スキーにはまっています。


by 幸田 晋

カテゴリ:権力 暴力装置( 317 )

週のはじめに考える 

政治家と官僚と国民と


東京新聞 【社説】 2017年6月25日より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017062502000136.html

 国会は閉じても加計(かけ)学園問題の幕引きは許されません。事の本質は、政治家と官僚が敵対する傍らで真に国民のための行政が蔑ろ(ないがし)にされていることです。

 「森友」「加計」問題と続いた一連の“忖度(そんたく)行政”ではっきりしたのは、安倍政権による霞が関支配の極端な強さでした。

 「総理のご意向」などを後ろ盾に、官僚を忖度の糸で操り、政権に歯向かう者には人格攻撃まで仕掛けて抵抗を封じる。ここまで強権の支配力は一体、どこからくるのでしょうか。二つの断面から切り取ってみます。

◆補い合う関係だった

 一つは歴史的な背景です。

 戦後日本の政治家と官僚は補い合う関係でした。復興期、官僚たちもまだ貧しい社会の一員に身を置いて、いつか豊かな時代を切り開こうと気概に燃えていたはずです。安定政権の高度成長戦略に呼応し、官僚は成長成果の公平な配分政策で支える。こうした関係が繁栄の礎にもなりました。

 けれど、成長が行き詰まるにつれ、この関係も崩れていきます。かれこれ四半世紀前の一時期。まず主導権を握ったのは官僚側でした。ヤマ場は、一九九四年二月三日、未明の記者会見です。

 非自民の八党派連立政権を率いる細川護熙(もりひろ)首相は突如「消費税を福祉目的税に改め、税率を3%から7%に引き上げる」国民福祉税の構想をぶち上げたのでした。

 消費税の増税を軸とする財政改革は大蔵省(現財務省)の悲願。対する連立の政権基盤はまだ薄い。細川氏や側近の回顧録によればこの当時、大蔵省の“豪腕”事務次官らが、新政権の中枢にしきりに接触してくる様子がうかがえます。

 細川氏の日記には、あまりに強硬な官僚主導に対し、首相が気色ばむ場面も出てきます。

◆敵対関係に駄目押し

 「大蔵省のみ残りて政権が潰(つぶ)れかねぬような決断は不可と強く叱正(しっせい)す」。民主主義の基本に沿えば官僚は、選挙を経た政治家の下に立って支えるのが、本来あるべき姿です。首相の叱正は、政治側の意地でもあったでしょう。

 結局、最後は官僚側に押し切られた末の未明の会見でしたが、強引さが批判され、細川政権はこの二カ月後崩壊。大蔵省もその後、政治側の“意趣返し”で本省から金融部局を分離され、権威はみるみる失墜していきました。

 こうして政治との敵対関係から始まった官僚の弱体化は、歯止めなく一方的でした。極め付きは二〇〇九年九月、官僚が事実上、閣議を振り付けていた「事務次官会議」の廃止です。歴史の振り子は勢いを増して、政治主導の極端へと振り切れていきました。

 そして、もう一つの断面。その振り子に駄目を押したのが、内閣人事局の存在です。縦割り行政打破の名の下に、国家公務員の人事を首相官邸で一元管理するため一四年に設置されました。加計問題で渦中の萩生田(はぎうだ)光一・内閣官房副長官が今の局長です。

 問題は、官僚側の命脈である省庁の幹部人事が一括、ここに握られていることです。それがために官僚たちは、省庁の行政判断よりも、政権の意向を忖度して動くことで組織を守ろうと考えるようになる。その結果が都合悪くなれば政権は「勝手に忖度した」官僚側の責任にもできる。となれば、これが加計問題に浮かんだ「官邸一強」のやはり正体でしょう。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-06-26 06:25 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
安倍政権と警察の闇

--元TBS政治部記者の
レイプ疑惑をもみ消した?


「中村格刑事部長」とは
何者なのか


週プレNEWS 6/17(土) 6:00配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170617-00086564-playboyz-pol

被害女性が会見を開いて話題となった、元TBS政治部記者、山口敬之(のりゆき)氏のレイプ疑惑。

『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏が、山口氏の逮捕をもみ消したとされる人物の闇に迫る!

