スキーにはまっています。


by 幸田 晋
東芝メモリ売却 

公的資金投入するなら


東京新聞 【社説】 2017年6月23日より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017062302000143.html

 東芝の経営危機の本質は原子力事業の行き詰まりにある。公的資金を子会社買収に投入して東芝を救済するなら、国の政策の見直しが前提となっていいはずだ。救済とともに考えるべきことがある。

 東芝の債務超過解消のカギを握る半導体子会社「東芝メモリ」の売却で交渉の相手が決まった。

 経済産業省主導の日米韓連合で、政府系ファンドの産業革新機構、政府系金融機関の日本政策投資銀行を中心に、韓国半導体大手や米ファンドなどが加わる。二十八日の株主総会までに最終合意を目指している。

 債務超過の解消に必要な二兆円規模の金額に加え、日本主導による技術流出の防止、国内雇用の維持は、株主だけでなく地域社会を含めた幅広い利害関係者の理解を得やすい側面がある。大勢の暮らしに関わる雇用の確保は果たしてもらわねばならない。

その上でなお大きな問題点がある。
公的資金投入の適正性だ。

革新機構の資金は95%が税金で、
政策投資銀は株主に政府が名を連ねる。
エルピーダメモリの場合、
再建に失敗し二百八十億円が国民負担となった


 東芝の経営危機は二〇〇六年に買収した米原子力子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)の経営破綻で生じた巨額損失が直接の原因になっている。
だが背景には
政府が進めてきた国策民営の原発推進策がある


・・・(後略)
# by kuroki_kazuya | 2017-06-24 06:25 | 核 原子力 | Comments(0)
加計学園問題、ぬぐえない疑念が続々と…
柳田 真(たんぽぽ舎)


たんぽぽ舎です。【TMM:No3109】
2017年6月23日(金)午後 10:16
地震と原発事故情報
より一部

┏┓
┗■1.加計学園問題、ぬぐえない疑念が続々と…
 |  加計学園問題に関する資料が次々と出て来ます
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

◎6月21日(水)日本経済新聞は「加計問題、収まらず。政権、幕引きの目算狂う」
「『ご注進』発言の山本幸三地方創生相謝罪」と報じる。
 6月22日(木)の日本経済新聞は「加計問題ぬぐえぬ疑念、(政権からの)圧力な
しは真実か?文書がなぜ次々と…?、政権、収束へ策は?」と報じる。
 東京新聞6月22日(木)は「萩生田氏『知らない』というけど…自身のブログに
3氏の写真」と報じている。(3氏の写真とは、ビール片手の安倍晋三首相と加計
孝太郎理事長と萩生田光一氏)

◎追及し、追及し、押して、押して、安倍晋三首相と菅官房長官を退陣させよう
 7月11日(火)の「共謀罪」施行日には総がかり行動実行委員会など主催で大行
動が予定されている。(12時より13時、国会議員会館にて)
 たんぽぽ舎では、加計学園-森友学園疑惑追及と「共謀罪」廃止をめざして学
習会を計画しています。参加歓迎です。今、講師と交渉中です。決まり次第、お
知らせ致します。

※参考記事
◆加計問題、収まらず 萩生田氏否定「強い憤り」政権、幕引きの目算狂う
「ご注進」発言の地方創生相謝罪」

 学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設を巡る政府内の混乱が収まら
ない。文部科学省は萩生田光一官房副長官が同省局長に発言したとされる新たな
文書を公表した。「2018年開学」が安倍晋三首相の意向だと示唆する内容を含む。
  (6月21日、日本経済新聞3面より抜粋)

◆加計問題ぬぐえぬ疑念、(政権からの)圧力なしは真実か?
 文書がなぜ次々と…?、政権、収束へ策は?

