水素爆発「聞かれたら否定」=「国民騒がせる」東電会長―情報開示、消極浮き彫り
2012年 08月 10日
水素爆発「聞かれたら否定」=
「国民騒がせる」東電会長―
情報開示、消極浮き彫り
時事通信
8月9日(木)18時16分配信より一部
東京電力福島第1原発事故で、
東電の勝俣恒久会長(当時、以下同)が
3号機が水素爆発する可能性を指摘されながら、
「国民を騒がせるのがいいかどうか。
社長会見で聞かれたら否定する」
と発言していたことが
9日、東電のテレビ会議の映像で分かった。
混乱を理由に情報開示を回避する発言は
他の幹部にも見られ、
改めて東電の消極姿勢が浮き彫りになった。
映像によると、
昨年3月13日夜、
武黒一郎フェローから本社の勝俣会長に電話があった。
勝俣会長は
3号機原子炉の爆発を防ぐため、
格納容器の蒸気を外部に放出する「ベント」について
楽観的な見通しを語った。
その後、武黒フェローが水素爆発の懸念を伝えたとみられるやりとりがあり、
勝俣会長は「水素の問題? それは確率的には非常に少ないと思うよ」などと発言。
「国民を騒がせるのがいいかどうかの判断だけど。
社長会見で聞かれたらそれは否定するよ」と述べた。
3号機原子炉建屋は
翌14日午前、水素爆発した。
・・・・
「国民騒がせる」東電会長―
情報開示、消極浮き彫り
時事通信
8月9日(木)18時16分配信より一部
東京電力福島第1原発事故で、
東電の勝俣恒久会長(当時、以下同)が
3号機が水素爆発する可能性を指摘されながら、
「国民を騒がせるのがいいかどうか。
社長会見で聞かれたら否定する」
と発言していたことが
9日、東電のテレビ会議の映像で分かった。
混乱を理由に情報開示を回避する発言は
他の幹部にも見られ、
改めて東電の消極姿勢が浮き彫りになった。
映像によると、
昨年3月13日夜、
武黒一郎フェローから本社の勝俣会長に電話があった。
勝俣会長は
3号機原子炉の爆発を防ぐため、
格納容器の蒸気を外部に放出する「ベント」について
楽観的な見通しを語った。
その後、武黒フェローが水素爆発の懸念を伝えたとみられるやりとりがあり、
勝俣会長は「水素の問題? それは確率的には非常に少ないと思うよ」などと発言。
「国民を騒がせるのがいいかどうかの判断だけど。
社長会見で聞かれたらそれは否定するよ」と述べた。
3号機原子炉建屋は
翌14日午前、水素爆発した。
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by kuroki_kazuya
| 2012-08-10 05:18
| 九電労組