* * *

このほど上梓(じょうし) した『日本中枢の狂謀』(講談社)の刊行に際し、6月5日、日本外国特派員協会で記者会見を行なった。

武器輸出三原則の撤廃、安保法制や秘密保護法のゴリ押し、メディアコントロール―ここ数年の安倍「一強」政治を見るにつけ、日本は後戻りできない危機的状況に陥っているのではないかと危惧してきた。本書ではその権力中枢による“狂ったはかりごと”と、危機からの脱出の方法を書いたつもりだ。

この会見では、やはり加計(かけ)学園に関する質問が多かったが、私が驚いたのは、会見後も多くの記者から取材の電話がかかってきたことだ。その内容は、「中村格(いたる)とは何者なのか?」。そして、「中村格氏の圧力メールはどんな内容か」というものだ。

2015年3月いっぱいで、私はテレビ朝日の『報道ステーション』のコメンテーターを降板した。その2ヵ月前の1月23日のオンエアで、安倍首相が外遊中、「イスラム国と戦う周辺国に2億ドルを出す」と表明したことを批判し、「I am not ABE」と発言したのが原因だった。

このとき、私の発言に激怒した官邸からテレビ朝日の幹部に直接、抗議のメールをしてきたのが当時、菅義偉(よしひで)官房長官の秘書官だった中村格氏だった。後にテレビ朝日関係者からそのメール内容を知らされたが、相当に激烈な言葉で私への非難がつづられていたという。

この抗議がテレビ朝日を萎縮させた。オンエア直後、報道局長や政治部長など、局幹部が集まり対応策を協議。その後、私の降板が決まった。

外国人記者らは、この中村格という名前に強く反応した。

つい最近、
「安倍首相と昵懇(じっこん)」とされる
元TBS政治部記者、山口敬之(のりゆき)氏の
レイプ疑惑が話題となった。

被害に遭った女性が
「逮捕状が出ながら、警視庁刑事部長の指示で、
山口氏の逮捕がもみ消された」と告発したのだ


この刑事部長こそ、中村格秘書官その人だった。警察庁から出向していた中村秘書官は、私が『報道ステーション』を降板する4日前の15年3月23日付で、警視庁刑事部長へと異動になっていたのだ。

15年6月、山口氏の逮捕状を請求したのは警視庁高輪(たかなわ)署だった。逮捕状は犯罪の証拠などを検察がチェックし、了解をした後、所轄からの請求を受け、裁判所が交付する。
それを執行直前に
所轄の“雲の上”の存在である警視庁本部の
刑事部長が止めたのだ

警察幹部OBに聞いても
よっぽどの事情がなければありえない
という回答が返ってきた


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-06-18 06:35 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
菅(すが)官房長官の「暴言」の責任を問う
  本質を隠す「悪質な人物」

   柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク) 

たんぽぽ舎です。【TMM:No3103】
2017年6月16日(金)午後 09:43
地震と原発事故情報
より一部

┏┓
┗■1.菅(すが)官房長官の「暴言」の責任を問う
 |  テレビや新聞も問え
 |  怪文書とわざわざ発言してものごとの
 |  本質を隠す「悪質な人物」
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

◎この間の「共謀罪」プラス「加計学園」騒動の大問題の中で、一番悪質な役目
を演じたのが、菅(すが)官房長官だ。内閣の大番頭のこの人は実に悪ーい役を演
じた。
 「総理のご意向」などと書かれた文書の存在が報道された先月17日、菅氏は会
見で「怪文書みたいな文書じゃないか」と語った。「あるものをないとは言えま
せん」と存在を指摘した前川前文科省次官の発言をこきおろし、秘密警察を使っ
て「バーに通っていた」とバクロする−しかも読売新聞を使って−いやらしい、
ひどい低次元の政治家だ。
  前川前次官は、人望があり、その後の各報道では、信頼できる・骨のある人物
と評価されている。

◎しかも、6月15日の記者会見でも「怪文書発言は撤回せず」と回答した。
 新聞記事によれば、次の通り
 …菅義偉官房長官は15日の記者会見で、学校法人「加計学園」の獣医学部新設
計画を巡る文書について、「怪文書」と表現したのは妥当だったという認識を示
した。内閣府が文部科学省に早期新設を働きかけたとされる文書の存在が再調査
で確認されたが、(中略)
 発言撤回の考えを問われたのに対し、答えた。(6月15日東京新聞朝刊2面より
抜粋)

