの、廃案に追い込まれています。

 二度の「失敗」を経て、税率3%で消費税が導入されたのは八九年四月。しかしリクルート事件と増税への批判で当時の竹下登首相は退陣。後継の宇野宗佑首相のもと、自民党はこの年の七月の参院選を戦いましたが大敗しました。

 その後も時の政権は消費税に悩まされました。九四年二月に細川護熙首相が消費税の代わりに税率7%の国民福祉税を導入する方針を突如発表。しかし世論の反発を受けて撤回。九七年四月には橋本龍太郎首相が消費税としての初の増税(税率5%)を実行しましたが、山一証券の破綻など金融危機も重なり、九八年七月の参院選に敗れて辞任しました。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-10-20 06:25 | 学ぶ | Comments(0)
悔いても悔やみきれない「排除」発言を
引き出したジャーナリストが
語る小池百合子の油断


〈週刊朝日〉

AERA dot. 10/15(日) 7:00配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171014-00000044-sasahi-pol

 10月22日投開票の衆院選は、鳴り物入りで登場した希望の党のまさかの大失速により、与党の圧勝となる展開が各社の世論調査で予測されている。

希望の命運を決めた
決定的な瞬間と指摘されているのが、
9月29日の会見での
小池百合子東京都知事の〝排除発言〟だ


民進党からの合流組の一部を「排除いたします」
と笑顔で言い切った姿が
テレビで繰り返し報じられると、
小池氏や希望の党のイメージは
一気に悪化してしまった


 小池氏自身も10月13日に出演したテレビ番組で「きつい言葉だった」と悔やんでいる。

小池氏から
「排除」発言を引き出す質問をしたのは、
『検証・小池都政』(緑風出版)などの著書がある
フリージャーナリストの横田一(はじめ)氏だ


 当日のやり取りをこう振り返る。

「いつも厳しい質問をするためか、会見で手を挙げても小池氏に指名してもらえなくなっていましたが、なぜか半年ぶりに当てられたのがあの日でした。民進党から希望への公認申請者は排除されないという前原誠司代表の話と小池氏の話が食い違っていたので、素朴な疑問をぶつけた。『排除』発言を聞いた時は、ああ、本性が出たなと。『寛容な保守』をうたいながら、なんと愚かな発言をするんだと思いました」

 経緯を詳しく振り返ってみよう。舞台となったのは、都知事の定例会見で毎週金曜日の午後に、東京都庁(新宿区)の6階にある記者会見室で行われているものだ。

 小池氏からの発表を聞いた後、記者との質疑応答が行われるが、その日は挙手した記者たちの中から横田氏が指名された。

横田氏:「フリーの横田です。前原代表が昨日、(民進党の両院議員総会で)所属議員向けに希望の党に公認申請をすれば排除されないという説明をしたんですが、一方で知事は、安保、改憲を考慮して一致しない人は公認しないと。言っていることが違うと思うんですが、前原代表を騙したんでしょうか。それとも共謀して、そういうことを言ったんでしょうか」

小池氏:「すみません。横田さん。そのご質問は、この後、ちょっと場所を転換して、お答えをさせていただいた方が良いのではないかと思いますし、独特の言語を使っておられるなと今思ったところでございます。(中略)私は今、都知事としての会見をやっているわけですから、ちょっと待ってくださいね」

・・・(途中略)

小池氏:「では、横田さんもう一回いきますか」

横田氏:「繰り返しになりますが、前原代表が昨日発言した『公認申請すれば排除されない』ということについて(中略)前原代表をダマしたのでしょうか。共謀して、リベラル派大量虐殺とも言われているんですが……」

 ここで小池氏が「音声入ってないの?」と質問を遮った。

 横田氏のテーブルに備え付けられたマイクが作動していなかったためだ。

 横田氏が「最初から(言いますか)?」と応じると、報道陣の複数の席からは、あからさまな笑い声が漏れた。

 横田氏の質問の表現が過激だったことや、前述の定例会見時から知事とのやり取りがかみ合っていなかったことなどもあったのか、会見室には小池氏を追及するのではなく〝空気を読まない〟質問をする横田氏を嘲笑するかのような、弛緩した空気が充満していた。

 小池氏も上機嫌で笑っていた。

小池氏が〝運命の一言〟を放ったのは、まさにこの瞬間だった。

小池氏:
「わかりました、お答えします。
前原代表がどういう表現をされたか承知をいたしておりませんけれども、
排除をされないということは、ございませんで、
排除いたします」
 
油断から思わず出たホンネだったのか。
結果的には〝笑いごと〟では済まない発言となったのである


 横田氏がこう振り返る。

「小池氏には、会見場は自分のフィールドだという油断があったのかもしれませんね。結果的に小池氏のホンネが早い段階でハッキリしたことで、枝野幸男氏らの立憲民主党の結党が公示前に間に合ったのは良かったのかもしれません」

