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by 幸田 晋

福島原発と同じ型の原子炉を使用するアメリカ・アラバマ州の原発内部を報道陣に公開

福島原発と同じ型の
原子炉を使用する
アメリカ・アラバマ州の
原発内部を報道陣に公開

フジテレビ系(FNN)
5月7日(土)18時31分配信より



福島第1原子力発電所の事故を受けて、福島と同じ型の原子炉を使用するアメリカ・アラバマ州の原発では、安全対策を強化している。その内部が6日、報道陣に公開された。
原発は、テネシー川のすぐ横にある。
そびえ立つ原子炉建屋、そしてその奥には、タービン建屋が建っている。
そのすぐ脇にはずらりと、4つのディーゼル発電機が並んでいる。
テネシー川が洪水を起こしても、はんらんが起きても、水にぬれないような設計になっている。
全米で2番目の規模を誇るブラウンズフェリー原発。
4月末の竜巻では、外部電力が途絶えたものの、ディーゼル発電機が稼働し、冷却機能が保たれた。
ブラウンズフェリー原発責任者のキース・ポールソン氏は「作業員は訓練通り、機器は正確にすべてマニュアル通り作動した」と話した。
基本は、福島第1原発と同じ型だが、もともと大洪水などを想定した安全システムが備えられていたという。
原子炉はもちろん、発電機などに通じる扉はすべて防水。
さらに、外側には鉄製のシャッターがあり、水を完全にシャットアウトする。
福島では、非常電源用のシステムが津波で流されるなどして発電機が稼働せず、冷却機能が失われた。
電力が失われた際には、ディーゼル発電機が自動的に稼働するシステムになっている。
また、福島のように、使用済み燃料プールが冷却できなくなった場合、付近の川から直接水を引くことも可能となっている。
さらに、福島原発の事故を機に、対策を強化している。
地震の振動を吸収する装置があり、そして装置につながっている赤茶の巨大なパイプは圧力抑制プール。


炉心は、
このドーナツ型のプールの真上にあり、

マグニチュード6までの地震に耐えられるが、

福島の事故を受け、
マグニチュード8にまでに耐えられる
よう検討している。

キース・ポールソン氏は

「(福島の事故を受け)
複合的な災害があった場合に備え、
何をすべきか考えています」と話した。


福島から学ぶべきこと。

今、
世界中が福島の前途に注目している。

by kuroki_kazuya | 2011-05-08 03:52 | 核 原子力