◎テレビ・新聞も菅官房長官の「二枚舌発言」をもっとキチンと追及すべきだ。
現状はあまりにもなさけない。「安倍1強」のやりたい放題を許している。


┏┓
┗■2.大地震にかけられた「あらぬ疑い」
 |  …新潟水俣病もそのひとつ 原因企業は昭和電工だった
 |  昭和電工は水俣のチッソと同じく原因を隠そうとした
 |  警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識その201
 └──── 島村英紀(地震学者)

◎ 地震が「あらぬ疑い」をかけられることがある。
 ちょうど53年前の1964年6月に新潟地震が起きた。マグニチュード(M)は7.5。
この地震は地震史上で最大のコンビナート火災を起こした。
 一般の家からは火は出なかった。しかし新潟市内の石油製油所と貯蔵所4カ所か
ら出火し、なかでも昭和石油新潟製油所の巨大な石油タンクが12日間も燃え続け
たのだ。東京消防庁や米軍の応援まで得てようやく鎮火したが、近くの住宅60棟
が全焼した。

◎ 私が学生のころ、地震学者の大先生が作った地図では新潟が日本でいちばん
地震がないところとされていた。だが、その直後に起きたのが、この新潟地震だ
った。
 この先生の研究に限らず、将来の地震危険度を表した地図はいくつもある。政
府の委員会も権威があるはずの地図を毎年発表している。
 しかし、どの地図でも、安全だとされたところにその後、地震が起きている。
たとえば2005年に起きた福岡県西方沖地震(M7.0)は日本史上初めて起きた地震だ
ったのでまったくのノーマークだった。過去の歴史から将来の地震を予想するこ
とはかくも難しい。
 新潟地震では26名がなくなったほか、開通直後だった市内の昭和大橋が崩落し
たり、液状化で4階建ての県営川岸町アパートが倒れた。新潟県ばかりではなく
秋田、山形など8県でも被害が出た。

◎ 他方、この新潟地震が「濡れ衣」を着せられたこともある。
 当時は熊本県の水俣病が明らかになりかかっていた時代だった。1965年、新潟
大学は、新潟県の阿賀野川流域で有機水銀中毒と見られる患者が発生していると
発表した。新潟水俣病あるいは第二水俣病だ。
 原因企業は昭和電工だった。昭和電工鹿瀬工場(のちに鹿瀬電工、その後新潟
昭和の傘下に入った)でアセトアルデヒドを生産するときに、水俣のチッソと同
じようにメチル水銀を処理せずに川に流していたのだ。このため川で獲れた魚介
類を食べていた人々の体に有機水銀が蓄積されて水俣病が発病したのである。
 だが昭和電工は水俣のチッソと同じく原因を隠そうとした。患者が起こした損
害賠償請求訴訟では、昭和電工側は「原因は新潟地震によって川に流出した農薬」
と主張した。新潟地震で水銀系の農薬を保管していた新潟港の埠頭(ふとう)に
ある倉庫が浸水する被害を受け、そのとき農薬が流出したというのである。

◎ しかし、農薬として使用されていた水銀はほとんどがフェニル水銀で、水銀
中毒の原因物質となったメチル水銀ではない。また新潟県当局も被災した農薬の
全量を調査していて、農薬は安全に処理されていたことを確認していた。
 昭和電工が主張していた農薬説の根拠は、第一次訴訟までに被害を訴えていた
患者が河口近くの下流域にしかいなかったことだった。
 だがその後、農薬が流れ出した場所よりもずっと上流の地域にも患者が発生し
ていたことが明らかになった。地震原因説は崩れたのだ。

(島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/
「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より2017年6月9日の記事)

*****
by kuroki_kazuya | 2017-06-17 06:15 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
市民運動萎縮を懸念

=「監視拡大の恐れ」
―共謀罪成立で


時事通信 6/15(木) 14:48配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170615-00000072-jij-soci

 犯罪の計画段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法。

 政府は「一般市民は対象外」と説明するが、市民運動の参加者らからは「拡大解釈の恐れがあり、監視強化で運動が萎縮する」と懸念の声が上がる。

 自衛隊のイラク派遣反対を訴える集会を陸上自衛隊が監視し、参加者らの個人名などを記録していたとして、差し止めや損害賠償を求めた訴訟で原告団長を務めた仙台市宮城野区の写真家後藤東陽さん(92)は「市民活動が萎縮してしまう」と危機感を強める。

