スキーにはまっています。


by 幸田 晋

カテゴリ:権力 暴力装置( 321 )

スクープ! 加計疑惑 

官邸で今治市と密会した“真犯人”は
安倍首相の懐刀 

特区申請前になぜ?


〈週刊朝日〉

AERA dot. 7/23(日) 12:14配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170723-00000011-sasahi-pol

 安倍晋三首相が出席し、7月24、25日に行われる国会の閉会中審査。

 これまでの審議では、加計学園問題について多くの疑惑が未解明のままになっている。その一つが、2015年4月2日、愛媛県今治市の企画課長と課長補佐が首相官邸を訪れていたことを示す今治市側の記録があることだ。

 市町村の課長クラスが首相官邸を直接訪問していること自体も目を引くが、その時期は今治市が国に国家戦略特区での獣医学部新設を提案する2カ月も前のこと。いったい、誰と何が話し合われたのか。「加計ありき」のレールが、この時期から敷かれていたのではないのか。

 だが、肝心の訪問相手は今治市側が公開した資料では黒塗り。7月10日の閉会中審査で自由党の森ゆうこ議員が質問したが、萩生田光一官房副長官は「訪問者の記録が保存されていないため確認できなかった」と煙に巻いた。たかだか2年前のことなのに、面会相手が誰だったかすらわからないというのだ。

そんな中、本誌は
このときの面会者について
重要な証言を得た。
事情を知る今治市関係者がこう語る。

「実は、このとき面会したのは
経産省出身の柳瀬唯夫首相秘書官(当時)。
柳瀬氏は今治市の担当者ら少なくとも3人と会い、
『希望に沿えるような方向で進んでいます』
という趣旨の話をしたと伝わっています」


 名前が挙がった柳瀬氏は、以前から経産省の次官候補と言われてきたエース。麻生太郎政権でも首相秘書官を務め、その仕事ぶりが評価されて安倍政権でも秘書官に起用されたという。経産省では原子力政策課長だった06年に原発の増設や輸出を進める「原子力立国計画」をまとめたことでも知られる。同じ経産省出身の今井尚哉首相秘書官とともに、安倍首相と経産省との“蜜月”関係を象徴する人物でもある。

 安倍首相の懐刀である柳瀬氏が直接、今治市の担当者を官邸に招いて面会していたとすれば、やはり“特別扱い”という疑念を抱かざるを得ない。前出の関係者もこう語る。

「面会の後、今治市では『ついにやった』とお祝いムードでした。普通、陳情など相手にしてもらえず、下の担当者レベルに会えればいいほう。国会議員が同行しても、課長にすら会えない。それが『官邸に来てくれ』と言われ、安倍首相の名代である秘書官に会えた。びっくりですよ。『絶対に誘致できる』『さすがは加計さんだ、総理にも話ができるんだ』と盛り上がったというのは有名な話です」

柳瀬氏は
15年8月に経産省に復帰し、
現在は事務次官に次ぐ地位の
経済産業審議官に就いている


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-07-24 06:15 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
稲田防衛相、組織的隠蔽を容認 

陸自にPKO日報、国会で虚偽答弁


東京新聞 2017年7月19日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201707/CK2017071902000124.html

南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の
日報を廃棄したとしながら
陸上自衛隊が保管していた問題で、

稲田朋美防衛相が
二月に行われた防衛省最高幹部による緊急会議で、
保管の事実を非公表とする
との方針を幹部から伝えられ、
了承していたことが分かった。

複数の政府関係者が
十八日、明らかにした。
防衛省・自衛隊の組織的隠蔽(いんぺい)を容認した形になる


 稲田氏はその後の国会で、一連の経緯の報告を受けていないとし「改めるべき隠蔽体質があれば私の責任で改善していきたい」と答弁。国会でも虚偽の説明をしたことになり、防衛相辞任を求める声が強まり、安倍晋三首相も任命責任を問われるのは確実だ。

