スキーにはまっています。


by 幸田 晋

カテゴリ:講演 講師に( 1 )

国境なき医師団
日本会長、

普段は
小さな診療所の院長


女性自身 11月10日(日)0時0分配信より一部

「現地のことを考えたら、食べ物を残せなくなりましたね。
ぜいたくが申し訳なくなって。
過酷な状況に長くいると、人に優しくなったりもします。
あと化粧もしなくなりましたね(笑)」

こう語るのは、
『国境なき医師団日本』会長の黒崎伸子さん(56)。


ふだんは、長崎市ののどかな住宅街で診療所『黒崎医院』の開業医をしているが、
ひとたび要請があれば、
銃撃戦が日常化している無法地帯へも躊躇なく飛んでいく。

スリランカ、ソマリア、イラク、シリアと
瀕死の患者が放置されている場所があれば、どこへでも。

その“覚悟の旅”は、
父の書棚で『外科手術』の本を見つけたときから始まったーー。

’57年1月16日に長崎市で生まれた伸子さん。

父親の勇さん(84)は開業医で、元看護師の母親の昌子さん(82)が
入院患者の食事の世話をしていた。

かつては19床の入院施設があり、住み込みの看護師もいる大所帯。

一家も病院の建物内で生活した。

そのため、幼いころから人体に興味を抱いたのも自然だった。


・・・・(中略)


’08年、
東アフリカのソマリアへの派遣が決まったときに
父親から『黒崎病院』を引き継ぐ。

’10年3月、MSF日本の会長に就任。
このころ、診療所の2階で両親との同居を始めた。

「もう高齢ですし、どちらかが倒れたら、海外派遣も無理です。
今回が最後になるかもと、そんな思いで今年5月にシリアに渡りました」

中東のシリアでは
2年前から政府側と反政府側との間で内戦が続く。
昨年には、ジャーナリストの山本美香さんが銃弾に倒れている。
派遣されたのは北部のイドリブ県。

「運ばれてくる兵士のほとんどが反政府軍でしたが、断ったことはありません。
どちらも同じ命。
医療を求めている人を救いたいだけなんです。

全力で治療するのは、なにもMSFに限ったことではなく、医の倫理の大原則。

だから、ニーズがあるところに行く。

頼まれたら断らない。

それが私の中の理想の医師像です」

 
戦場に行くことは怖くないのか、との問いに
「そんなこと考えたこともなかったわ」と、
さらりと言ってのける伸子さん。

“覚悟の旅”はまだまだ続くようだ。

by kuroki_kazuya | 2013-11-10 06:26 | 講演 講師に | Comments(0)