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by 幸田 晋

<東電会長>苦肉の暫定人事 経営者の拒否相次ぎ…下河辺氏

<東電会長>
苦肉の暫定人事 

経営者の拒否相次ぎ…
下河辺氏

毎日新聞
4月19日(木)1時7分配信より一部

 
政府が、
東京電力の新しい会長に

原子力損害賠償支援機構の
下河辺和彦運営委員長を
起用する方針を固めたのは、

民間の大物企業経営者に
相次いで就任を断られたためだ。


弁護士の下河辺氏には
企業経営の経験はなく、

野党からは
「資本注入で血税を投入する企業のトップに
経営経験がなくていいのか」と問題視する声が出ている。

「新生東電」は厳しい船出を強いられそうだ。



 

・・・・




 
一時は
会長空席も取りざたされたが、

それでは東電改革を契機にした
電力システム改革が頓挫しかねない。

このため政府は、昨年5月以降、

一貫して東電改革に関与してきた
下河辺氏を暫定的な会長に据える
「苦肉の策」に打って出た。



 

・・・・




 
東電は今夏、
家庭用料金の値上げに踏み切る予定だが、

経営は難題だらけ。

総合特別事業計画に盛り込んだ
収支計画は
来年度中の柏崎刈羽原発の再稼働が前提だが、
見通せない状況だ。

東電の将来像が見えない状況では、
着実な被災者支援の道筋も描けない。

原発の国有化や
東電の新旧分離論もくすぶっており、

下河辺氏はそれまでの「つなぎ」となる見通しだ。

【三沢耕平、宮島寛】
by kuroki_kazuya | 2012-04-20 04:46 | 九電労組