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医
学部新設を巡る問題が混迷の度を深めている。首相が自らの獣医学部新設の指示
を強く否定するなか、逆に関与を疑わせるような政府内の文書が次々と明らかに
なり、政権にとっては苦しい立場が続いている。 (後略)
  (6月22日、日本経済新聞2面より抜粋)

◆萩生田氏「知らない」というけど…自身のブログに3氏の写真 加計問題

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部
新設を巡り、文部科学省幹部に対して、萩生田(はぎうだ)光一官房副長官が加計
学園の早期開学を求めたと受け取れる文書が見つかった問題。(中略)
 しかし、自身のブログに首相、加計氏との「スリーショット」写真を掲載する
など、学園との密接な関係は際立っている。(後略)
  (6月22日東京新聞2面より抜粋) 


┏┓
┗■2.原発の新増設を視野にエネルギー基本計画見直しを謀る経産省
| -韓国が「脱原発」宣言したのに、日本では新増設?-
| 経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その35
 └──── 木村雅英(経産省前テントひろば)

 6月19日に韓国の文大統領が新規原発の建設白紙化や設計寿命を超えた運転の
禁止なと、脱原発を推進すると宣言した。同様の動きは、脱原発を決めたドイツ
のほか、スイス、台湾でも見られる。

 一方、日本では、経済産業省・資源エネルギー庁が未だに原発の新増設まで目
論んでいるらしい。6月9日に日本経済新聞は「原発新増設を明記、経産省が提案
 エネ基本計画」と報じた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS08H2K_Y7A600C1MM8000/
<経済産業省は国のエネルギー基本計画の見直しに着手する。将来の原子力発電
所の新増設や建て替えの必要性の明記を検討する。原発依存度を低減させる方針
は堅持しつつ、長期的に電力の安定供給や技術や人材の確保のために最低限の原
発が必要だと提起する考えだ。ただ原発再稼働は進んでおらず、世論の慎重論も
根強いため、新増設のハードルは高い。…>

 一方、ロイターが「エネ基本計画で原発新増設明記との報道は事実無根=世耕
経産相」と同日すぐに世耕経産相の否定発言を報じた。
http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKBN19005H.html
<世耕弘成経済産業相は9日、閣議後の会見で、経産省がエネルギー基本計画見
直しで原発新増設の必要性の明記を検討するとの一部報道について、検討の仕方
やスケジュールについては現在議論している段階であると述べ、報道を否定した。
 …同相は、6月に有識者会議を立ち上げるということはありえないとし、(日
経記事は)「全く事実無根の記事。完全に否定する」と述べた。
…原発の新増設に関する考えを聞かれ同相は「有識者にしっかり検討いただいた
うえで、エネルギー情勢なども見て判断をしていく。現時点では、新増設、リプ
レイスということは全く考えていない」と答えた。>

 広島・長崎・福島を経験し、イチエフ事故が全く収束しないまま、使用済み核
燃料の保管の当てがつかないまま、多くの「国民」の意向や周辺住民の心配をよ
そに、原発再稼働した経産省・資源エネルギー庁は、遅れているエネルギー基本
計画見直しを開始するに当たり、ひいきの日本経済新聞にだけ担当者が経産省の
本音を表明してしまったのであろう。国民世論にも世界の潮流にも反して原発新
増設を目論む経産省・エネ庁は亡国の省庁である。

 なお、それゆえ、私たち「経産省前テントひろば」もe-シフトによる「エネル
ギー基本計画見直しに民主的プロセスと市民参加を」と経産省に訴える要請(6
月16日)に賛同・参加した。今後のエネ庁による「エネルギー基本計画」策定を
監視していかねばならない。

*****
# by kuroki_kazuya | 2017-06-24 06:15 | 核 原子力 | Comments(0)
みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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9条改憲阻止は安倍首相を退陣に追い込むだけで簡単にできる

「天木 直人の公式ブログ」  2017年6月23日より転載

 安倍首相の号令一下、自民党の憲法改正推進本部が大急ぎで改憲案をまとめようとしている。

 6月21日には130人も集まって全体会議を開いたらしい。

 しかし、安倍首相が提案した自衛隊を明記するだけの改憲案に、異論が続出したという。

 石破氏が2012年の自民党改憲試案は「遊びや冗談で作ったのではない」と、安倍首相の改憲試案を批判したかと思えば、安倍首相の側近である右翼の青山繁晴参院議員でさえも、「国の交戦権は認めないとする致命的な一文だけは最低限削除してもらいたい」と言い出す始末だったらしい。

