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by 幸田 晋

<ボーイング787>全日空社長が期待表明…羽田空港で式典

<ボーイング787>

全日空社長が期待表明…
羽田空港で式典

毎日新聞
7月4日(月)22時11分配信より



全日本空輸と米ボーイングは4日、9~10月の世界初就航に向けた検証プログラムのため日本に初飛来した、最新鋭中型旅客機「ボーイング787」の披露式典を、羽田空港で開催した。

同型機に比べ燃費が20%改善する見通しで、
全日空の伊東信一郎社長は
「ビジネスチャンスを大きく拡大させてくれる機材だ」
と期待感を表明。


羽田-広島、羽田-岡山の2路線を皮切りに国内線、国際線に順次投入する方針も明らかにした。


【三島健二】


 式典は羽田空港内の全日空機体メンテナンスセンターで行われた。青を基調とする「全日空カラー」の機体がゆっくりと姿を現すと、来賓・招待客から大きな拍手が起きた。

 ボーイング民間航空機部門のオルボー社長はあいさつで「この素晴らしい航空機ができたのは、全日空との協業があったからこそ」と謝意を表明。「納入が遅れて伊東社長に深くおわびするが、乗ってみればきっとお許しいただけると思う」と完成度に自信を示した。

全日空は、787を世界で初めて運航する航空会社で、04年4月に世界に先駆けて50機の購入(現55機)を発表。同年8月には社員4人をボーイング米工場に派遣して、設計段階から開発に関与してきた。
 

ただし開発はトラブル続きで、当初08年5月に予定された初号機納入は、7回の延期の末、今年8~9月に3年余り遅れた。伊東社長は4日の式典で「『待てば海路の日和あり』というが、辛抱強く待ったかいがある、よい風が吹いていると強く感じる」と話した。

787は210~290人乗りで、全日空が計65機保有する中型機ボーイング767の後継機種。全日空は国内、国際線双方に使う。伊東社長は4日、国際線でも年度内に羽田空港を発着する欧州便か米国東海岸便に導入する方針を表明した。


787導入で全日空など世界の航空会社は、近・中距離路線での燃費改善効果に加え、1万5000キロ前後と大型機並みの航続距離を実現する分、大型機を飛ばすと不採算になる遠距離路線でも就航が可能になる路線拡大効果が見込める。このためボーイング787の受注数は、今年5月現在で56社835機にのぼる大ヒット機種となっている。 

◇日本企業の製造分担率35%に

 ボーイングはこれまでも日本企業の技術を導入した飛行機作りを手がけ、日本企業の製造分担率は767で15%、大型機777では20%だった。787ではこの協業をさらに前進させ、東レが開発した軽量・高剛性の炭素繊維複合材を機体の約50%(重量比)で採用。

三菱重工業、川崎重工業、富士重工業の3社がそれぞれ主要部品の製造を受け持ち、製造分担率は35%にまで高まった。

 このほか、タイヤはブリヂストン、機体娯楽設備はパナソニックが供給。またエンジン開発、製造にも日本企業が関与するなど、全日空は787を「準国産とも呼べる水準」だと位置づけている。



ハイテクを結集した787は、アルミ製の従来機よりも軽く丈夫に機体ができている。高い燃費性能のほかにも、天井や客室幅が同型機に比べて広く、窓も約2割大きくなる特長を持つ。また腐食が生じないため整備費用も約3割カットできるという。
by kuroki_kazuya | 2011-07-05 03:08 | 歴史 | Comments(0)