 稲田氏は十八日、当該の会議で非公表の方針を了承したかどうかの事実関係について、共同通信の取材に「ご指摘のような事実はありません」と書面で回答した。

複数の関係者によると、
緊急会議は二月十五日、防衛省で開かれた。
稲田氏や
事務方トップの黒江哲郎事務次官、豊田硬(かたし)官房長、
岡部俊哉陸上幕僚長、湯浅悟郎陸幕副長らが出席。

情報公開請求に
「廃棄済み」とした日報が
陸自に電子データで残されていたことについて、
事実関係を公表するか対応を協議した


 陸自は一月十七日、岡部幕僚長に保管されていたことを報告し公表の準備を始めたが、会議では、陸自のデータは隊員個人が収集したもので公文書に当たらないなどとした上で、
「事実を公表する必要はない」との方針を決定。
稲田氏は異議を唱えず、了承したという


 三月に入り、報道によって陸自に日報が保管されていた事実が明るみに出た。稲田氏は同月十六日の衆院安全保障委員会で、民進党議員から一連の隠蔽行為の報告を受けていないのか問われ「報告はされなかったということだ」と否定した。

 日報を巡っては、情報公開請求を不開示とした後、昨年十二月に統合幕僚監部で発見。その後、陸自でも見つかったが、一月二十七日に統幕の背広組の防衛官僚が、報告に来た陸上幕僚監部(陸幕)の担当者に「今更陸自にあったとは言えない」と伝達。二月にデータは消去された。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-07-20 06:48 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
室井佑月「またキレたってよ」

〈週刊朝日〉

AERA dot. 7/13(木) 7:00配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170712-00000012-sasahi-pol

 都議選最終日の応援演説でブーイングを浴び、「こんな人たちに負けるわけにはいかないっ」と声をあげた安倍首相。この状況を作家の室井佑月氏は呆れる。

*  *  *

・・・(途中略)

 小池都知事は自民党に離党届を出した。が、考え方は安倍首相に近いともいわれている。日本会議の国会議員懇談会のメンバーも務めていたし。彼女のもとに5人国会議員が集まり、党を作るなんて噂もあるけど、そこんとこマスコミはもっと追求してくれないか?

 小池都知事は今の人気に乗って、いつか自民党を乗っ取って、総理大臣を目指しているのか?

・・・(途中略)

 そうそう都議選の最中に、稲田朋美防衛大臣が、自民党の候補者の応援にいって、「防衛省、自衛隊、防衛相、自民党としてもお願いしたい」とのトンデモ演説をした。

稲田さんはその後、発言を撤回したが、
彼女の立場でのこの発言自体がアウトなわけで、
撤回すれば済むという問題じゃない。

つーか、あたしはホント、
この人の生みの親である安倍首相にそっくりだな、と思った

政治家として、権力の私物化がどれほど恥ずかしいのかわかっていない。

 安倍首相は都議選の最終日、ようやく秋葉原の街頭で応援演説をした。彼が登場すると、街頭からブーイングと「帰れ!」コールが巻き起こった。すると安倍首相は聴衆を指差し、

「こんな人たちに負けるわけにはいかないっ」

 と声を張り上げた。またキレたんか?

 なぜ、ブーイングが起こったのか、この人は考えたりしないんだろう。

総理大臣は、
自分の支持者だけの代表ではない、
すべての国民の代表者である。

「こんな人たちに負けるわけにはいかないっ」って、
自分に刃向かう人たちは敵という考え方なのか?

当たり前のことだけど、
この国もこの国の財産も、あなたたちのものじゃない。

そして、あなたたちは国民を守る義務がある。

選別したりせず、
すべての国民をだ。それが仕事じゃないの?