 この自民党の改憲会議の模様を伝える6月22日の朝日新聞で私が注目したのは、異論が活発になった背景として、安倍内閣の支持率の低下があるとみられる、と書かれていたところだ。

 すなわち、安倍一強の前に重要テーマでも異論が出づらい状況が続いていたが、安倍政権に先が見えて来たとたん、皆勝手に発言し出したと言う訳だ。

 これを要するに、安倍首相が辞めれば、自民党の改憲議員たちは、交戦権を認め、国防軍を保持するという、元の自民党改憲案に戻るということだ。

 しかし、そのような本格的な憲法9条改憲では、国民的合意は得られなくなる。

 まさしく安倍首相が今度の9条改憲を自衛隊の明記にとどめるという中途半端な改憲案を提示したのも、国民の合意を得やすいようにするためだったからだ。

 こう考えて行くと、改憲阻止の最も簡単な方法がわかる。

 それは何も自民党政権を倒して政権交代する必要はない。

 安倍首相を引きずり下ろすだけでいいのだ。

 安倍首相の後に続くどんな首相も、9条改憲などという面倒な事を優先するとは思えない。

 間違って改憲の好きな首相が安倍首相の後にあらわれたとしたら、その改憲案は、安倍首相の提案のような中途半端なものではなく、今の憲法9条を根本的に変える本格的な改憲案となるに違いない。

 しかし、そのような案は決して国会議員の間で多数の支持は得られず、ましてや国民投票で国民の過半数の支持など得られるはずがない。

 こう考えれば憲法9条阻止は簡単である。

 安倍首相を辞任に追い込むだけで十分なのだ。

 加計疑惑で追いつめればいいのである(了)

*****
# by kuroki_kazuya | 2017-06-24 06:05 | 日本の今後 | Comments(0)
どろんこバレー25回
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# by kuroki_kazuya | 2017-06-23 07:13 | 写真 | Comments(0)
新型迎撃ミサイル、
日米発射試験に失敗


産経新聞 6/22(木) 20:27配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170622-00000562-san-pol

 防衛装備庁と米ミサイル防衛庁は22日、共同開発中の海上配備型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の発射試験を米ハワイ沖で行った。

米イージス艦から発射し、弾道ミサイルに模した標的を撃ち落とそうとしたが、迎撃は確認できなかった。

・・・(後略)
# by kuroki_kazuya | 2017-06-23 06:55 | 軍事 | Comments(0)
東芝は
原発事業から撤退すべき 

中堅・若手社員の思い


東京新聞 2017年6月22日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201706/CK2017062202000121.html

 東芝は原発事業の失敗のツケを払うため、半導体事業の売却交渉を本格化させる。同時に、会社本体の再建に必要な主力事業を失うことにもなる。中堅・若手社員は迷走が続きそうな会社の将来をどうみているのか。 (伊藤弘喜)

「福島の事故が起きたのだから、
原発は造らない方がいい。
廃炉を除き事業から撤退すべきだ」。
原発設備の溶接を手掛ける四十代男性は強調する。

事故前は
定期点検で東京電力福島第一原発を訪れ、
事故後も汚染水タンクの据え付け工事に
半年ほど取り組んだ。
今では「東芝で原発を造っていると周りに言えない」。


「この半年で
『原発に将来性はないから』
と辞める若い人が増えた」が

自分は会社を辞めない。「私より上の世代は転職先がない。二人の子どもはまだ幼く、会社にしがみつくしかない」のが理由だ。「一生かけて廃炉に関わる」という使命もある。

 IT部門の三十代男性も「損失の影響で新規事業が中断し、転職を一時考えた」と原発事業に恨み節だ。それでも会社に残るのは「仲間たちと挑む人工知能(AI)の新規事業がある」からだ。

 入社動機となった「技術の会社」という印象は今でも変わらない。だが、経営危機のため、新しい主力事業の開発資金は乏しい。「一本の柱で支えるのではなく、十億円の事業を百個つくるような挑戦あふれる会社にしたい」と願う。