 訴訟では男性1人について、本名や勤務先の情報収集はプライバシー権の侵害で違法とした仙台高裁判決が確定。後藤さんは「国民監視は人権じゅうりんと裁判所が認めた」と評価する一方、「共謀罪は権力をいっそう強化し、国民を縛り上げてしまう」と指摘。
戦時下の治安維持法を挙げ、
「拡大解釈され、
監視が当たり前の世の中になってしまう
のではないか」と話した


米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の
名護市辺野古への移設をめぐり、
反対運動を続ける
沖縄平和運動センター議長の山城博治さん(64)は
「基地反対や反原発などの
『反政府運動』をどうにかしたいということだろう」
と語る


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-06-16 06:55 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
元TBS記者の準強姦疑惑と

共謀罪の恐るべき接点


志葉玲
フリージャーナリスト(環境、人権、戦争と平和)


5/31(水) 7:30より一部

https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20170531-00071544/

元TBS記者で「安倍晋三総理大臣をよく知るジャーナリスト」として、テレビ出演することも多かった山口敬之氏に暴行された上、不可解なかたちで山口氏の逮捕状が執行されなかったとして、今月29日、被害者の詩織さん(苗字は非公開)が会見を開いた。

本件を最初に報じた週刊新潮によれば、
山口氏の逮捕を止めさせたのは、
中村格・警視庁刑事部長(当時)だという。
そして中村氏の現在の役職は、
警察庁組織犯罪対策部長。
つまり、共謀罪摘発を統括する予定の役職だ。

さらに、法律の専門家からは、
共謀罪が
今回の様な事件のもみ消しに使われる
可能性もあると指摘されている


◯逮捕直前で「上からの指示」

詩織さんが29日の会見で語ったところによると、2015年4月、当時TBSワシントン支局長であった山口氏と都内で飲食した際に意識を失い、詩織さんが気がつくとホテルで山口氏に性的暴行を加えられていたという。山口氏は報道を受け、自身のフェイスブックで「法に反することはしていない」と釈明しているが、意識がない相手に性行為を行うことは、準強姦罪となる。詩織さんは、ホテル従業員の証言や防犯カメラの記録映像、山口氏の体液などの証拠をそろえ、告発。警視庁高輪署は2015年6月に山口氏の逮捕状を取った。だが、高輪署の捜査官は山口氏を逮捕することはなかった。捜査官は、詩織さんに


「今、(山口氏が)目の前を通過していきましたが、上からの指示があり、逮捕することはできませんでした。私も捜査を離れます」

と電話してきたのだという。捜査は、高輪署から警視庁捜査1課に引きつがれ、書類送検はされたものの、東京地検は昨年7月に不起訴としてしまった。

◯人事案を手渡し、演説リハに同席-安倍政権と近すぎる山口氏

有力な証拠があり、逮捕寸前であったのに、なぜ、当時、警視庁刑事部長であった中村氏は山口氏逮捕を止めたのか。中村氏は報道陣に対し「捜査に一点の曇りもない」と主張。だが、意識のない詩織さんをホテルの自室に連れ込んだことや衣服を脱がしたこと、詩織さんが判断力の無い状況で性行為を行ったこと自体は、当の山口氏のメールからも明らかだ。捜査を中断し、逮捕すらさせないことは、やはり不可解なのである。

山口氏の著書『総理』(幻冬舎)によれば、山口氏は政治部記者として、安倍晋三氏、麻生太郎氏、菅義偉氏らから相談を持ちかけられる程に信頼され、時には内閣人事案を麻生副総理から預かった安倍総理に渡したり、安倍総理の衆院解散演説のリハーサルに付き合ったりもしたという。週刊新潮による詩織さんの告発記事掲載についても、山口氏は北村滋内閣情報官に報告しようとしたなど(週刊新潮にメールを誤送信したことで発覚、山口氏本人は否定)、記者としては問題がある程に安倍政権に近すぎる。その山口氏を助けるため、安倍政権が関与したのか、否か-本件が単なる性犯罪というだけではなく疑獄である可能性も含め、真相が追及されなくてはならないだろう。

・・・(途中略)

◯共謀罪が権力側のもみ消しに使われる恐れも

山口氏の準強姦罪疑惑には、もう一つ、共謀罪にからみ懸念されることを想起させるものがある。権力側が隠蔽したい不祥事などの追及を防ぐ上で、共謀罪が使われる恐れがあるというのだ。

