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by 幸田 晋

地元経済へのしわ寄せも “蚊帳の外”で翻弄され続け 大飯原発再稼働

地元経済へのしわ寄せも 
“蚊帳の外”で
翻弄され続け 

大飯原発再稼働

産経新聞
4月14日(土)22時28分配信より一部

 
「今更来てもらっても遅い」。
14日、

関西電力大飯原発3、4号機の

再稼働要請で

福井入りした枝野幸男経済産業相に対し、

地元・おおい町からは

冷ややかな声が聞かれた



原発の長期停止に伴って

経済へのしわ寄せも出始めている地元。

野田佳彦首相らによる

安全性の確認と再稼働の容認には歓迎の姿勢だが、

数十年にわたり

原発とともに生きてきた地元住民たちは

揺れ続けた政府の対応に翻弄され、

“蚊帳の外”に置かれたとの思いも強い。



 ■閑散とした旅館街

大飯原発3、4号機が

立地する福井県おおい町大島地区。

原発作業員らが利用する旅館街は閑散としていた。




・・・・




 
関西電力の

全11基が集中する

“原発銀座”の若狭湾。

そのうち4基を抱える

おおい町で

原発の営業運転が始まったのは

昭和54年3月。

相次ぐ建設でかつて70軒を超えた旅館数は、

いまや50軒前後。

原発の停止がさらに長引けば減少にも拍車がかかる。






・・・・






 ■埋没への危機感

枝野経産相から

14日夕、

福井県庁で

再稼働への協力要請を受けた

おおい町の時岡忍町長は

「国が住民説明会で原発の意義、

必要性をわかりやすく伝えてほしい」

などと注文をつけたが、

その後の記者団からの質問には

「熱意は伝わった」と枝野経産相の説明を評価した。



ただ、

地元住民の多くは

高まり続ける京都府や滋賀県の慎重論、

とりわけ注目度の高い

橋下徹大阪市長の「脱原発依存」に向けた動きに

不満を隠さない。



 
「これまでさんざん原発エネルギーで恩恵を受けてきたのに、

福島第1原発事故後は

急に不必要だと叫ぶ。

反対論をぶちあげるならもっと前からやってくれよ」。

原発誘致で町を二分する

激しい論争を繰り広げながらも

国の原発政策に協力し、

関西経済への

エネルギー供給基地の役割を担ってきた

おおい町。

町議の1人は

住民の間に滞留する不満をこう代弁した。



 
枝野経産相の

福井入りで

再稼働が視野に入ってきた大飯原発3、4号機。

ただ、

原発が稼働しようがしまいが、

不測の事態が起これば

真っ先に被害を受けるのは地元住民に変わりない。



 
「立地自治体にとっては

稼働停止が安全確保の要件にはならない」。

3月の町議会で

全会一致で採択した決議文の

中に明記された文言だ。



 
「原発とともに生きる

地元住民の声が

無責任な議論の中で埋没してしまうことが一番怖い」


 
ベテラン町議はこう漏らした。
by kuroki_kazuya | 2012-04-15 04:56 | 核 原子力 | Comments(0)