 「職場の雰囲気は前向き」と明かすのは、売却に向け優先交渉相手が決まった半導体子会社「東芝メモリ」で働く四十代の男性技術者だ。半導体のフラッシュメモリーはスマートフォンなどのデータ処理を担い、未来は明るい。

 「十分な投資をしてくれればまだまだ成長できるので、不安はない。どこに買われてもいい。
もう東芝に未練はない

・・・(後略)
# by kuroki_kazuya | 2017-06-23 06:45 | 資本 | Comments(0)
<「共謀罪」論戦検証>(6)

公明党 「丁寧な説明」どこへ


東京新聞 2017年6月22日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201706/CK2017062202000124.html

 公明党の山口那津男代表は「共謀罪」の趣旨を含む改正組織犯罪処罰法が成立した十五日の記者会見で「与党も丁寧に説明する努力をしていく」と語った。

 公明党は審議当初から「丁寧な説明」を繰り返してきた。「共謀罪」法案が過去三度、世論の反発で廃案になったことや、今回も反対が少なくないことを理解していたからだ。成立後の共同通信社の世論調査でも、八割以上が「政府が十分説明していると思わない」と答えている。誰が何をしたら処罰対象になるかの疑問は、今も消えない。

 公明党は身内からの批判も意識していた。支持母体の創価学会の初代会長は戦時中、「国体を否定する事項を流布する目的の結社を組織した者」を罰する治安維持法違反で逮捕され獄中死した。
支持者には
「共謀罪」法を治安維持法に重ね、
「内心の自由を侵す法律に反対だ」との声もある


 二十三日告示の東京都議選も念頭にある。与党は「共謀罪」法を、参院法務委員会での採決を省略する「中間報告」という異例の手法で成立させた。公明党の漆原良夫中央幹事会会長は成立直後、「都議選で都民にどう映るか」と懸念を漏らし「現場でできるだけ詳しく説明する」と語った。

・・・(後略)
# by kuroki_kazuya | 2017-06-23 06:35 | 憲法 | Comments(0)
旧動燃大洗の「常陽」
放射性物質の拡散被曝事故
  原研機構に違法取扱の疑惑浮上

    山崎久隆(たんぽぽ舎)


たんぽぽ舎です。【TMM:No3108】
2017年6月22日(木)午後 09:33
地震と原発事故情報
より一部

┏┓
┗■1.旧動燃大洗の「常陽」放射性物質の拡散被曝事故
 |  原研機構に違法取扱の疑惑浮上
 |  プルトニウム取り扱いのイロハである
 |  「グローブボックスで扱う」原則を無視した
 |  原研機構にプルトニウムを扱う資格なし
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

 6月6日に発生した旧動燃の高速増殖実験炉「常陽」に併設された「燃料試験
棟」でのプルトニウム拡散被曝事故は、プルトニウム取り扱いのイロハである
「グローブボックスで扱う」原則を無視して行った結果、過去に例のない「拡散
被曝事故」になった。

1.事故の経緯
  グローブボックスではなく開放型の作業台で行ったことは
  放射線防護の規定に反している

 拡散したプルトニウムは、少なくても1991年頃に容器に詰められたという。
その後は一度も開放点検はされておらず、今回、施設の廃止に伴う保存放射性物
質の確認作業を規制委員会に指示されて、調査の一環として六角ボルト締めされ
ていた容器を開放したところ、内部のポリエチレン容器を包んでいたビニールバ
ッグが内圧により破裂し、勢いで粉末状プルトニウムが拡散したとされる。
 内蔵されていたのはプルトニウムとウランの混合酸化物で、使用済核燃料の再
処理により生成されたものとされるので、アメリシウムなど超ウラン元素を含む
危険な物質だ。

 これをグローブボックスではなく開放型の作業台で行ったことは、放射線防護
の規定に反している。
 バッグが破裂し拡散することを予想していなかったと原研機構はいうが、それ
こそが安全に対する取り組みがなっていない証拠でしかない。容器を開ける以上、
内容物の拡散を想定することは当然だ。ましてや、1991年に詰めて以来、一度も
内容物を確認していないのだというから、「不測の事態」を前提とするのは当然
だ。
 これもまた、旧動燃から続く原研機構の安全軽視の姿勢が反映した結果だ。

