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by 幸田 晋

途中退席に怒号飛び交う 東電副社長の謝罪会見 福島第1、レベル7受け

途中退席に怒号飛び交う=
東電副社長の謝罪会見―
福島第1、レベル7受け・東京

時事通信
4月12日(火)23時11分配信より

 福島第1原発事故が国際原子力事故評価尺度(INES)の評価で最悪のレベル7となったことを受け、東京電力の武藤栄副社長らは12日夜、東京都千代田区の本店で謝罪会見した。質問が相次ぐ中、副社長は途中でいったん退席。「説明責任を果たしてない」「戻って会見を」と怒号が飛び交い、再登場を余儀なくされた。
 午後7時すぎから本店3階で始まった会見。冒頭、武藤副社長はレベル7と評価を受けた事態について、清水正孝社長名で既に公表されたコメントを読み上げ、謝罪した。
 「ほかの原発にどのような影響があるか」「事故の対策本部と認識を共有しているのか」。矢継ぎ早に浴びせられる質問に対し、硬い表情のまま小声で答える武藤副社長。会見開始から1時間ほどで、所用を理由に足早に退出した。
 報道陣からは直後に怒声が。「社長を出したらどうか」「誠意ある対応だと思うのか」などと指弾され、広報担当者は「本人に伝えます」と言うのが精いっぱいだった。
 約30分後、再び現れた武藤副社長は疲れた表情で、体を小刻みに揺らすなど落ち着かない様子。経営責任や津波対策の不十分さを追及され、「しっかり検証する」と繰り返すのがやっとだった。
 事故原因について問われると、「大変大きな津波が来たことが引き起こした」と回答。福島第1原発の保守管理については「運転やトラブルの経験を反映させてきた」とした。
 結局、再度の会見も1時間ほどで切り上げた副社長。ややうつむきながら、会見場を後にした。
by kuroki_kazuya | 2011-04-13 03:55 | 核 原子力