4月発足の原子力安全庁、環境省外局で決着
2011年 08月 12日
環境省外局で決着
読売新聞
8月12日(金)0時32分配信より
政府は11日、
経済産業省原子力安全・保安院と
内閣府原子力安全委員会などを統合し、
来年4月に発足させる
新組織「原子力安全庁」(仮称)を、
環境省の外局とする方針を決めた。
内閣府外局とする案も検討したが、地方組織を持ち、早急に組織発足が見込める環境省に設置することが望ましいと判断した。15日に閣議決定する見通しだ。
菅首相が11日、細野原発相と国会内で会談して確認した。枝野官房長官は記者会見で「環境省の外局という方向で、最終的な詰めを行っている」と述べた。
安全庁のトップは、
原子力安全の専門家など
有識者を政治任用で充てる方針だ。
また、安全庁の下に
助言機関として「原子力安全審議会」(仮称)を設置する。
審議会の委員は国会同意人事とする。