<東電>人件費など査定開始…経産省専門委
2012年 05月 30日
<東電>
人件費など査定開始…
経産省専門委
毎日新聞
5月29日(火)21時35分配信より一部
東京電力の
家庭向け電気料金値上げを
審査する経済産業省の
「電気料金審査専門委員会」
(委員長・安念潤司中央大法科大学院教授)の
第3回会合が29日開かれ、
料金の原価となる人件費などの査定を始めた。
東電が今冬の賞与(ボーナス)
147億円分を
人件費に計上していることについて、
委員からは
「公的資金が投入される企業をどう見るかが論点」
と指摘があり、
今後の値上げ幅圧縮に向けて精査する見通しとなった。
東電は
11年夏と冬のボーナスは
前年比50%減とし、
1兆円の公的資金投入が決まった今夏は
支給を見送った。
しかし今冬分のボーナスとして
147億円、
13~14年度は
各290億円強を見込んだ。
東電によると、
ボーナスを含めた
社員の平均年収は556万円。
これは、
他の業種を含めた
従業員1000人以上の企業の平均年収(543万円)
と同等と主張している。
これに対し、
今までの委員会では
「他の企業と同じくらいでは、
実質的に破綻している企業としては
あまりにもカット幅が小さい」
と指摘が出ていた。
・・・・
料金原価ではこのほか、
福島第1原発の原子炉の
冷却機能維持のための費用を含めたことに
一部委員から異論もあり、
引き続き協議する方針だ。
【小倉祥徳】
人件費など査定開始…
経産省専門委
毎日新聞
5月29日(火)21時35分配信より一部
東京電力の
家庭向け電気料金値上げを
審査する経済産業省の
「電気料金審査専門委員会」
(委員長・安念潤司中央大法科大学院教授)の
第3回会合が29日開かれ、
料金の原価となる人件費などの査定を始めた。
東電が今冬の賞与(ボーナス)
147億円分を
人件費に計上していることについて、
委員からは
「公的資金が投入される企業をどう見るかが論点」
と指摘があり、
今後の値上げ幅圧縮に向けて精査する見通しとなった。
東電は
11年夏と冬のボーナスは
前年比50%減とし、
1兆円の公的資金投入が決まった今夏は
支給を見送った。
しかし今冬分のボーナスとして
147億円、
13~14年度は
各290億円強を見込んだ。
東電によると、
ボーナスを含めた
社員の平均年収は556万円。
これは、
他の業種を含めた
従業員1000人以上の企業の平均年収(543万円)
と同等と主張している。
これに対し、
今までの委員会では
「他の企業と同じくらいでは、
実質的に破綻している企業としては
あまりにもカット幅が小さい」
と指摘が出ていた。
・・・・
料金原価ではこのほか、
福島第1原発の原子炉の
冷却機能維持のための費用を含めたことに
一部委員から異論もあり、
引き続き協議する方針だ。
【小倉祥徳】
by kuroki_kazuya
| 2012-05-30 04:49
| 九電労組