今泉義竜弁護士は、山口氏の疑惑に関連して、次のように指摘する。

「『共謀罪』と『もみ消し』というのは親和性があります。というのも、共謀罪法案には、『偽証の共謀罪』も含まれています。捜査機関の見立てと異なる証言をしようとする者とその支援者(弁護士含む)を『偽証の共謀容疑』で逮捕とすることも不可能ではありません。冤罪を晴らすための第三者の証言についても、証言する前に偽証の共謀で摘発される危険が指摘されています。実際、真実を述べようとする第三者に対する捜査機関による圧力はこれまでにも多く報告されています。加害者が政権と関係する重要人物である場合にも、事件をもみ消す目的でこの偽証の共謀罪が濫用される危険は非常に高いと思われます。

共謀罪というのは
捜査機関による事件もみ消し、
権力の不正隠蔽にも好都合なツールなのです」
(今泉弁護士)。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-06-01 06:25 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
「総理は言えないから私が言う」 

獣医学部新設、首相補佐官から要請


東京新聞 2017年5月31日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201705/CK2017053102000124.html

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画を巡り、
前川喜平・文部科学省前事務次官が
在職中の昨年九月、
和泉洋人(いずみひろと)首相補佐官から
学部新設の対応を急ぐよう
直接要請されていたことを、
三十日に明らかにした

和泉氏からは「総理は自分の口からは言えないから、私が代わりに言う」との趣旨の発言もあったとしている。

 国家戦略特区を担当する内閣府が文科省担当課に学部の早期開設を迫った文書に続き、安倍首相の側近によるハイレベルな働き掛けを前川氏が認めたことで、同氏の証人喚問など徹底解明を求める野党の声が強まりそうだ。

 前川氏が三十日に弁護士を通じて報道各社に送ったコメントによると、昨年九月上旬、和泉氏に呼ばれて官邸内の和泉氏の執務室で面会した。獣医学部設置の特例について「文科省の対応を早くしてほしい」と求められ、前川氏は了承した。担当する文科省専門教育課に面会の趣旨を伝える一方、松野博一文科相には報告しなかった。さらに昨年十月半ばに再び和泉氏に呼ばれ、官邸で面会。学部新設に向けた状況について質問があり、「引き続き検討中」と答えたという。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-06-01 06:15 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
山城議長長期拘束は
「人権法上問題」
 

国連報告者ら是正を求める


東京新聞 2017年5月28日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201705/CK2017052802000117.html

【ジュネーブ=共同】
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設などへの抗議活動に伴い逮捕された沖縄平和運動センターの山城博治(やましろひろじ)議長(64)=傷害罪などで公判中=に関し、
国連の特別報告者ら四人が
二月末、
長期拘束などには国際人権法上問題があるとして
日本政府に速やかな是正を求めていたことが分かった。

国連人権高等弁務官事務所が二十六日、
四人の緊急共同アピールを公表した


 山城議長は、米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯建設の抗議活動に伴って有刺鉄線を切断した器物損壊容疑で昨年十月に逮捕され、約五カ月拘束された後、三月十八日に保釈された。人権団体は「アピールが圧力になった可能性がある」と指摘している。

緊急アピールは二月二十八日付で、
国際人権法や国際人道法の専門家である
デービッド・ケイ氏(米国)ら四人の連名。
山城議長の活動は
人権を守る行為と考えられるとして
逮捕や長期勾留、容疑に懸念を示し、
日本の表現や平和的な集会の
自由への「萎縮」効果も懸念されると指摘した


 また、長期の拘束などに関連して「適切な法的手続きの欠如」を指摘する声があるとし、独立した公正な裁判の前に自由を制限されない権利を保障するべきだと日本政府に訴えている。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-05-29 06:35 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
前川vs官邸、
異例バトルの知られざる舞台裏


東洋経済オンライン 5/28(日) 16:00配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170528-00173721-toyo-bus_all

「在職中に共有してきた文書だ」「辞職するまでは当事者として携わっていた」

 愛媛県今治市で新設される獣医学部を巡る加計(かけ)学園問題。前川喜平前文科事務次官は5月25日に記者会見を開き、朝日新聞が5月17日に報じた「総理のご意向メモ」など一連の文書を「本物」だと明言した。