2.ガス発生の原因

 プルトニウムを詰めた容器は、ポリエチレン製とされる。さらにそれをビニー
ルバッグに入れたという。
 ウランもプルトニウムも強力なアルファ、ガンマ線を発する。アメリシウムは
中性子線も発する。アルファ線にさらされるとポリエチレンは劣化する。その際
に水素が発生する。さらにアルファ線はヘリウムの原子核だからヘリウムガスも
発生する。逃げ場のない密封空間で26年も密封すれば数百立方センチの気体発生
で高い圧力になることは常識的に分かるはずだ。

 ガスでバッグが膨張したことは、過去にも似た例であったというから、ここか
らも経験的にわかっていなければならない。その時ガスの成分調査などをしたの
か、水素ならば爆発の危険も高い。しかし事故は起きた。
 核燃料物質を扱う経験も知識も失われたところに大量の核燃料物質と高レベル
放射性廃棄物を持たせることは、私たちに対してもとんでもない脅威を与えるこ
とになる。

 茨城県は、東海再処理工場に貯蔵されている液体の高レベル放射性廃棄物を、
早く、より安全なガラス固化体に加工するよう求めているが、動いては止まりを
繰り返す再処理工場のラインでは、一体何時終わるかさえ見通せない。
 さらに、危険極まりない廃液やガラス固化体を扱う事業者に、核物質を扱うイ
ロハさえ無理解なのでは、大事故を準備しているようなものである。

 動燃から原研機構に組織の看板が変わっても、実態が何ら変わっていない。さ
らに別の事業体を作ったとしても本質は変わらないのでは意味がない。
 「動燃を解体して出直せ」とは1997年の橋本政権下で起きた放射性廃棄物のア
スファルト固化施設爆発火災事故の際の度重なる動燃不祥事を受けてのことだっ
た。
 「もんじゅ」を巡り原研機構では「不適格」と規制委が指摘したのは2015年
11月である。この間で一貫しているのは放射性物質を扱うには不適格な組織だと
いうことだけだ。

 【高分子系材料(ポリエチレンもその一種)と放射線の関係については「高分
子系材料の耐放射線特性とデータ集」に詳しい。これを作成したのは原研機構で
ある】
http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Data-Code-2003-015.pdf

3.プルトニウムの出所
  「使うあてのないプルトニウム」を相当量保有していれば
  核不拡散の国際公約違反である

 このプルトニウムは、何の目的で貯蔵されていたのか明らかにされていない。
 日本は「使う目的のないプルトニウムは持たない政策」と、ことあるごとに説
明してきたが、今回のプルトニウムは明らかに「使うあてのない」プルトニウム
だった。
 ウラン、プルトニウムに加えアメリシウムも含まれていたようで、使用済燃料
の再処理により抽出されたものだと考えられるが、1991年に現在の貯蔵容器に詰
められたと説明されているだけで、出所つまり何処の燃料の再処理プルトニウム
なのかや、どこで抽出されたものかを一切明らかにしていない。

 「使うあてのないプルトニウム」を相当量保有していれば、核不拡散の国際公
約違反であるし、今回の作業がIAEAの査察対象だったかどうかなど、直ちに
明確にしなければならない問題がたくさんある。しかし未だに何の発表もない。
 プルトニウムを「増殖」するために1977年に運転を開始した「常陽」は、炉心
燃料とは別に増殖用炉心、ブランケット燃料を取り付けていた。
 核兵器にも転用可能な高純度プルトニウムを作る炉心を持つ原子炉は核武装に
最も近いから、その運転記録も保有する核燃料物質も極めて厳格な査察の対象だ。
透明性しか核兵器開発を防止する方法はない。
 しかし、その同じ空間に「使うあてのない」粉末の「ウラン・プルトニウム混
合酸化物の粉」が存在していた。核武装監視をしている中枢部に出所不明のプル
トニウムが隠匿されていたとすれば国際的な大事件だ。