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-07-14 06:25 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
<経産省>新次官に
嶋田通商政策局長
 

特許庁長官は初の女性


毎日新聞 7/4(火) 20:14配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170704-00000065-mai-pol

 経済産業省の事務次官に嶋田隆通商政策局長(57)が5日付で昇格する。同省では経済産業政策局長から次官に昇格する例が多く、嶋田氏が昨夏の人事で官房長から通政局長に異動した際は「次官の目は無くなった」(OB)との見方も出ていたが、それを覆して次官昇格を果たす。

 もともと、嶋田氏は与謝野馨・元経済財政担当相から請われて秘書官を何度も務めるなど政策手腕への評価が高い「辣腕(らつわん)官僚」。
また、2011年の福島第1原発事故後は
東京電力の再建に尽力したほか、
通政局長としては
「米国第一主義」を掲げて貿易赤字削減を迫るトランプ政権との
関係作りに努めてきた


世耕弘成経産相はそんな実績を認めて、次官起用を決めたようだ。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-07-05 06:25 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
週のはじめに考える 

政治家と官僚と国民と


東京新聞 【社説】 2017年6月25日より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017062502000136.html

 国会は閉じても加計(かけ)学園問題の幕引きは許されません。事の本質は、政治家と官僚が敵対する傍らで真に国民のための行政が蔑ろ(ないがし)にされていることです。

 「森友」「加計」問題と続いた一連の“忖度(そんたく)行政”ではっきりしたのは、安倍政権による霞が関支配の極端な強さでした。

 「総理のご意向」などを後ろ盾に、官僚を忖度の糸で操り、政権に歯向かう者には人格攻撃まで仕掛けて抵抗を封じる。ここまで強権の支配力は一体、どこからくるのでしょうか。二つの断面から切り取ってみます。

◆補い合う関係だった

 一つは歴史的な背景です。

 戦後日本の政治家と官僚は補い合う関係でした。復興期、官僚たちもまだ貧しい社会の一員に身を置いて、いつか豊かな時代を切り開こうと気概に燃えていたはずです。安定政権の高度成長戦略に呼応し、官僚は成長成果の公平な配分政策で支える。こうした関係が繁栄の礎にもなりました。

 けれど、成長が行き詰まるにつれ、この関係も崩れていきます。かれこれ四半世紀前の一時期。まず主導権を握ったのは官僚側でした。ヤマ場は、一九九四年二月三日、未明の記者会見です。

 非自民の八党派連立政権を率いる細川護熙(もりひろ)首相は突如「消費税を福祉目的税に改め、税率を3%から7%に引き上げる」国民福祉税の構想をぶち上げたのでした。

 消費税の増税を軸とする財政改革は大蔵省(現財務省)の悲願。対する連立の政権基盤はまだ薄い。細川氏や側近の回顧録によればこの当時、大蔵省の“豪腕”事務次官らが、新政権の中枢にしきりに接触してくる様子がうかがえます。

 細川氏の日記には、あまりに強硬な官僚主導に対し、首相が気色ばむ場面も出てきます。

◆敵対関係に駄目押し

 「大蔵省のみ残りて政権が潰(つぶ)れかねぬような決断は不可と強く叱正(しっせい)す」。民主主義の基本に沿えば官僚は、選挙を経た政治家の下に立って支えるのが、本来あるべき姿です。首相の叱正は、政治側の意地でもあったでしょう。

 結局、最後は官僚側に押し切られた末の未明の会見でしたが、強引さが批判され、細川政権はこの二カ月後崩壊。大蔵省もその後、政治側の“意趣返し”で本省から金融部局を分離され、権威はみるみる失墜していきました。

 こうして政治との敵対関係から始まった官僚の弱体化は、歯止めなく一方的でした。極め付きは二〇〇九年九月、官僚が事実上、閣議を振り付けていた「事務次官会議」の廃止です。歴史の振り子は勢いを増して、政治主導の極端へと振り切れていきました。

 そして、もう一つの断面。その振り子に駄目を押したのが、内閣人事局の存在です。縦割り行政打破の名の下に、国家公務員の人事を首相官邸で一元管理するため一四年に設置されました。加計問題で渦中の萩生田(はぎうだ)光一・内閣官房副長官が今の局長です。

 問題は、官僚側の命脈である省庁の幹部人事が一括、ここに握られていることです。それがために官僚たちは、省庁の行政判断よりも、政権の意向を忖度して動くことで組織を守ろうと考えるようになる。その結果が都合悪くなれば政権は「勝手に忖度した」官僚側の責任にもできる。となれば、これが加計問題に浮かんだ「官邸一強」のやはり正体でしょう。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-06-26 06:25 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
安倍政権と警察の闇

--元TBS政治部記者の
レイプ疑惑をもみ消した?


