<オスプレイ>沖縄配備、賛成ゼロ…全国知事調査
2012年 08月 16日
沖縄配備、賛成ゼロ…
全国知事調査
毎日新聞
8月15日(水)2時33分配信より一部
米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)配備などについて、
毎日新聞は
全国47都道府県知事にアンケートを実施した。
普天間配備や全国7ルートで予想される
低空飛行訓練に「賛成」と答えた知事はおらず、
9県の知事が
沖縄配備に反対、
低空飛行訓練には
15県の知事が反対した。
賛否の判断を避けた知事の多くも安全性への懸念を示した。
オスプレイの運用については
日米合同委員会で協議中だが、
安全性を巡る地方自治体の強い疑念が改めて浮き彫りになった。
◇低空飛行訓練15人反対
オスプレイは
7月に山口県岩国市の米軍岩国基地に陸揚げされ、
米軍は10月にも配備先の普天間飛行場で本格運用する方針。
普天間配備に「反対」と答えたのは
配備先の沖縄、
陸揚げ先の岩国基地を抱える山口
をはじめ、
岩手、和歌山、岡山、広島、愛媛、徳島、高知の9県。
8知事が安全性への疑念を反対理由に挙げた。
38都道府県は「どちらでもない」か「国防や外交に関わること」などとして無回答だったが、多くが政府による国民への十分な説明がないことを指摘した。
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過去、米軍機の墜落事故が2件発生した
高知の尾崎正直知事は
「県民は恐怖感と強い不安感を持っており、容認できない」と反発した。
全国知事会は7月、
「安全性が確認できていない状況で受け入れることはできない」
との緊急決議を採択しており、
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【まとめ・福永方人、金秀蓮】