組幹部との交際 紳助さん4月は否定 メールで「逮捕 警察ひどい」
2011年 08月 26日
組幹部との交際
紳助さん4月は否定
メールで「逮捕 警察ひどい」
産経新聞
8月25日(木)7時55分配信より
暴力団関係者との親密交際を理由に芸能界を引退した人気タレント、島田紳助さん(55)=本名・長谷川公彦=が今年4月、暴力団幹部との交際を報じた一部週刊誌の内容について、所属事務所に事実確認された際、暴力団関係者との交際を否定していたことが24日、芸能関係者への取材で分かった。同事務所はその後、週刊誌の内容に似た事実があったとする情報を入手、今度は島田さんも事実を認め、引退を余儀なくされたとみられる。
関係者によると今年4月、一部週刊誌に、暴力団幹部の家宅捜索で島田さんの直筆の手紙や幹部と一緒に写った写真が見つかった-などとする内容が報じられ、島田さんは所属先の「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」から事情を聴かれた。
島田さんは「事実無根。暴力団との交際は一切ない」などと説明したが、同社は8月中旬、暴力団関係者と親密な関係にあったことをうかがわせる情報を入手。21日、本人に事実確認したところ、弁解せずに事実を認め、引退を申し出た。
同社は「社会的影響力の高いテレビなどに出演しているタレントとしては許されない」として申し出を了承したという。
◆問題解決に恩義
捜査関係者などによると、島田さんが親密交際をしていたという暴力団関係者は、指定暴力団山口組の若頭補佐と呼ばれる最高幹部の一人。交際のきっかけは、十数年前に発生したあるトラブルだった。
テレビ番組での自身の発言をめぐり右翼団体から批判を受けていた島田さん。ここで数十年来の交流があるという元ボクシング世界王者の渡辺二郎被告(56)=恐喝未遂罪で実刑判決を受け上告中=を通じてトラブルを知った幹部が解決に乗り出したという。解決後、幹部の関与を知った島田さんが恩義を感じ、交際が始まったとされる。
島田さんは23日夜の記者会見でも「芸能界で頑張ってこられたのも、あのときのおかげだという思いがずっとあった」と言及している。
◆ディープな関係
競売入札妨害事件をめぐり、平成17年に幹部を逮捕した大阪府警。幹部宅などを家宅捜索した際に見つけたのが、島田さんから幹部に宛てた直筆の手紙や、幹部の親族らと撮影した写真だった。
さらに島田さんは17年6月から19年6月までの2年間、渡辺被告を通じて幹部とメールをやりとりしていたという。捜査関係者によると、幹部が逮捕された後、島田さんが渡辺被告に送ったメールは、逮捕された幹部を心配したり、「警察は本当にひどい」などとする内容だった。
幹部は山口組2次団体のトップで、島田さんはメールのなかで、幹部の肩書である「会長」という呼称を使用。心酔している様子だったという。
また、府警が19年に恐喝未遂事件で渡辺被告の共犯として逮捕した羽賀研二被告(50)=本名・當真(とうま)美喜男、詐欺罪などで実刑判決を受け上告中=の公判で、渡辺被告の携帯履歴が証拠として採用され、この中に島田さんと渡辺被告のメールも含まれていたことも判明した。
紳助さん4月は否定
メールで「逮捕 警察ひどい」
産経新聞
8月25日(木)7時55分配信より
暴力団関係者との親密交際を理由に芸能界を引退した人気タレント、島田紳助さん(55)=本名・長谷川公彦=が今年4月、暴力団幹部との交際を報じた一部週刊誌の内容について、所属事務所に事実確認された際、暴力団関係者との交際を否定していたことが24日、芸能関係者への取材で分かった。同事務所はその後、週刊誌の内容に似た事実があったとする情報を入手、今度は島田さんも事実を認め、引退を余儀なくされたとみられる。
関係者によると今年4月、一部週刊誌に、暴力団幹部の家宅捜索で島田さんの直筆の手紙や幹部と一緒に写った写真が見つかった-などとする内容が報じられ、島田さんは所属先の「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」から事情を聴かれた。
島田さんは「事実無根。暴力団との交際は一切ない」などと説明したが、同社は8月中旬、暴力団関係者と親密な関係にあったことをうかがわせる情報を入手。21日、本人に事実確認したところ、弁解せずに事実を認め、引退を申し出た。
同社は「社会的影響力の高いテレビなどに出演しているタレントとしては許されない」として申し出を了承したという。
◆問題解決に恩義
捜査関係者などによると、島田さんが親密交際をしていたという暴力団関係者は、指定暴力団山口組の若頭補佐と呼ばれる最高幹部の一人。交際のきっかけは、十数年前に発生したあるトラブルだった。
テレビ番組での自身の発言をめぐり右翼団体から批判を受けていた島田さん。ここで数十年来の交流があるという元ボクシング世界王者の渡辺二郎被告(56)=恐喝未遂罪で実刑判決を受け上告中=を通じてトラブルを知った幹部が解決に乗り出したという。解決後、幹部の関与を知った島田さんが恩義を感じ、交際が始まったとされる。
島田さんは23日夜の記者会見でも「芸能界で頑張ってこられたのも、あのときのおかげだという思いがずっとあった」と言及している。
◆ディープな関係
競売入札妨害事件をめぐり、平成17年に幹部を逮捕した大阪府警。幹部宅などを家宅捜索した際に見つけたのが、島田さんから幹部に宛てた直筆の手紙や、幹部の親族らと撮影した写真だった。
さらに島田さんは17年6月から19年6月までの2年間、渡辺被告を通じて幹部とメールをやりとりしていたという。捜査関係者によると、幹部が逮捕された後、島田さんが渡辺被告に送ったメールは、逮捕された幹部を心配したり、「警察は本当にひどい」などとする内容だった。
幹部は山口組2次団体のトップで、島田さんはメールのなかで、幹部の肩書である「会長」という呼称を使用。心酔している様子だったという。
また、府警が19年に恐喝未遂事件で渡辺被告の共犯として逮捕した羽賀研二被告(50)=本名・當真(とうま)美喜男、詐欺罪などで実刑判決を受け上告中=の公判で、渡辺被告の携帯履歴が証拠として採用され、この中に島田さんと渡辺被告のメールも含まれていたことも判明した。
by kuroki_kazuya
| 2011-08-26 02:11
| オンブズマン