「中村格刑事部長」とは
何者なのか


週プレNEWS 6/17(土) 6:00配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170617-00086564-playboyz-pol

被害女性が会見を開いて話題となった、元TBS政治部記者、山口敬之(のりゆき)氏のレイプ疑惑。

『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏が、山口氏の逮捕をもみ消したとされる人物の闇に迫る!

* * *

このほど上梓(じょうし) した『日本中枢の狂謀』(講談社)の刊行に際し、6月5日、日本外国特派員協会で記者会見を行なった。

武器輸出三原則の撤廃、安保法制や秘密保護法のゴリ押し、メディアコントロール―ここ数年の安倍「一強」政治を見るにつけ、日本は後戻りできない危機的状況に陥っているのではないかと危惧してきた。本書ではその権力中枢による“狂ったはかりごと”と、危機からの脱出の方法を書いたつもりだ。

この会見では、やはり加計(かけ)学園に関する質問が多かったが、私が驚いたのは、会見後も多くの記者から取材の電話がかかってきたことだ。その内容は、「中村格(いたる)とは何者なのか?」。そして、「中村格氏の圧力メールはどんな内容か」というものだ。

2015年3月いっぱいで、私はテレビ朝日の『報道ステーション』のコメンテーターを降板した。その2ヵ月前の1月23日のオンエアで、安倍首相が外遊中、「イスラム国と戦う周辺国に2億ドルを出す」と表明したことを批判し、「I am not ABE」と発言したのが原因だった。

このとき、私の発言に激怒した官邸からテレビ朝日の幹部に直接、抗議のメールをしてきたのが当時、菅義偉(よしひで)官房長官の秘書官だった中村格氏だった。後にテレビ朝日関係者からそのメール内容を知らされたが、相当に激烈な言葉で私への非難がつづられていたという。

この抗議がテレビ朝日を萎縮させた。オンエア直後、報道局長や政治部長など、局幹部が集まり対応策を協議。その後、私の降板が決まった。

外国人記者らは、この中村格という名前に強く反応した。

つい最近、
「安倍首相と昵懇(じっこん)」とされる
元TBS政治部記者、山口敬之(のりゆき)氏の
レイプ疑惑が話題となった。

被害に遭った女性が
「逮捕状が出ながら、警視庁刑事部長の指示で、
山口氏の逮捕がもみ消された」と告発したのだ


この刑事部長こそ、中村格秘書官その人だった。警察庁から出向していた中村秘書官は、私が『報道ステーション』を降板する4日前の15年3月23日付で、警視庁刑事部長へと異動になっていたのだ。

15年6月、山口氏の逮捕状を請求したのは警視庁高輪(たかなわ)署だった。逮捕状は犯罪の証拠などを検察がチェックし、了解をした後、所轄からの請求を受け、裁判所が交付する。
それを執行直前に
所轄の“雲の上”の存在である警視庁本部の
刑事部長が止めたのだ

警察幹部OBに聞いても
よっぽどの事情がなければありえない
という回答が返ってきた


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-06-18 06:35 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
菅(すが)官房長官の「暴言」の責任を問う
  本質を隠す「悪質な人物」

   柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク) 

たんぽぽ舎です。【TMM:No3103】
2017年6月16日(金)午後 09:43
地震と原発事故情報
より一部

┏┓
┗■1.菅(すが)官房長官の「暴言」の責任を問う
 |  テレビや新聞も問え
 |  怪文書とわざわざ発言してものごとの
 |  本質を隠す「悪質な人物」
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

