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by 幸田 晋

九州電力:原発やらせメール 知事説明は「不十分」 メモ釈明に対し県議 /佐賀

九州電力:原発やらせメール 
知事説明は「不十分」 

メモ釈明に対し県議 /佐賀

毎日新聞
8月10日(水)11時42分配信より


 古川康知事の「やらせメール」誘発発言を巡って開かれた9日の県議会原子力安全対策等特別委員会。終了後、知事は「私の思い、考えを理解してもらえた」と胸を張ったが、県議からは「不十分」との指摘が相次いだ。傍聴席の県民からは「追及が甘い」と県議への不満も漏れた。

 武藤明美県議(共産)は「言葉では要請していないと言っても、似たような言葉を言って動きを作り出したのは事実。責任ないというのは言い逃れだ」と批判。江口善紀県議(県民ネットワーク)も「メモを作成した九電にもっと怒るべきなのに、対応があまりにも冷静で不自然」と疑念を示した。

 伊藤豊県議(公明)は「解明されたとは思っていないし、納得もしていない」として、今月23日の同委に参考人招致する九電側の3人の話を聞き知事発言を検証する必要性を強調した。

 中倉政義県議(自民)は「自民党県議に対する働きかけのくだりが一番気になる所だったが、今までの言動からみて知事の説明はある程度理解できた」と評価した。

傍聴席に詰めかけた県民からは、知事だけでなく議会に対しても「追及不足」と厳しい声が相次いだ。

 唐津市の主婦、村山俊子さん(65)は「メモの各項目について発言したのかどうか検証してほしかったが、それがなくかえって疑念が深まった。議員も甘い」と不満をあらわに。
 
佐賀市の「玄海原発プルサーマル裁判の会」代表、石丸初美さん(60)も「真相は分からずじまい。九電の体質が悪いなんて言う議員もいて、まるで『やらせ議会』」とあきれ顔。

同市の無職男性(74)は「自民県議は、もっと激論すべきなのに、静かでがっかりした」と拍子抜けした様子だった。

【竹花周、斎藤良太、福永方人】
by kuroki_kazuya | 2011-08-11 03:55 | 核 原子力