<チェルノブイリ>事故から26年 新シェルター建設始まる
2012年 04月 27日
事故から26年
新シェルター
建設始まる
毎日新聞
4月26日(木)21時35分配信より一部
【モスクワ大前仁】
史上最悪の放射能漏れを起こした
旧ソ連・ウクライナの
チェルノブイリ原発事故から
26日で
26年を迎え、
爆発を起こした4号機を
覆う新たなシェルターの建設作業が始まった。
建設費用は
10億ユーロ(約1070億円)以上。
15年中の完成を目指す。
現在のシェルター(通称「石棺」)は
事故後に突貫工事で建てられたが、
亀裂から放射能が漏れるなど
老朽化が進んでいる。
新シェルターは
長さ150メートル、
幅257メートル、
高さ105メートルで、
アーチ型の構造。
耐久年数は約100年で、
その間にロボットなどを使い、
4号機の廃炉を進める。
4号機付近は
放射線量が高いことから、
周辺で
新シェルターの建設を進め、
最終段階で移動させて、
現在の建物ごと覆う工法を採る。
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