◎この間の「共謀罪」プラス「加計学園」騒動の大問題の中で、一番悪質な役目
を演じたのが、菅(すが)官房長官だ。内閣の大番頭のこの人は実に悪ーい役を演
じた。
 「総理のご意向」などと書かれた文書の存在が報道された先月17日、菅氏は会
見で「怪文書みたいな文書じゃないか」と語った。「あるものをないとは言えま
せん」と存在を指摘した前川前文科省次官の発言をこきおろし、秘密警察を使っ
て「バーに通っていた」とバクロする−しかも読売新聞を使って−いやらしい、
ひどい低次元の政治家だ。
  前川前次官は、人望があり、その後の各報道では、信頼できる・骨のある人物
と評価されている。

◎しかも、6月15日の記者会見でも「怪文書発言は撤回せず」と回答した。
 新聞記事によれば、次の通り
 …菅義偉官房長官は15日の記者会見で、学校法人「加計学園」の獣医学部新設
計画を巡る文書について、「怪文書」と表現したのは妥当だったという認識を示
した。内閣府が文部科学省に早期新設を働きかけたとされる文書の存在が再調査
で確認されたが、(中略)
 発言撤回の考えを問われたのに対し、答えた。(6月15日東京新聞朝刊2面より
抜粋)

◎テレビ・新聞も菅官房長官の「二枚舌発言」をもっとキチンと追及すべきだ。
現状はあまりにもなさけない。「安倍1強」のやりたい放題を許している。


┏┓
┗■2.大地震にかけられた「あらぬ疑い」
 |  …新潟水俣病もそのひとつ 原因企業は昭和電工だった
 |  昭和電工は水俣のチッソと同じく原因を隠そうとした
 |  警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識その201
 └──── 島村英紀(地震学者)

◎ 地震が「あらぬ疑い」をかけられることがある。
 ちょうど53年前の1964年6月に新潟地震が起きた。マグニチュード(M)は7.5。
この地震は地震史上で最大のコンビナート火災を起こした。
 一般の家からは火は出なかった。しかし新潟市内の石油製油所と貯蔵所4カ所か
ら出火し、なかでも昭和石油新潟製油所の巨大な石油タンクが12日間も燃え続け
たのだ。東京消防庁や米軍の応援まで得てようやく鎮火したが、近くの住宅60棟
が全焼した。

◎ 私が学生のころ、地震学者の大先生が作った地図では新潟が日本でいちばん
地震がないところとされていた。だが、その直後に起きたのが、この新潟地震だ
った。
 この先生の研究に限らず、将来の地震危険度を表した地図はいくつもある。政
府の委員会も権威があるはずの地図を毎年発表している。
 しかし、どの地図でも、安全だとされたところにその後、地震が起きている。
たとえば2005年に起きた福岡県西方沖地震(M7.0)は日本史上初めて起きた地震だ
ったのでまったくのノーマークだった。過去の歴史から将来の地震を予想するこ
とはかくも難しい。
 新潟地震では26名がなくなったほか、開通直後だった市内の昭和大橋が崩落し
たり、液状化で4階建ての県営川岸町アパートが倒れた。新潟県ばかりではなく
秋田、山形など8県でも被害が出た。

◎ 他方、この新潟地震が「濡れ衣」を着せられたこともある。
 当時は熊本県の水俣病が明らかになりかかっていた時代だった。1965年、新潟
大学は、新潟県の阿賀野川流域で有機水銀中毒と見られる患者が発生していると
発表した。新潟水俣病あるいは第二水俣病だ。
 原因企業は昭和電工だった。昭和電工鹿瀬工場(のちに鹿瀬電工、その後新潟
昭和の傘下に入った)でアセトアルデヒドを生産するときに、水俣のチッソと同
じようにメチル水銀を処理せずに川に流していたのだ。このため川で獲れた魚介
類を食べていた人々の体に有機水銀が蓄積されて水俣病が発病したのである。
 だが昭和電工は水俣のチッソと同じく原因を隠そうとした。患者が起こした損
害賠償請求訴訟では、昭和電工側は「原因は新潟地震によって川に流出した農薬」
と主張した。新潟地震で水銀系の農薬を保管していた新潟港の埠頭(ふとう)に
ある倉庫が浸水する被害を受け、そのとき農薬が流出したというのである。

