スキーにはまっています。


by 幸田 晋

金総書記 ロシアの帰路に訪中 両天秤で支援競わせる狙いか

金総書記 
ロシアの帰路に訪中 
両天秤で支援競わせる狙いか

産経新聞
8月26日(金)21時2分配信より


【北京=矢板明夫】

ロシア訪問の帰路に中国の東北部を訪問している北朝鮮の金正日労働党総書記は26日、黒龍江省のチチハル市に到着し、市内の機械工場などを視察した。

中国の習近平国家副主席も同日にチチハル入りし、
金総書記と昼食を交えて会談したとの情報も伝えられているが、
確認されてない。

その後同省の石油基地、大慶に到着した。

金総書記が中国に立ち寄ったのは、
ロシアと中国をてんびんにかけて、
より多くの経済支援を引き出したい狙いがあるとみられる。


 金総書記は今回のロシア訪問で、ロシアからの天然ガスパイプラインの建設やロシア企業の投資誘致を積極的に推進する姿勢を見せた。中国からの経済支援に過度に依存する現状から脱したい思惑があるといわれている。

 しかし同時に、ロシアへの接近は、最大スポンサーである中国の了解を得る必要がある。昨年の5月以降、4回目となった今回の訪中で金総書記は、ロシアのメドベージェフ大統領との首脳会談の成果を説明するほか、中国との関係重視の姿勢を改めて示すとみられる。

 一方、中国も北朝鮮とロシアとの接近を警戒している。共産党筋は「今日の中国の北朝鮮に対する影響力は、朝鮮戦争で莫大(ばくだい)な犠牲を払ったことで手に入れたものであり、簡単にロシアに渡すわけにはいかない」と語っている。

 ロシアと北朝鮮の経済的な結び付きが強化されれば、中国もそれに合わせて北朝鮮への支援を増やすとみられる。そうなれば、ロシアと中国をてんびんにかけて支援を競わせる金総書記の思惑通りの展開となる。

 石油基地のある大慶訪問も、北朝鮮への中国の新たなエネルギー支援と関係している可能性がある。

 また、年内の訪米を控える習近平副主席が26日に金総書記と会談したことが事実とすれば、習副主席は、金総書記がロシア訪問中に示唆していた北朝鮮の「核凍結」の約束を改めて引き出して自らの訪米のお土産とする可能性もある。6カ国協議の再開に向けて仲介役を買って出れば、訪米の成果となるからだ。
by kuroki_kazuya | 2011-08-27 03:19 | 政治・議会 | Comments(0)