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by 幸田 晋

観測史上最大、阪神大震災の180倍エネルギー


観測史上最大、
阪神大震災の
180倍エネルギー

読売新聞 3月12日(土)3時16分配信より

太平洋側を中心に
広い範囲を襲った東日本巨大地震は、

複数の海底断層が
連続して破壊され、
甚大な津波被害をもたらす
想定外の巨大地震になった。


そのエネルギーは
国内観測史上最大で
阪神大震災の180倍にのぼる。

震源付近でいったい何が起きたのか、
なぜ津波は巨大化したのか――。

今回の地震では、
太平洋側のきわめて広い範囲が
強い揺れと大津波に襲われた。

その原因として、
三陸沖で発生した地震が
隣接した領域で断層破壊などを誘発し、
次々と地震を引き起こす「連動破壊」が
起きた可能性が指摘されている。


三陸沖から茨城県沖にかけて
長さ数百キロ・メートルにわたり、
海底や断層が連動してずれ動いた
とみられる。


北海道から関東地方にかけての
太平洋側の海底では、
「プレート」とよばれる巨大な岩板が、
沖合から日本列島の下に向けて沈み込んでいる。

沖合のプレートと
日本が乗っているプレートが
ぶつかり合っているため、
その境界やプレート内部でひずみがたまり、
ひずみが限界に達した時点で巨大地震が発生する。

国の地震調査研究推進本部は、
プレート境界で起きる「海溝型地震」の
発生規模と発生確率を、
「長期評価」としてまとめている。

今回の地震が起きた領域の周辺については、
「宮城県沖」
「三陸沖南部海溝寄り」
「福島県沖」
「茨城県沖」と区分。

30年以内に巨大地震が発生する確率を、
それぞれ99%、
80~90%、7%程度以下、
90%程度以上と想定。
全国的にみても
巨大地震に襲われる
危険性が高い地域だった。 .
by kuroki_kazuya | 2011-03-12 04:21 | 地震 大災害