◎ しかし、農薬として使用されていた水銀はほとんどがフェニル水銀で、水銀
中毒の原因物質となったメチル水銀ではない。また新潟県当局も被災した農薬の
全量を調査していて、農薬は安全に処理されていたことを確認していた。
 昭和電工が主張していた農薬説の根拠は、第一次訴訟までに被害を訴えていた
患者が河口近くの下流域にしかいなかったことだった。
 だがその後、農薬が流れ出した場所よりもずっと上流の地域にも患者が発生し
ていたことが明らかになった。地震原因説は崩れたのだ。

(島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/
「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より2017年6月9日の記事)

*****
by kuroki_kazuya | 2017-06-17 06:15 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
市民運動萎縮を懸念

=「監視拡大の恐れ」
―共謀罪成立で


時事通信 6/15(木) 14:48配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170615-00000072-jij-soci

 犯罪の計画段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法。

 政府は「一般市民は対象外」と説明するが、市民運動の参加者らからは「拡大解釈の恐れがあり、監視強化で運動が萎縮する」と懸念の声が上がる。

 自衛隊のイラク派遣反対を訴える集会を陸上自衛隊が監視し、参加者らの個人名などを記録していたとして、差し止めや損害賠償を求めた訴訟で原告団長を務めた仙台市宮城野区の写真家後藤東陽さん(92)は「市民活動が萎縮してしまう」と危機感を強める。

 訴訟では男性1人について、本名や勤務先の情報収集はプライバシー権の侵害で違法とした仙台高裁判決が確定。後藤さんは「国民監視は人権じゅうりんと裁判所が認めた」と評価する一方、「共謀罪は権力をいっそう強化し、国民を縛り上げてしまう」と指摘。
戦時下の治安維持法を挙げ、
「拡大解釈され、
監視が当たり前の世の中になってしまう
のではないか」と話した


米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の
名護市辺野古への移設をめぐり、
反対運動を続ける
沖縄平和運動センター議長の山城博治さん(64)は
「基地反対や反原発などの
『反政府運動』をどうにかしたいということだろう」
と語る


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-06-16 06:55 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
元TBS記者の準強姦疑惑と

共謀罪の恐るべき接点


志葉玲
フリージャーナリスト(環境、人権、戦争と平和)


5/31(水) 7:30より一部

https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20170531-00071544/

元TBS記者で「安倍晋三総理大臣をよく知るジャーナリスト」として、テレビ出演することも多かった山口敬之氏に暴行された上、不可解なかたちで山口氏の逮捕状が執行されなかったとして、今月29日、被害者の詩織さん(苗字は非公開)が会見を開いた。

本件を最初に報じた週刊新潮によれば、
山口氏の逮捕を止めさせたのは、
中村格・警視庁刑事部長(当時)だという。
そして中村氏の現在の役職は、
警察庁組織犯罪対策部長。
つまり、共謀罪摘発を統括する予定の役職だ。

さらに、法律の専門家からは、
共謀罪が
今回の様な事件のもみ消しに使われる
可能性もあると指摘されている


◯逮捕直前で「上からの指示」

詩織さんが29日の会見で語ったところによると、2015年4月、当時TBSワシントン支局長であった山口氏と都内で飲食した際に意識を失い、詩織さんが気がつくとホテルで山口氏に性的暴行を加えられていたという。山口氏は報道を受け、自身のフェイスブックで「法に反することはしていない」と釈明しているが、意識がない相手に性行為を行うことは、準強姦罪となる。詩織さんは、ホテル従業員の証言や防犯カメラの記録映像、山口氏の体液などの証拠をそろえ、告発。警視庁高輪署は2015年6月に山口氏の逮捕状を取った。だが、高輪署の捜査官は山口氏を逮捕することはなかった。捜査官は、詩織さんに