 前川氏が緊急に記者会見を開いたのは、これらの文書を「怪文書」と切り捨てる官邸に反撃する意図と思われる。

 しかも官邸は22日付けの読売新聞朝刊で、前川氏が文科事務次官時代に新宿・歌舞伎町の「出会い系バー」に通っていたことを”書かせている”。

■「調査なら1回か2回じゃないか」

”書かせている”と推測できる理由は、
この問題については
官邸も当事者であることがわかったためだ。
この記事について
菅義偉官房長官は当初、
「事実関係は政府としては承知していない」とシラを切っていた。
つまり、まったくの無関係を装っていたが、
前川氏が会見において
杉田和博官房副長官から叱責を受けたことを明かすと、
26日の定例会見で
「杉田氏から、事実だったので厳しく注意した、
という報告をあった」と認めた


 その報告はかなり詳細なものだったようで、出会い系バーへ行った理由として「テレビ番組で見た女性の貧困をリサーチするため」と主張する前川氏に対し、菅氏は意味深な笑いを浮かべながら「調査(で出会い系バーに行く)なら、1回か2回じゃないか」と述べている。

 ここで浮上する謎は、前川氏の私的な行動がなぜ官邸に把握されていたのかという点だ。

・・・(途中略)

 実は官邸と前川氏の間には、かねてから複数の確執があった。

■新国立競技場をめぐる確執

 そのひとつが新国立競技場問題だ。東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となるべき新国立競技場は、解体工事の段階でトラブルが発生。加えて聖火台が見落とされた設計ミスや当初の1300億円から大きく上回ってしまった建設費用など、文科省の力不足による混乱が明らかにされた。

 前川氏は新国立競技場整備計画が白紙撤回された後、文科審議官として新国立競技場整備計画経緯検証委員会の事務局長を務めている。しかし官邸は新国立競技場の管轄を文科省から取り上げ、内閣官房に「再検討推進室」を設置。これを仕切るのは国土交通省出身の和泉洋人首相補佐官だ。

・・・(途中略)

経産省の天下なのか

 政府が原子力関係閣僚会議を開き、「もんじゅ」の「廃炉を含めた抜本的な見直し」を表明したのが2016年9月21日。これを受けて高速炉会議が設置され、原子力産業関係者も参加。文科省が管轄していた「もんじゅ」問題はそれ以降、経済産業省が主導することになった。

 経産省は安倍首相の政務秘書官である今井尚哉氏の古巣。今井氏は資源エネルギー庁次長を務めたこともある。今井氏の叔父である今井敬元経団連会長も、一般法人日本原子力産業協会会長を務めるなど、今井一族は原子力に深いかかわりを持つファミリーといってよいだろう。

 「もんじゅ」の後継高速炉について、安倍首相は2014年5月に訪仏した際、オランド大統領(当時)との間で「民生用原子力分野における協力の強化」を確認し、2030年代に第4世代原子炉ASTRID計画の実施を約束した。

■文科省は「もんじゅ」廃炉に抵抗

 しかしASTRID計画は日本の負担が大きく、その前途も容易ではない。これを見越してか、文科省は「もんじゅ」廃炉に抵抗を続けていた。有馬朗人元東大総長を座長とした「『もんじゅ』の在り方に関する検討会」を立ち上げ、2016年5月27日に報告書を出させた。その内容は「運転再開に向けた体制を検討することができる最後のチャンス」としながらも、実際にはアリバイ作りの範疇にとどまっている。

 そして翌6月には前川氏が文科事務次官に就任。文科省のトップとして、「もんじゅ」問題に取り組まなくてはならなくなったのだ。

 ここで前川氏の出自に触れておきたい。同氏の閨閥を見ると、原子力行政と極めて深い関係があるのだ。前川氏の妹は中曽根弘文元文部大臣に嫁いでおり、日本に原子力発電所を導入しようとした中曽根康弘元首相と縁戚関係で繋がる。さらに前川氏が秘書官として仕えた故・与謝野馨元文部大臣は、中曽根元首相の紹介で日本原子力発電に1963年から1968年まで勤務した後、中曽根氏の秘書を務め、政界に転じた人物だ。日本原子力発電とは電力会社9社と電源開発の出資によって1957年に作られた会社で、「もんじゅ」建設にも深く関与した。

奇しくもその「もんじゅ」の廃炉の発表と、
前川氏の出会い系バー通いが官邸に把握され、
杉田副長官から叱責を受けていた時期が重なっている。
そのため、「『もんじゅ』の廃炉を進めるために、
前川氏の行動確認が行われたのではないか」
との憶測も流れている。

