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by 幸田 晋

大飯原発:最終検査受けず、調整運転4カ月 なし崩し的稼働、県議会委で批判 /福井

大飯原発:最終検査受けず、

調整運転4カ月 

なし崩し的稼働、

県議会委で批判 /福井

毎日新聞
7月9日(土)15時33分配信より


定期検査中の関西電力大飯原発1号機(おおい町)は、

東日本大震災の発生前日の3月10日に原子炉を起動し、

調整運転を約4カ月間続けながら発電している。

通常は1カ月程度だが、

関電が地元の意向に配慮するとして

定期検査の最後にある総合負荷性能検査の申請を

経済産業省原子力安全・保安院にしないためで、

県議会予算特別委員会では8日、

野田富久委員(民主・みらい)が

「なし崩し的に原発を稼働している」と批判した。


【安藤大介】

 大飯1号機は昨年12月に定期検査に入り、機器の分解点検などを終了。通常は原子炉起動から約2~3週間後に同検査を受け、問題がなければ保安院から定期検査合格証が交付される。申請しない理由を関電は「営業運転開始については、地元のご理解を得られるよう当社の取り組みについて説明を尽くす」とコメントしている。
 同委員会で野田委員は、調整運転が長引いていることへの県の認識を質問。石塚博英・安全環境部長は「調整運転の期間に法的期限はなく、この手続きを国に申請するのは電力事業者の判断だ。これまでにない事態だが、法的な手続きに関しては国に判断を求めていきたい」と答えた。


野田委員は

「このことを看過している県の姿勢に対しては、
県民に対する安全、安心という観点から
残念だと申し上げたい」と、

県の対応を批判した。

国内では
北海道電力泊原発3号機(北海道)も
同様に調整運転を続けている。

7月9日朝刊
by kuroki_kazuya | 2011-07-10 05:13 | 核 原子力