 メディア戦術に長けた勝負師が見せた、一瞬の油断だった。
(本誌 小泉耕平)
※週刊朝日 オンライン限定
by kuroki_kazuya | 2017-10-16 06:15 | 学ぶ | Comments(0)
事件は終わっていない-足尾銅山鉱毒問題を考える
     菅井益郎(すがい・ますろう 国学院大名誉教授・日本公害史)


たんぽぽ舎です。【TMM:No3195】
2017年10月12日(木)午後 07:57
地震と原発事故情報
より一部

┏┓ 
┗■4.事件は終わっていない-足尾銅山鉱毒問題を考える
 └──── 菅井益郎(すがい・ますろう
            国学院大名誉教授・日本公害史)

 古河市兵衛は、明治政府の富国強兵、殖産興業政策をパックに足尾銅山の再開
発に着手し、1884年の産銅は2000トンに急増、住友の別子銅山を抜いた。
 数々の最新技術を導入して短期間に坑内外施設の近代化を図り、90年代の産銅
は年間6000トンに上り、ほとんどは輸出された。1917年には産銅量は1万5700ト
ンを記録した。56年自溶製錬設備を導入、73年閉山、87年輸入鉱の製錬も中止し
た。
 産銅の急増は大量の廃棄物を産み出した。採鉱・選鉱過程から排出される鉱毒
(重金属を含む酸性排水や鉱滓)は魚類を死滅させたほか、灌漑用水を通って農
作物の生育障害や枯死の原因となり、製錬過程で生ずる煙毒(亜硫酸ガスや砒素
=ひそ)は樹木を枯ちし表土を流出させた。
 ハゲ山と化して保水力を失った足尾山地は、下流域の洪水と干害の原因であっ
た。大量の土砂は河床を高め、洪水は鉱毒被害を拡大した。1885年頃には鮎など
が大量死し、90年8月の大洪水は農作物の鉱毒被害を決定的なものにした。
 ■ ■
 栃木県の吾妻村や三鴨村では製錬所の移転や採掘停止を決議、栃木、群馬両県
議会も鉱毒被害の精密調査を求める建議を行った。91年12月の第二議会で栃木県
選出の衆議院議員田中正造は最初の鉱毒質問を行い政府に対応を迫った。
 古河は栃木、群馬両県と結託して粉鉱採集器を鉱毒対策であるかのように見せ
かけて農民に示談工作を行った。示談は当初3年契約で、次には永久示談として
行われたが、示談金を支払う以上「苦情一切申出でざるとと」を約束させるもの
で、これは水俣病事件で、原因が工場にあることが判明しても「新たな補償金要
求は一切行わない」とした1959年の「見舞金契約」と酷似している。
 この条項は73年3月の熊本地裁判決で「公序良俗に反する」として無効とされ
たが、福島原発事故の補償について東京電力は同じ過ちを犯した。
 1896年7、9月、渡良瀬川沿岸は大洪水に見舞われ、田中正造は被害民ととも
に憲法の所有権と請願権及び鉱業条例19条を根拠に「対政府鉱業停止運動」を展
開し、97年3月被害民は大挙して首都東京に押し出し、鉱毒問題は一大社会問題
となった。これにより政府は鉱毒調査会を設置するが、被害民の窮状を救うもの
ではなく、その後鉱毒事件は川俣事件、田中正造の天皇直訴、谷中村の強制廃村
と残留民家屋の強制破壊、事件の潜在化、戦後の鉱毒問題の再燃へと推移するが、
詳しくは東海林吉郎・菅井『通史・足尾鉱毒事件』(世織書房)を参照していた
だきたい。
 ■ ■
 明治後半期の一大社会問題となった足尾銅山鉱毒事件は政府の手によって治水
問題として処理された。被害農民の鉱毒反対運動は分断され、最下流部の谷中村
と周辺地域は遊水池に埋没させられた。
 足尾銅山鉱毒事件と田中正造の闘いの思想は、チッソ水俣病事件や東京電力福
島第一原発事故による放射能汚染公害事件などが起こるたび地の底から甦ってく
る。いで
 鉱毒事件はまだ終わっていない。坑内から排出される重金属を含んだ酸性坑内
水の処理は今後も永久に続く。3・11東日本大震災で再び源五郎沢堆積場が決壊
したが、足尾銅山に大量に堆積している鉱滓が流出する危険性も高い。足尾には
今なお14もの鉱滓堆積場が残存している。ハゲ山は緑なす山に戻すことができる
のか。
 田中正造は1912年6月17日の日記に「真の文明ハ山を荒さず、川を荒さず、村
を破らず、人を殺さゞるべし」と記しているが、それは今も多くの人々の共感を
呼ぶ。
 最後に渡良瀬川鉱毒根絶太田期成同盟会が建てた「祈念鉱毒根絶」碑(77年)
に刻まれた故板橋明治会長の言葉を記しておこう。
 「苦悩継ふまじ されど史実は伝ふべし 受難百年また還らず 根絶の日ぞ何時」
 (『毎日新聞』2017年9月21日夕刊・文化欄)

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by kuroki_kazuya | 2017-10-13 06:15 | 学ぶ | Comments(0)