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by 幸田 晋

<大飯原発>再稼働は滋賀、京都両知事の理解前提…経産相

<大飯原発>
再稼働は
滋賀、京都両知事の
理解前提…
経産相

毎日新聞
4月2日(月)21時6分配信より一部

 
枝野幸男経済産業相は
2日の参院予算委員会で、

定期検査で停止中の
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)
の再稼働について

「嘉田由紀子滋賀県知事と
山田啓二京都府知事の
理解を得られないと、

地元の一定の理解を得たことにはならない」
と述べ、両知事の理解が必要との認識を示した。





・・・・




 
政府は3日、
野田佳彦首相と枝野氏ら関係3閣僚が
初めて協議する。

ただ、枝野氏は同委員会の答弁で
「専門家の分析評価を精査中で得心を得ていない。
現時点では反対だ」
と述べているほか、

政府が理解を求める「地元」の範囲も議論になっており、
3日の段階で結論は出ない見通し。


 
枝野氏は
「地元」の範囲について
「どこかで線引きをし、
ここの内側さえオーケーなら大丈夫とか、
この外側は関係ないとすべきではない」と指摘。

「原発により近く地形や天候などで
(事故の)影響を受ける可能性の高い地域は、
『地元』の要素が強い」と強調し、

滋賀県や京都府は
「(大飯原発で)事故が起こった場合に
影響を受ける可能性が高い」
との認識を示した。


 
ただ、枝野氏は
「(地元の)同意という言葉は使っていない」とも説明し、

政府は
地元の「理解」は求めるが、
手続き上は「同意」は必要ないとの認識を示した。

いずれも福島瑞穂氏(社民)への答弁。

【笈田直樹】

 
★山田啓二・京都府知事の話 

福島第1原発事故で対策が必要な範囲は大きく拡大した。

地域住民に説明するのは当然で、
住民理解があって初めて原発が存在する。
再稼働は今の段階でゴーとは言えない。

 

★嘉田由紀子・滋賀県知事の話 

地元の範ちゅうに入れていただいたのは一歩前進。

だが『理解』がどういう意味なのか、
もう一歩突き詰めて聞かせてほしい。

1450万人の水源の琵琶湖を預かる知事として、
事前同意を求める責務がある。

by kuroki_kazuya | 2012-04-03 04:55 | 核 原子力