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by 幸田 晋

取水口付近に亀裂、汚染水が海に流出

取水口付近に亀裂、
汚染水が海に流出


TBS系(JNN)
4月2日(土)18時45分配信より


「ピット側面のコンクリート部分に
約20センチの亀裂があり、

当該部分より、
ピット内の水が海に流出している
ことを発見いたしました」(東京電力の会見)


東京電力によりますと、
午前9時半ごろ、
2号機の取水口付近の「ピット」
と呼ばれる溝に10センチから20センチほど、

水がたまっているのを作業員が見つけました。


水の表面近くの放射線量は1時間あたり
1000ミリシーベルト以上と非常に高いうえ、

側面のコンクリートには20センチ程のひび割れがあり、
そこから汚染された水が海に直接、漏れ出ていたということです。


「コンクリートを亀裂に流し込むということで進める」
(東京電力の会見)



2号機のタービン建屋の地下には極めて高い濃度の
放射性物質を含む大量の水がたまっていて、

周辺の海で採取された海水からは、

最高で法律で定められた基準の4385倍の
放射性ヨウ素が検出されています。



「これまで放水口の所の(放射)線量が
上がってきていて、原因を追究したいと思っていたところ。

これが1つのソース(原因)なのかもしれない」
(原子力安全・保安院の会見)



原子力安全・保安院は

原子炉から漏れた水が
タービン建屋の地下からピットまで達し、

コンクリートの割れ目から海に漏れ出した可能性
もあるとみて調べています。

また、東京電力に対し、

周辺に同じ様なひび割れがないか調査し、

海水のモニタリングを強化するよう指示しました。
by kuroki_kazuya | 2011-04-02 20:55 | 核 原子力