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by 幸田 晋

<九電やらせメール>知事発言の真相焦点 メモの経緯調査へ

<九電やらせメール>
知事発言の真相焦点 
メモの経緯調査へ

毎日新聞
8月1日(月)2時24分配信より


 玄海原発を抱える佐賀県の古川康知事の発言が発端になった疑いが強くなった九州電力の「やらせメール」問題で、最大の焦点は知事発言の真相だ。知事と面談した九電幹部が作成したメモでは、知事が「(玄海原発再稼働への)賛成意見もネットで集まるようにしてほしい」という趣旨の発言をしたとされるが、

九電の第三者委員会(郷原信郎委員長)に対する

知事と

幹部の説明と

食い違う面があり、
第三者委はメモ作成の経緯などを調査する方針だ。


 やらせメールの舞台となった玄海原発2、3号機の再稼働を巡る説明番組は、6月26日に生放送された。その5日前、原子力担当副社長(当時)と佐賀支社長ら幹部3人が公舎に知事を訪ね、説明番組について話し合われた。佐賀支社に戻った後、支社長は副社長の指示で知事とのやり取りをメモに残したとされる。

 郷原委員長はメモの文面について、「知事の要請があるので(メールによる意見投稿を)やりましょう、というように受け止められる内容だった」と会見で明らかにした。実際、このメモがメールに添付される形で社内に拡散しており、やらせメールを後押しした可能性が高い。

 一方、知事は第三者委の調べに「経済界の賛成意見が説明会に届くようにしてほしい」と九電に要請したことを認めている。しかし、「九電内にメールを送って組織的に働きかけてほしいという意味ではない」とも述べ、やらせを依頼したわけではないと強調。佐賀支社長も同趣旨の回答をしているという。
【井上俊樹】
by kuroki_kazuya | 2011-08-01 02:36 | 核 原子力