ミサイル原潜で火災、9人負傷=放射性物質「漏れていない」―ロシア
2011年 12月 30日
9人負傷=
放射性物質「漏れていない」―
ロシア
時事通信
12月30日(金)18時56分配信より一部
【モスクワ時事】
ロシア極北ムルマンスク郊外で
29日午後4時(日本時間同9時)ごろ、
ドックで定期修理中の
弾道ミサイル原子力潜水艦
「エカテリンブルク」(排水量約1万2000トン)で
火災が発生した。
ショイグ非常事態相は
30日、まだ完全に鎮火しておらず
「消火作業は継続している」と語った。
また火災により救援隊員2人を含む9人が負傷した
ことを明らかにした。
・・・・
消費者権利保護・福祉監督庁のオニシェンコ長官は、
ドック周辺でセシウムやストロンチウムなどは検出されず
「放射性物質が漏れた可能性はない」と説明した。
火災は
艦体に組まれた木製の足場から出火。
目撃者によると、
ドックから約10メートルの火柱が上がり、
町に煙が立ち込めた。
ムルマンスクはバレンツ海に面し、
ノルウェーやフィンランドとの国境に近い。