あくまで憶測に過ぎない。

しかし、複数の証言によると、
前川氏は官邸から見て
「扱いにくい人物」だったことは間違いない


そこから見えてくるのは、官邸において強い実権を持つようになった省庁が弱い省庁を喰い尽くしている光景だ。
なお加計学園問題で「総理のご意向」を忖度し、
文科省に獣医学部新設の圧力をかけた
と言われる藤原豊審議官も経産省出身だ

さらに安倍昭恵夫人に付きそう常勤の
「夫人付き秘書」のうち3人は
経産省からの出向者。
官邸では経産省が断トツの勝ち組と言えるのだ


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-05-29 06:25 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
前川前事務次官の勇気ある告発

と菅官房長官の異様な反応


田中良紹 ジャーナリスト

5/27(土) 21:30 (有料記事)より一部

https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakayoshitsugu/20170527-00071403/

フーテン老人世直し録(305)

皐月某日

官僚の中にも硬骨漢がいることを久々に見せてくれた。25日に記者会見を行った前文科省事務次官の前川喜平氏である。

加計学園の獣医学部新設を巡り文科省が内閣府から圧力をかけられた文書の存在を「あるものをないとは言えない」と明言し、官邸の意向によって「行政はゆがめられた」と告発した。

一方、この文書を「怪文書」ときめつけた菅官房長官の方は異様な対応を見せた。記者会見で前川氏の「出会い系バー通い」に言及し、人格を貶めることで発言の信ぴょう性を失わせようとしたのである。

前川氏はそうされることを覚悟で告発に踏み切ったと思われる。そして官邸は読売新聞を動員して「出会い系バー通い」を世間に知らしめた。読売新聞を使ったところもこれまでになく異様である。

「出会い系バー通い」の情報源は警察である。昔と違い公安事件が減少してからの警察は政治家や権力に都合の悪い人物のスキャンダル情報収集に力を入れている。それが閣僚人事で「身体検査」と呼ばれる情報の元となる。官邸から求められれば警察は情報を提供する。

官邸にとって都合の悪い人物を抹殺するには
「恐喝」と「買収」という2つの方法がとられる

1つは
言うことを聞かなければスキャンダルを公表すると「脅し」をかける

言うことを聞けばそのスキャンダルは日の目を見ない。
しかし逆らえばメディアにリークする。

もう1つは
政治家に対し「選挙で当選させる」という「買収」である

選挙資金の面倒や選挙区の調整で「貸し」を作り官邸の言うことを聞かせる。かつて中曽根元総理が党内の反対を押し切り衆参ダブル選挙を実現した時には、写真週刊誌「フォーカス」が竹下登氏の「恐喝」に利用され、二階堂進氏には選挙資金が提供されて二人はダブル選挙に反対するのをやめた。

今回興味深いのは、これまでのリーク先である「週刊文春」や「週刊新潮」ではなく「読売新聞」という一般紙が選ばれたことである。「出会い系バー通い」はゴシップの類でニュースではない。それを週刊誌ではなく「一流紙」を自負する読売新聞がニュースにしたところにこれまでと違う何かがある。安倍官邸と読売新聞の蜜月を露骨に見せる理由は何か。

また菅官房長官が会見で「出会い系バー通い」を鬼の首を取ったかのように言及する姿もこれまでとは違う何かを感じさせる。菅官房長官は「教育行政のトップが出会い系バーに行ったことに違和感を感じる」と言ったが、
政治家の身の下の実態を知るフーテンは
「そんなことを菅が言えるのか」
と違和感を感じた。
政治家がそれを言っちゃお終めえよ


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-05-28 06:43 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
国立・高層マンション訴訟 

元市長支援者ら弁済


東京新聞 2017年5月27日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201705/CK2017052702000119.html

 東京都国立市が高層マンションの建設を規制した条例を巡り、市が業者に支払った損害賠償金を上原公子(ひろこ)元市長(68)が個人で負うよう命じた判決の確定を受け、上原さんを支援する市民らが二十六日、市役所を訪れ、
上原さんに代わって基金を設けて
全国から募った
元金相当額三千百二十四万円を市に弁済した


 上原さんによると、元金のほかに二十六日までに約千四百万円の利息が生じている。元金の弁済でこれ以上増えることはないが、利息分も十二月末までに基金から弁済するという。

 この日は、市民らの代表三人が賠償金を現金で市役所に持ち込み、収納課の職員四人が二人一組で金額を確認した。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-05-28 06:35 | 権力 暴力装置 | Comments(0)