4.核兵器に転用可能な物質ではプルトニウムとウランが最も重要なのはいうま
でもない。少量でも監視体制の網から抜いていけば、時間が経てば核兵器に化け
てしまう可能性があるとして、IAEAの厳しい監視対象になっている。
 もともと旧動燃はプルトニウムを独占的に扱う目的で作られた事業団体であり、
ここは秘密主義に凝り固まっている。

 動燃時代の事件事故では、必ず秘密主義により真相が覆い隠されていた。
 プルトニウムが大量に「常陽」の施設に保管されていたことは、国際機関にも
秘密だった可能性がある。その場合、最も重大な「保障措置協定違反」であり、
国連安保理などでの議論で、制裁の対象となる可能性もある。

5.原研機構は6月15日のプレスリリースで、プルトニウムとウランの割合を
「26.9%、73.1%」としただけで、組成や成分の詳細は分析中で分からないとし
つつ、将来の広報について「核不拡散上の理由」で、核物質の総量を明らかにす
ることを拒否している。


┏┓
┗■2.最悪の場合「部屋を吹き飛ばしてプルトニウムを
 |  近隣にまき散らす」ような大惨事の危険があった
 |  被ばく事故の記事『サンデー毎日』今週号に
 └──── 渡辺悦司(市民と科学者の内部被曝問題研究会)

 『サンデー毎日』今週号(7月2日号)を紹介いたします。
 同誌には、青沼陽一郎氏の「プルトニウム被ばく事故」の記事が掲載されてい
ますので、皆さまも、ぜひお求めください。
 そのなかでは、この前に私が紹介した神戸大学の山内知也教授が、
(1)ビニール袋を破裂させたのは「ヘリウムではなく水素」であって、
(2)空気中の酸素と反応して「水素爆発の危険」があり、
(3)最悪の場合「部屋を吹き飛ばして、プルトニウムを近隣にまき散らす」よう
な大惨事の危険があった、と発言しています。
 同教授の発言は鋭く、原子力機構は「バカですよ」「ド素人にもほどがある」
と切り捨てられていますが、まったく、そのとおりです。

*****
# by kuroki_kazuya | 2017-06-23 06:15 | 核 原子力 | Comments(0)
みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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歴史の大きな流れを感じる(腹をくくったメルケル首相)

「天木 直人の公式ブログ」  2017年6月22日より転載

 6月20日の東京新聞「論説委員のワールド観望」というコラムで、熊倉逸男という論説委員が、ドイツのメルケル首相がサミット後の講演で、「他者に頼り切になる時代は終わりつつある。欧州人は自ら自分たちの運命を決めなければいけない」と表明した事について、要旨以下の通り書いているのを見つけた。

 これは、トランプ大統領の米国とは距離を置き、ドイツ、フランス中心の大陸欧州の主体性を重視していく考えを明確にした発言だったと。

 これは、NATO首脳会議やサミットに出席したトランプ大統領の言動を目の当たりにしたメルケル首相のトランプ不信が、地球温暖化問題の説得不調で決定的になった結果だと。

 どんなにカネと力を持っていても、根本的に価値観が違う相手とは一緒にやっていけない。そうメルケル首相は腹をくくったようだと。

 なるほど、あのメルケル首相の発言は、そこまでの意味が込められていたのだ。

 だからこそ、当時、世界の報道は、あの発言に衝撃を受け、大きく報じたのだ。

 ドイツは日本と同様、第二次大戦に敗れた国だ。

 戦後は日本と同様、米国主導の自由主義陣営の一員として、冷戦を戦って来た国だ。

 そのドイツの首相が、トランプという人物が大統領になるような米国を見て、もはや自主、自立の道を歩むしかないと言い出したのだ。

 戦後の歴史が音を立てて地殻変動を起こしつつある、その響きが聞こえて来るようだ。

 熊倉氏はその論説を次のように締めくくっている。

 「問われているのはドイツだけではない」と。

 誰もがそう思い始めているということだ。

 しかしである。

 そういう事を口にする者は出てくるようになったけれど、メルケル首相のような指導者が日本に現れる気配はまったく見えない。

 それもまた厳然たる日本の現実である(了)

