スキーにはまっています。


by 幸田 晋

全く無駄な実験。市長の勇み足隠蔽は許されぬ。焼却灰の袋詰め作業。

全く無駄な実験。

市長の勇み足隠蔽は許されぬ。
焼却灰の袋詰め作業。


ブログ「ここでトヨさん出番です!」
2012-07-25 20:04 より転載


「災害廃棄物の広域処理は、これ以上は不要」。

6月29日・環境大臣 細野 豪志。

全国の知事。市長宛に出されたこの公文書を

田上富久長崎市長が知らない筈は無い。

ところが驚いた事に、この文書を無視して、

「焼却灰埋め立て後の
浸出汚水から出るセシュームによる
海洋や環境被害を防止するための単なるアイデア」を
長崎県が示したところ、

これに飛びついて、
おためごかしに「長崎市の一般廃棄物可燃ごみ焼却灰」を
袋詰めして積み上げる公開実験を行なった。

マスコミを総動員したこのような手段は、
長崎市税の無駄使いによるパフォーマンスに他ならない。


改めて言うまでもなく、環境大臣による公文書の内容は、

「岩手県の可燃物、木くずば既に実施中の自治体の協力で処理可能であり、

宮城県も仮設焼却炉の処理能力が発揮され、

ある程度まとまった処理が可能な施設での受け入れで充分である」。

つまり、
今後は別の自治体の協力無しに処理の見通しがついた。
と言うものである。


何故に田上市長は
見え透いた事を仰々しく実施するのだろうか。

その狙いは明白である。

何の裏付けもなく、
放射能疑惑がある被災がれき受け入れに、

被爆地長崎がいち早く手を上げ、
向こう受けを狙った勇み足を、
大村市や諫早市のように、

「やはり無理でした」と修正する「勇気」も恥であり、

時間稼ぎをしているに過ぎない。




7月20日の「作業工程実験の公開」なる

市議会議員への案内書を見て、

環境部長に会い

「無駄な仕事に税金と労力を費やすべきではない。

オリンピック誘致事件と同じような失敗を重ねてはならぬ。

もし、強行するなら、

少額と言えども、住民監査請求を覚悟しなければならないよ!」

と警告しておいた。



軽すぎた市長発言を、

税金を使ってフォローする愚は許されない。

マスコミ各社の沈黙も私には解らない。


長崎市議会議員 井原東洋一

by kuroki_kazuya | 2012-07-26 04:56 | 核 原子力