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by 幸田 晋

菅首相発言に知事困惑 中間貯蔵施設構想、町村長冷ややか 福島

菅首相発言に知事困惑 
中間貯蔵施設構想、
町村長冷ややか 福島

産経新聞
8月28日(日)7時56分配信より



 27日に来県した菅直人首相の口から飛び出したのは、またしても「思いつき」と思える発言だった。突如表明された放射性汚染物質の「中間貯蔵施設」の県内建設。佐藤雄平知事が「突然の話だ。非常に困惑している」と声を荒らげるなど、無責任な言動は最後まで地元に不安と怒りを残した。

(中川真、荒船清太)

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 菅首相は27日、政府と地元が初めて開いた「原子力災害からの福島復興再生協議会」に出席するため、福島市を訪問したが、地元の反応は冷ややかだった。

 「理解に苦しむ。次の政権は“政局”を捨てて汚名を返上してほしい」。会議後、警戒区域から避難中の富岡町の遠藤勝也町長は顔をしかめて語った。

 同じ警戒区域の双葉町の井戸川克隆町長も、「(政府は)もっと早くできることがあったのでは。じくじたる思いだ」と、退任直前の協議会開催と首相訪問に不快感を隠さなかった。

 警戒区域は政府が「20年以上帰れない」とした高線量地域も含まれるが、協議会では出席者の発言は「1人3分」。立ち入り制限の長期化について「十分に話す時間がなかった」(井戸川町長)という。

計画的避難地域の飯舘村の菅野典雄村長は、
「まず除染。
村は近く、独自の除染計画を作るが2千億円かかる。
国の除染予算が2200億円とは少なすぎる。
ケタが違うのでは」
と政府の取り組みに苦言を呈した。



 村内除染で生じた汚染物質についても、菅野村長は「仮置き場は村内で責任を持つ。そのつもりで準備している」と強調。下準備もなく中間貯蔵施設を打ち出した首相との政治姿勢の違いが鮮明になった。

 村長は新政権で原発担当相などが交代すれば「また説明からスタートすることになる」と懸念した。

 首相は協議会後、県庁で佐藤知事と会談。テーブルに手をつき「県民に申し訳ない」と原発事故を謝罪した。次期政権への引き継ぎも約束したが、「中間貯蔵施設」発言でぶちこわしになった。知事は会談後、報道陣に「退陣の話をしに来ると思っていたが…」と戸惑った様子だった。
by kuroki_kazuya | 2011-08-29 02:26 | 核 原子力 | Comments(0)