*****




歴史の大きな流れを感じる(文在寅大統領という三度目の正直)

「天木 直人の公式ブログ」  2017年6月22日より転載

 朴槿恵大統領の失脚の原因は、政治の私物化であるとか、側近重用政治に対する国民の反発だとか、汚職であるとか、いろいろ言われている。

 それらは報じられる通りだろう。

 しかし、私は、朴槿恵大統領失脚の本当の原因は、慰安婦問題や安全保障問題に見られる対米従属にあると思っている。

 北朝鮮や中国に対する関係悪化政策だと思っている。

 今度の大統領選で選ばれた文在寅新大統領は、非業の死を遂げた廬武鉉大統領の「影法師」と言われるほどの側近だった人物だ。

 廬武鉉大統領と言えば、民主化韓国の象徴であった金大中大統領の後継者だ。

 三度目の正直に文在寅大統領はなれるのか。

 その文在寅大統領が、ついに「脱原発」国家目標にすると演説した。

 米紙ワシントン・ポスト紙のインタビューで慰安婦問題の真の解決のためには日本政府が公式に謝罪し、法的な責任を負う事だと述べた。

 1987年の「6月民主抗争」30周年記念式典に出席し、「所得と富の深刻な不平等が韓国の民主主義を脅かしている」と演説した。

 ついに対米、対中、対北朝鮮関係を見直すような動きを見せた。

 もちろん、文在寅大統領の今後は不透明だ。

 しかし、トランプ大統領の米国、習近平主席の中国、金正恩総書記の北朝鮮、安倍首相の日本、という状況の中で、韓国に文在寅大統領が誕生した事に、私は歴史の大きな流れを感じ取る。

 そんな歴史の転換期にあって、国民の意識がますます対米従属、反中、嫌韓国に向かう日本は歴史に取り残される。

 すべては安倍政権の間違った外交と世論操作の責任だ。

 一刻も早く安倍首相に代わる指導者が出て来ないといけないが、誰一人として見当たらない。

 みすみす歴史が与えようとしているチャンスを逃がしている。

 これもまた厳然とした日本の現実である(了)

*****




官僚たたきを繰り返す森ゆう子と山本太郎のピント外れ

「天木 直人の公式ブログ」  2017年6月22日より転載

 加計学園追及で自由党の森ゆう子と山本太郎が文科省や内閣府の官僚たちを口汚く叩いている。

 その光景をテレビがこれ見よがしに流している。

 これを見た時、こんなピント外れをやっているから安倍首相を逃がすのだと無性に腹が立った。

 政治家がいま叩くべきは安倍首相である。

 文科省や内閣府の官僚たちを味方につけずに、敵にまわしてどうする。

 彼らはむしろ行政を歪めた安倍暴政の犠牲者なのだ。

 安倍暴政に怒って内部告発した前川次官やそれを見て立ち上がった若手官僚はもとより、安倍政権を庇うために嘘をつかされている官僚たちもまた内心安倍首相に怒っているのだ。

 出世という餌をぶら下げられて面従腹背している幹部官僚たちでさえ、いざとなれば安倍政権を見放す。

 彼らを味方にして安倍首相を追い込まなくてはいけないのだ。

 それなのに、そんな官僚たちをあそこまで惨めに叩いて、敵に回してどうする。

 それは弱い者いじめだ。

 ましてや、森ゆう子や山本太郎が正義ずらしてパフォーマンスしているなら言語道断だ。

 叩かれた官僚たちはもとより、善良な官僚たちですら、思っているに違いない。

 お前らだけには言われたくないよ、と。

 安倍政権を逃がしているのは、このような無能なパフォーマンス政治家たちである(了)

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# by kuroki_kazuya | 2017-06-23 06:05 | 日本の今後 | Comments(0)
どろんこバレー25回
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# by kuroki_kazuya | 2017-06-22 07:13 | 写真 | Comments(0)