放射性物質、海への流出は東電推定の3倍と試算
2011年 09月 09日
放射性物質、
海への流出は
東電推定の3倍と試算
読売新聞
9月8日(木)20時50分配信より
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、
海に流出した
放射性物質の総量を
1万5000テラ・ベクレル(テラは1兆倍)とする試算を、
日本原子力研究開発機構の小林卓也研究副主幹らがまとめた。
東電が推定した値の3倍以上になっている。
19日から北九州市で始まる日本原子力学会で発表する。
東電は、
高濃度汚染水の流出を
4月1~6日に限定しており、
その間の放射性物質
(ヨウ素131、セシウム134、137)の
量を4700テラ・ベクレルと推定していた。
小林副主幹らは、
原発の取水口付近での放射性物質の濃度をもとに、
海で放射性物質が初めて検出された
3月21日から4月30日までの流出量を逆算した。
推計値をもとに海洋への拡散を模擬計算したところ、
原発の周辺海域での観測値に合っていることも確かめた。
試算では
セシウム134を含めていないため、
総量はより多くなる。
海への流出は
東電推定の3倍と試算
読売新聞
9月8日(木)20時50分配信より
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、
海に流出した
放射性物質の総量を
1万5000テラ・ベクレル(テラは1兆倍)とする試算を、
日本原子力研究開発機構の小林卓也研究副主幹らがまとめた。
東電が推定した値の3倍以上になっている。
19日から北九州市で始まる日本原子力学会で発表する。
東電は、
高濃度汚染水の流出を
4月1~6日に限定しており、
その間の放射性物質
(ヨウ素131、セシウム134、137)の
量を4700テラ・ベクレルと推定していた。
小林副主幹らは、
原発の取水口付近での放射性物質の濃度をもとに、
海で放射性物質が初めて検出された
3月21日から4月30日までの流出量を逆算した。
推計値をもとに海洋への拡散を模擬計算したところ、
原発の周辺海域での観測値に合っていることも確かめた。
試算では
セシウム134を含めていないため、
総量はより多くなる。
by kuroki_kazuya
| 2011-09-09 03:26
| 核 原子力