「今、(山口氏が)目の前を通過していきましたが、上からの指示があり、逮捕することはできませんでした。私も捜査を離れます」

と電話してきたのだという。捜査は、高輪署から警視庁捜査1課に引きつがれ、書類送検はされたものの、東京地検は昨年7月に不起訴としてしまった。

◯人事案を手渡し、演説リハに同席-安倍政権と近すぎる山口氏

有力な証拠があり、逮捕寸前であったのに、なぜ、当時、警視庁刑事部長であった中村氏は山口氏逮捕を止めたのか。中村氏は報道陣に対し「捜査に一点の曇りもない」と主張。だが、意識のない詩織さんをホテルの自室に連れ込んだことや衣服を脱がしたこと、詩織さんが判断力の無い状況で性行為を行ったこと自体は、当の山口氏のメールからも明らかだ。捜査を中断し、逮捕すらさせないことは、やはり不可解なのである。

山口氏の著書『総理』(幻冬舎)によれば、山口氏は政治部記者として、安倍晋三氏、麻生太郎氏、菅義偉氏らから相談を持ちかけられる程に信頼され、時には内閣人事案を麻生副総理から預かった安倍総理に渡したり、安倍総理の衆院解散演説のリハーサルに付き合ったりもしたという。週刊新潮による詩織さんの告発記事掲載についても、山口氏は北村滋内閣情報官に報告しようとしたなど(週刊新潮にメールを誤送信したことで発覚、山口氏本人は否定)、記者としては問題がある程に安倍政権に近すぎる。その山口氏を助けるため、安倍政権が関与したのか、否か-本件が単なる性犯罪というだけではなく疑獄である可能性も含め、真相が追及されなくてはならないだろう。

・・・(途中略)

◯共謀罪が権力側のもみ消しに使われる恐れも

山口氏の準強姦罪疑惑には、もう一つ、共謀罪にからみ懸念されることを想起させるものがある。権力側が隠蔽したい不祥事などの追及を防ぐ上で、共謀罪が使われる恐れがあるというのだ。

今泉義竜弁護士は、山口氏の疑惑に関連して、次のように指摘する。

「『共謀罪』と『もみ消し』というのは親和性があります。というのも、共謀罪法案には、『偽証の共謀罪』も含まれています。捜査機関の見立てと異なる証言をしようとする者とその支援者(弁護士含む)を『偽証の共謀容疑』で逮捕とすることも不可能ではありません。冤罪を晴らすための第三者の証言についても、証言する前に偽証の共謀で摘発される危険が指摘されています。実際、真実を述べようとする第三者に対する捜査機関による圧力はこれまでにも多く報告されています。加害者が政権と関係する重要人物である場合にも、事件をもみ消す目的でこの偽証の共謀罪が濫用される危険は非常に高いと思われます。

共謀罪というのは
捜査機関による事件もみ消し、
権力の不正隠蔽にも好都合なツールなのです」
(今泉弁護士)。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-06-01 06:25 | 権力 暴力装置 | Comments(0)
「総理は言えないから私が言う」 

獣医学部新設、首相補佐官から要請


東京新聞 2017年5月31日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201705/CK2017053102000124.html

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画を巡り、
前川喜平・文部科学省前事務次官が
在職中の昨年九月、
和泉洋人(いずみひろと)首相補佐官から
学部新設の対応を急ぐよう
直接要請されていたことを、
三十日に明らかにした

和泉氏からは「総理は自分の口からは言えないから、私が代わりに言う」との趣旨の発言もあったとしている。

 国家戦略特区を担当する内閣府が文科省担当課に学部の早期開設を迫った文書に続き、安倍首相の側近によるハイレベルな働き掛けを前川氏が認めたことで、同氏の証人喚問など徹底解明を求める野党の声が強まりそうだ。

 前川氏が三十日に弁護士を通じて報道各社に送ったコメントによると、昨年九月上旬、和泉氏に呼ばれて官邸内の和泉氏の執務室で面会した。獣医学部設置の特例について「文科省の対応を早くしてほしい」と求められ、前川氏は了承した。担当する文科省専門教育課に面会の趣旨を伝える一方、松野博一文科相には報告しなかった。さらに昨年十月半ばに再び和泉氏に呼ばれ、官邸で面会。学部新設に向けた状況について質問があり、「引き続き検討中」と答えたという。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-06-01 06:15 | 権力 暴力装置 | Comments(0)