<中部電力>業績予想を上方修正 最終赤字250億円減
2011年 10月 05日
<中部電力>
業績予想を上方修正
最終赤字250億円減
毎日新聞
10月5日(水)2時13分配信より
中部電力は4日、
12年3月期の連結業績予想を上方修正し、
最終損益の赤字は従来予想より250億円圧縮され、
1150億円になると発表した。
赤字幅の縮小は、
円高の進行で液化天然ガス(LNG)
などの燃料費が軽減されたことが要因だという。
売上高は
従来予想より200億円少ない
2兆4200億円。
営業損失は
従来予想より400億円小さい1300億円に修正した。
前提となる円相場の想定を1ドル=85円から80円に見直した結果、カタールなどから輸入するLNG調達費が330億円圧縮されたことが大きい。水野明久社長は4日の記者会見で「引き続き経費削減を進めて難局を乗り切る」と述べた。
併せて12月~来年2月の電力の需給見通しも発表し、冬の電力の供給予備率は7%前後にとどまり、安定供給の目安とされる8~10%を下回るとの厳しい見通しを説明した。
冬場は暖房需要などで夜間も電力需要が高い傾向があることを踏まえ、12月以降、企業、家庭に節電を求めていく考えを示した。ただ、最大消費電力の水準は夏場に比べて低いため、自動車業界などに今夏求めた操業日変更などの要請は見送る方針という。
【工藤昭久】
業績予想を上方修正
最終赤字250億円減
毎日新聞
10月5日(水)2時13分配信より
中部電力は4日、
12年3月期の連結業績予想を上方修正し、
最終損益の赤字は従来予想より250億円圧縮され、
1150億円になると発表した。
赤字幅の縮小は、
円高の進行で液化天然ガス(LNG)
などの燃料費が軽減されたことが要因だという。
売上高は
従来予想より200億円少ない
2兆4200億円。
営業損失は
従来予想より400億円小さい1300億円に修正した。
前提となる円相場の想定を1ドル=85円から80円に見直した結果、カタールなどから輸入するLNG調達費が330億円圧縮されたことが大きい。水野明久社長は4日の記者会見で「引き続き経費削減を進めて難局を乗り切る」と述べた。
併せて12月~来年2月の電力の需給見通しも発表し、冬の電力の供給予備率は7%前後にとどまり、安定供給の目安とされる8~10%を下回るとの厳しい見通しを説明した。
冬場は暖房需要などで夜間も電力需要が高い傾向があることを踏まえ、12月以降、企業、家庭に節電を求めていく考えを示した。ただ、最大消費電力の水準は夏場に比べて低いため、自動車業界などに今夏求めた操業日変更などの要請は見送る方針という。
【工藤昭久】
by kuroki_kazuya
| 2011-10-05 03:59
| 九電労組